医療用医薬品 : バクタ

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3. 組成・性状


3.1 組成

バクタ配合錠

販売名バクタ配合錠
有効成分1錠中
スルファメトキサゾール 400mg
トリメトプリム 80mg
添加剤カルメロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム

バクタミニ配合錠

販売名バクタミニ配合錠
有効成分1錠中
スルファメトキサゾール 100mg
トリメトプリム 20mg
添加剤カルメロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、スクラロース、ステアリン酸マグネシウム

バクタ配合顆粒

販売名バクタ配合顆粒
有効成分1g中
スルファメトキサゾール 400mg
トリメトプリム 80mg
添加剤ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースカルシウム、トウモロコシデンプン、白糖、含水二酸化ケイ素

3.2 製剤の性状

バクタ配合錠

販売名バクタ配合錠
性状・剤形白色の円形の素錠である。
外形表面 
裏面 
側面 
大きさ直径 約11.0mm
厚さ 約5.1mm
質量約0.50g
識別コード780

【色】
白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

バクタミニ配合錠

販売名バクタミニ配合錠
性状・剤形白色の円形の素錠である。
外形表面 
裏面 
側面 
大きさ直径 約6.0mm
厚さ 約4.4mm
質量約0.13g
識別コード779:100 20

【色】
白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

バクタ配合顆粒

販売名バクタ配合顆粒
性状・剤形白色〜微褐色を帯びた白色の顆粒剤である。

【色】
白色〜帯微かっ白色
【剤形】
/顆粒剤/内用


規格単位毎の明細 (バクタ配合錠)

販売名和名 : バクタ配合錠

規格単位 : 1錠

欧文商標名 : BAKTAR Combination Tablets

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87629

承認番号 : 22100AMX00813000

販売開始年月 : 1976年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 瓶−3年PTP−5年

3.組成・性状

3.1 組成

バクタ配合錠

販売名バクタ配合錠
有効成分1錠中
スルファメトキサゾール 400mg
トリメトプリム 80mg
添加剤カルメロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : カルメロースカルシウム

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

バクタ配合錠

販売名バクタ配合錠
性状・剤形白色の円形の素錠である。
外形表面 
裏面 
側面 
大きさ直径 約11.0mm
厚さ 約5.1mm
質量約0.50g
識別コード780

【色】
白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

識別コード : @780

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

○一般感染症

<適応菌種>

スルファメトキサゾール/トリメトプリムに感性の腸球菌属、大腸菌、赤痢菌、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、インフルエンザ菌

<適応症>

肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染

複雑性膀胱炎、腎盂腎炎

感染性腸炎、腸チフス、パラチフス

○ニューモシスチス肺炎の治療及び発症抑制

<適応菌種>

ニューモシスチス・イロベチー

<適応症>

ニューモシスチス肺炎、ニューモシスチス肺炎の発症抑制

6.用法・用量

バクタ配合錠

<一般感染症>

通常、成人には以下の1日量を2回に分割し、経口投与する。
ただし、年齢、症状に応じて適宜増減する。

 配合錠
1日量4錠

<ニューモシスチス肺炎の治療及び発症抑制>

(1)治療に用いる場合

通常、以下の1日量を3〜4回に分割し、経口投与する。
ただし、年齢、症状に応じて適宜増減する。

 配合錠
1日量成人9〜12錠
小児トリメトプリムとして15〜20mg/kg

(2)発症抑制に用いる場合

通常、以下の1日量を連日又は週3日経口投与する。

 配合錠
1日量と回数成人1〜2錠を1回
小児トリメトプリムとして4〜8mg/kgを2回に分割

5.効能・効果に関連する注意

<効能共通>

5.1 他剤耐性菌による上記適応症において、他剤が無効又は使用できない場合に投与すること。

<感染性腸炎>

5.2 「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

<ニューモシスチス肺炎の発症抑制>

5.3 ニューモシスチス肺炎の発症リスクを有する患者(免疫抑制剤が投与されている患者、免疫抑制状態の患者、ニューモシスチス肺炎の既往歴がある患者等)を対象とすること。

7.用法・用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 腎障害のある患者には、下表を目安に投与量を調節し、慎重に投与すること。[9.2参照]

Ccrを指標とした用量調節の目安2)3)

Ccr(mL/min)推奨用量
30<Ccr通常用量
15≦Ccr≦30通常の1/2量
Ccr<15投与しないことが望ましい
Ccr:クレアチニンクリアランス

<ニューモシスチス肺炎>

7.2 小児の用法・用量については、国内外の各種ガイドライン等、最新の情報を参考にして投与すること。

規格単位毎の明細 (バクタミニ配合錠)

販売名和名 : バクタミニ配合錠

規格単位 : 1錠

欧文商標名 : BAKTAR mini Combination Tablets

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87629

承認番号 : 30300AMX00321000

販売開始年月 : 2021年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 瓶−3年

3.組成・性状

3.1 組成

バクタミニ配合錠

販売名バクタミニ配合錠
有効成分1錠中
スルファメトキサゾール 100mg
トリメトプリム 20mg
添加剤カルメロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、スクラロース、ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : カルメロースカルシウム

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : スクラロース

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

バクタミニ配合錠

販売名バクタミニ配合錠
性状・剤形白色の円形の素錠である。
外形表面 
裏面 
側面 
大きさ直径 約6.0mm
厚さ 約4.4mm
質量約0.13g
識別コード779:100 20

【色】
白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

識別コード : @779

識別コード : 100 20

識別コード : @779:100 20

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

○一般感染症

<適応菌種>

スルファメトキサゾール/トリメトプリムに感性の腸球菌属、大腸菌、赤痢菌、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、インフルエンザ菌

<適応症>

肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染

複雑性膀胱炎、腎盂腎炎

感染性腸炎、腸チフス、パラチフス

○ニューモシスチス肺炎の治療及び発症抑制

<適応菌種>

ニューモシスチス・イロベチー

<適応症>

ニューモシスチス肺炎、ニューモシスチス肺炎の発症抑制

6.用法・用量

バクタミニ配合錠

<一般感染症>

通常、成人には以下の1日量を2回に分割し、経口投与する。
ただし、年齢、症状に応じて適宜増減する。

 ミニ配合錠
1日量16錠

<ニューモシスチス肺炎の治療及び発症抑制>

(1)治療に用いる場合

通常、以下の1日量を3〜4回に分割し、経口投与する。
ただし、年齢、症状に応じて適宜増減する。

 ミニ配合錠
1日量成人36〜48錠
小児トリメトプリムとして15〜20mg/kg

(2)発症抑制に用いる場合

通常、以下の1日量を連日又は週3日経口投与する。

 ミニ配合錠
1日量と回数成人4〜8錠を1回
小児トリメトプリムとして4〜8mg/kgを2回に分割

5.効能・効果に関連する注意

<効能共通>

5.1 他剤耐性菌による上記適応症において、他剤が無効又は使用できない場合に投与すること。

<感染性腸炎>

5.2 「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

<ニューモシスチス肺炎の発症抑制>

5.3 ニューモシスチス肺炎の発症リスクを有する患者(免疫抑制剤が投与されている患者、免疫抑制状態の患者、ニューモシスチス肺炎の既往歴がある患者等)を対象とすること。

7.用法・用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 腎障害のある患者には、下表を目安に投与量を調節し、慎重に投与すること。[9.2参照]

Ccrを指標とした用量調節の目安2)3)

Ccr(mL/min)推奨用量
30<Ccr通常用量
15≦Ccr≦30通常の1/2量
Ccr<15投与しないことが望ましい
Ccr:クレアチニンクリアランス

<ニューモシスチス肺炎>

7.2 小児の用法・用量については、国内外の各種ガイドライン等、最新の情報を参考にして投与すること。

規格単位毎の明細 (バクタ配合顆粒)

販売名和名 : バクタ配合顆粒

規格単位 : 1g

欧文商標名 : BAKTAR Combination Granules

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87629

承認番号 : 22100AMX00812000

販売開始年月 : 1981年9月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 瓶−3年SP−5年

3.組成・性状

3.1 組成

バクタ配合顆粒

販売名バクタ配合顆粒
有効成分1g中
スルファメトキサゾール 400mg
トリメトプリム 80mg
添加剤ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースカルシウム、トウモロコシデンプン、白糖、含水二酸化ケイ素

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : カルメロースカルシウム

添加剤 : トウモロコシデンプン

添加剤 : 白糖

添加剤 : 含水二酸化ケイ素

3.2 製剤の性状

バクタ配合顆粒

販売名バクタ配合顆粒
性状・剤形白色〜微褐色を帯びた白色の顆粒剤である。

【色】
白色〜帯微かっ白色
【剤形】
/顆粒剤/内用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

○一般感染症

<適応菌種>

スルファメトキサゾール/トリメトプリムに感性の腸球菌属、大腸菌、赤痢菌、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、インフルエンザ菌

<適応症>

肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染

複雑性膀胱炎、腎盂腎炎

感染性腸炎、腸チフス、パラチフス

○ニューモシスチス肺炎の治療及び発症抑制

<適応菌種>

ニューモシスチス・イロベチー

<適応症>

ニューモシスチス肺炎、ニューモシスチス肺炎の発症抑制

6.用法・用量

バクタ配合顆粒

<一般感染症>

通常、成人には以下の1日量を2回に分割し、経口投与する。
ただし、年齢、症状に応じて適宜増減する。

 配合顆粒
1日量4g

<ニューモシスチス肺炎の治療及び発症抑制>

(1)治療に用いる場合

通常、以下の1日量を3〜4回に分割し、経口投与する。
ただし、年齢、症状に応じて適宜増減する。

 配合顆粒
1日量成人9〜12g
小児トリメトプリムとして15〜20mg/kg

(2)発症抑制に用いる場合

通常、以下の1日量を連日又は週3日経口投与する。

 配合顆粒
1日量と回数成人1〜2gを1回
小児トリメトプリムとして4〜8mg/kgを2回に分割

5.効能・効果に関連する注意

<効能共通>

5.1 他剤耐性菌による上記適応症において、他剤が無効又は使用できない場合に投与すること。

<感染性腸炎>

5.2 「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

<ニューモシスチス肺炎の発症抑制>

5.3 ニューモシスチス肺炎の発症リスクを有する患者(免疫抑制剤が投与されている患者、免疫抑制状態の患者、ニューモシスチス肺炎の既往歴がある患者等)を対象とすること。

7.用法・用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 腎障害のある患者には、下表を目安に投与量を調節し、慎重に投与すること。[9.2参照]

Ccrを指標とした用量調節の目安2)3)

Ccr(mL/min)推奨用量
30<Ccr通常用量
15≦Ccr≦30通常の1/2量
Ccr<15投与しないことが望ましい
Ccr:クレアチニンクリアランス

<ニューモシスチス肺炎>

7.2 小児の用法・用量については、国内外の各種ガイドライン等、最新の情報を参考にして投与すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2024/05/22 版