医療用医薬品 : レボカルニチン

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名有効成分添加剤
レボカルニチンFF静注1000mgシリンジ「ニプロ」1シリンジ(5mL)中
レボカルニチン 1000mg
1シリンジ(5mL)中
塩酸 適量
水酸化ナトリウム 適量

3.2 製剤の性状

販売名pH浸透圧比性状
レボカルニチンFF静注1000mgシリンジ「ニプロ」6.0〜6.5約7(生理食塩液に対する比)無色〜微黄色澄明の液

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (レボカルニチンFF静注1000mgシリンジ「ニプロ」)

販売名和名 : レボカルニチンFF静注1000mgシリンジ「ニプロ」

規格単位 : 1,000mg5mL1筒

欧文商標名 : Levocarnitine FF Intravenous Syringes

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 873999

承認番号 : 30400AMX00123

販売開始年月 : 2022年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名有効成分添加剤
レボカルニチンFF静注1000mgシリンジ「ニプロ」1シリンジ(5mL)中
レボカルニチン 1000mg
1シリンジ(5mL)中
塩酸 適量
水酸化ナトリウム 適量

添加剤 : 塩酸

添加剤 : 水酸化ナトリウム

3.2 製剤の性状

販売名pH浸透圧比性状
レボカルニチンFF静注1000mgシリンジ「ニプロ」6.0〜6.5約7(生理食塩液に対する比)無色〜微黄色澄明の液

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

カルニチン欠乏症

6.用法・用量

通常、レボカルニチンとして1回体重1kgあたり50mgを3〜6時間ごとに、緩徐に静注(2〜3分)又は点滴静注する。なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1日の最大投与量は体重1kgあたり300mgとする。

血液透析に伴うカルニチン欠乏症に対しては、通常、レボカルニチンとして体重1kgあたり10〜20mgを透析終了時に、透析回路静脈側に注入(静注)する。なお、患者の状態に応じて適宜増減する。

5.効能・効果に関連する注意

5.1 本剤は、臨床症状・検査所見からカルニチン欠乏症と診断された場合あるいはカルニチン欠乏症が発症する可能性が極めて高い状態である場合にのみ投与すること。

5.2 本剤の投与に際しては、原則として、カルニチンの欠乏状態の検査に加え、カルニチン欠乏の原因となる原疾患を特定すること。

7.用法・用量に関連する注意

本剤の投与に際しては、臨床症状の改善の程度と副作用の発現の程度及び定期的な臨床検査、バイタルサイン、カルニチンの欠乏状態等から投与量を総合的に判断すること。また、増量する場合には慎重に判断し、漫然と投与を継続しないこと。[8.参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版