医療用医薬品 : レフィキシア

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3. 組成・性状


3.1 組成

レフィキシア静注用500

本剤は薬剤バイアルと専用溶解用液(L-ヒスチジン溶液)プレフィルドシリンジからなる。

1バイアル中

製剤レフィキシア静注用
500
有効成分ノナコグ ベータ ペゴル(遺伝子組換え)500IU
添加剤L-ヒスチジン6.20mg
精製白糖40mg
ポリソルベート800.20mg
塩化ナトリウム9.36mg
D-マンニトール100mg
水酸化ナトリウム適量
塩酸適量
専用溶解用液(1シリンジ中)L-ヒスチジン6.20mg
注射用水適量
全量4mL
IU:国際単位

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程のアフィニティークロマトグラフィーでチャイニーズハムスター卵巣細胞由来のモノクローナル抗体を使用している。

レフィキシア静注用1000

本剤は薬剤バイアルと専用溶解用液(L-ヒスチジン溶液)プレフィルドシリンジからなる。

1バイアル中

製剤レフィキシア静注用
1000
有効成分ノナコグ ベータ ペゴル(遺伝子組換え)1000IU
添加剤L-ヒスチジン6.20mg
精製白糖40mg
ポリソルベート800.20mg
塩化ナトリウム9.36mg
D-マンニトール100mg
水酸化ナトリウム適量
塩酸適量
専用溶解用液(1シリンジ中)L-ヒスチジン6.20mg
注射用水適量
全量4mL
IU:国際単位

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程のアフィニティークロマトグラフィーでチャイニーズハムスター卵巣細胞由来のモノクローナル抗体を使用している。

レフィキシア静注用2000

本剤は薬剤バイアルと専用溶解用液(L-ヒスチジン溶液)プレフィルドシリンジからなる。

1バイアル中

製剤レフィキシア静注用
2000
有効成分ノナコグ ベータ ペゴル(遺伝子組換え)2000IU
添加剤L-ヒスチジン6.20mg
精製白糖40mg
ポリソルベート800.20mg
塩化ナトリウム9.36mg
D-マンニトール100mg
水酸化ナトリウム適量
塩酸適量
専用溶解用液(1シリンジ中)L-ヒスチジン6.20mg
注射用水適量
全量4mL
IU:国際単位

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程のアフィニティークロマトグラフィーでチャイニーズハムスター卵巣細胞由来のモノクローナル抗体を使用している。

レフィキシア静注用3000

本剤は薬剤バイアルと専用溶解用液(L-ヒスチジン溶液)プレフィルドシリンジからなる。

1バイアル中

製剤レフィキシア静注用
3000
有効成分ノナコグ ベータ ペゴル(遺伝子組換え)3000IU
添加剤L-ヒスチジン6.20mg
精製白糖40mg
ポリソルベート800.20mg
塩化ナトリウム9.36mg
D-マンニトール100mg
水酸化ナトリウム適量
塩酸適量
専用溶解用液(1シリンジ中)L-ヒスチジン6.20mg
注射用水適量
全量4mL
IU:国際単位

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程のアフィニティークロマトグラフィーでチャイニーズハムスター卵巣細胞由来のモノクローナル抗体を使用している。

3.2 製剤の性状

レフィキシア静注用500

性状・剤形本剤は凍結乾燥した白色の塊である。本剤は用時溶解して用いる注射剤である。
pH(専用溶解用液で溶解時)6.4
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約1

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
/液剤/注射

レフィキシア静注用1000

性状・剤形本剤は凍結乾燥した白色の塊である。本剤は用時溶解して用いる注射剤である。
pH(専用溶解用液で溶解時)6.4
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約1

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
/液剤/注射

レフィキシア静注用2000

性状・剤形本剤は凍結乾燥した白色の塊である。本剤は用時溶解して用いる注射剤である。
pH(専用溶解用液で溶解時)6.4
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約1

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
/液剤/注射

レフィキシア静注用3000

性状・剤形本剤は凍結乾燥した白色の塊である。本剤は用時溶解して用いる注射剤である。
pH(専用溶解用液で溶解時)6.4
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約1

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (レフィキシア静注用500)

販売名和名 : レフィキシア静注用500

規格単位 : 500国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Refixia for i.v.injections

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876343

承認番号 : 23000AMX00477000

販売開始年月 : 2018年11月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 24カ月

3.組成・性状

3.1 組成

レフィキシア静注用500

本剤は薬剤バイアルと専用溶解用液(L-ヒスチジン溶液)プレフィルドシリンジからなる。

1バイアル中

製剤レフィキシア静注用
500
有効成分ノナコグ ベータ ペゴル(遺伝子組換え)500IU
添加剤L-ヒスチジン6.20mg
精製白糖40mg
ポリソルベート800.20mg
塩化ナトリウム9.36mg
D-マンニトール100mg
水酸化ナトリウム適量
塩酸適量
専用溶解用液(1シリンジ中)L-ヒスチジン6.20mg
注射用水適量
全量4mL
IU:国際単位

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程のアフィニティークロマトグラフィーでチャイニーズハムスター卵巣細胞由来のモノクローナル抗体を使用している。

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : ポリソルベート80

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 水酸化ナトリウム

添加剤 : 塩酸

3.2 製剤の性状

レフィキシア静注用500

性状・剤形本剤は凍結乾燥した白色の塊である。本剤は用時溶解して用いる注射剤である。
pH(専用溶解用液で溶解時)6.4
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約1

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第IX因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の専用溶解用液全量で溶解し、下記のとおり、4mL/分を超えない速度で緩徐に静脈内に注射する。

 用法・用量
出血時の投与軽度から中等度40IU/kgを投与する。患者の状態に応じて、1回40IU/kgの追加投与ができる。
重度又は生命を脅かす出血80IU/kgを投与する。
手術時の投与小手術術前に40IU/kgを投与する。
大手術術前に80IU/kgを投与するが、手術中の血中の血液凝固第IX因子活性が約100%(1IU/mL)に維持されるように必要に応じて調整する。
術後は、血中の血液凝固第IX因子活性の目標値に応じて、術前投与の24〜48時間後に40IU/kgを投与する。術後最初の7日間は、血中の血液凝固第IX因子活性が約50%(0.5IU/mL)を維持するように投与する。
定期的な投与40IU/kgを週1回投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 出血の程度は以下の例を指標として判断すること。

・軽度から中等度の出血

合併症を伴わない関節内出血、筋肉内出血、口腔内出血又は血腫

・重度又は生命を脅かす出血

腸腰筋内出血、多量の筋肉内出血、咽頭内出血、後腹膜出血、咽後出血、中枢神経系出血

7.2 重度又は生命を脅かす出血に対する追加投与を行う場合は、患者の状態に応じて、医師の判断により行うこと。

7.3 24時間の最大投与量は200IU/kgとし、1時間以上の間隔をあけて投与すること。出血時又は手術時の投与においては、1回当たりの最大投与量は80IU/kgとすること。

規格単位毎の明細 (レフィキシア静注用1000)

販売名和名 : レフィキシア静注用1000

規格単位 : 1,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Refixia for i.v.injections

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876343

承認番号 : 23000AMX00478000

販売開始年月 : 2018年11月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 24カ月

3.組成・性状

3.1 組成

レフィキシア静注用1000

本剤は薬剤バイアルと専用溶解用液(L-ヒスチジン溶液)プレフィルドシリンジからなる。

1バイアル中

製剤レフィキシア静注用
1000
有効成分ノナコグ ベータ ペゴル(遺伝子組換え)1000IU
添加剤L-ヒスチジン6.20mg
精製白糖40mg
ポリソルベート800.20mg
塩化ナトリウム9.36mg
D-マンニトール100mg
水酸化ナトリウム適量
塩酸適量
専用溶解用液(1シリンジ中)L-ヒスチジン6.20mg
注射用水適量
全量4mL
IU:国際単位

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程のアフィニティークロマトグラフィーでチャイニーズハムスター卵巣細胞由来のモノクローナル抗体を使用している。

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : ポリソルベート80

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 水酸化ナトリウム

添加剤 : 塩酸

3.2 製剤の性状

レフィキシア静注用1000

性状・剤形本剤は凍結乾燥した白色の塊である。本剤は用時溶解して用いる注射剤である。
pH(専用溶解用液で溶解時)6.4
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約1

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第IX因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の専用溶解用液全量で溶解し、下記のとおり、4mL/分を超えない速度で緩徐に静脈内に注射する。

 用法・用量
出血時の投与軽度から中等度40IU/kgを投与する。患者の状態に応じて、1回40IU/kgの追加投与ができる。
重度又は生命を脅かす出血80IU/kgを投与する。
手術時の投与小手術術前に40IU/kgを投与する。
大手術術前に80IU/kgを投与するが、手術中の血中の血液凝固第IX因子活性が約100%(1IU/mL)に維持されるように必要に応じて調整する。
術後は、血中の血液凝固第IX因子活性の目標値に応じて、術前投与の24〜48時間後に40IU/kgを投与する。術後最初の7日間は、血中の血液凝固第IX因子活性が約50%(0.5IU/mL)を維持するように投与する。
定期的な投与40IU/kgを週1回投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 出血の程度は以下の例を指標として判断すること。

・軽度から中等度の出血

合併症を伴わない関節内出血、筋肉内出血、口腔内出血又は血腫

・重度又は生命を脅かす出血

腸腰筋内出血、多量の筋肉内出血、咽頭内出血、後腹膜出血、咽後出血、中枢神経系出血

7.2 重度又は生命を脅かす出血に対する追加投与を行う場合は、患者の状態に応じて、医師の判断により行うこと。

7.3 24時間の最大投与量は200IU/kgとし、1時間以上の間隔をあけて投与すること。出血時又は手術時の投与においては、1回当たりの最大投与量は80IU/kgとすること。

規格単位毎の明細 (レフィキシア静注用2000)

販売名和名 : レフィキシア静注用2000

規格単位 : 2,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Refixia for i.v.injections

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876343

承認番号 : 23000AMX00479000

販売開始年月 : 2018年11月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 24カ月

3.組成・性状

3.1 組成

レフィキシア静注用2000

本剤は薬剤バイアルと専用溶解用液(L-ヒスチジン溶液)プレフィルドシリンジからなる。

1バイアル中

製剤レフィキシア静注用
2000
有効成分ノナコグ ベータ ペゴル(遺伝子組換え)2000IU
添加剤L-ヒスチジン6.20mg
精製白糖40mg
ポリソルベート800.20mg
塩化ナトリウム9.36mg
D-マンニトール100mg
水酸化ナトリウム適量
塩酸適量
専用溶解用液(1シリンジ中)L-ヒスチジン6.20mg
注射用水適量
全量4mL
IU:国際単位

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程のアフィニティークロマトグラフィーでチャイニーズハムスター卵巣細胞由来のモノクローナル抗体を使用している。

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : ポリソルベート80

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 水酸化ナトリウム

添加剤 : 塩酸

3.2 製剤の性状

レフィキシア静注用2000

性状・剤形本剤は凍結乾燥した白色の塊である。本剤は用時溶解して用いる注射剤である。
pH(専用溶解用液で溶解時)6.4
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約1

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第IX因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の専用溶解用液全量で溶解し、下記のとおり、4mL/分を超えない速度で緩徐に静脈内に注射する。

 用法・用量
出血時の投与軽度から中等度40IU/kgを投与する。患者の状態に応じて、1回40IU/kgの追加投与ができる。
重度又は生命を脅かす出血80IU/kgを投与する。
手術時の投与小手術術前に40IU/kgを投与する。
大手術術前に80IU/kgを投与するが、手術中の血中の血液凝固第IX因子活性が約100%(1IU/mL)に維持されるように必要に応じて調整する。
術後は、血中の血液凝固第IX因子活性の目標値に応じて、術前投与の24〜48時間後に40IU/kgを投与する。術後最初の7日間は、血中の血液凝固第IX因子活性が約50%(0.5IU/mL)を維持するように投与する。
定期的な投与40IU/kgを週1回投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 出血の程度は以下の例を指標として判断すること。

・軽度から中等度の出血

合併症を伴わない関節内出血、筋肉内出血、口腔内出血又は血腫

・重度又は生命を脅かす出血

腸腰筋内出血、多量の筋肉内出血、咽頭内出血、後腹膜出血、咽後出血、中枢神経系出血

7.2 重度又は生命を脅かす出血に対する追加投与を行う場合は、患者の状態に応じて、医師の判断により行うこと。

7.3 24時間の最大投与量は200IU/kgとし、1時間以上の間隔をあけて投与すること。出血時又は手術時の投与においては、1回当たりの最大投与量は80IU/kgとすること。

規格単位毎の明細 (レフィキシア静注用3000)

販売名和名 : レフィキシア静注用3000

規格単位 :

欧文商標名 : Refixia for i.v.injections

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876343

承認番号 : 30600AMX00103000

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 24カ月

3.組成・性状

3.1 組成

レフィキシア静注用3000

本剤は薬剤バイアルと専用溶解用液(L-ヒスチジン溶液)プレフィルドシリンジからなる。

1バイアル中

製剤レフィキシア静注用
3000
有効成分ノナコグ ベータ ペゴル(遺伝子組換え)3000IU
添加剤L-ヒスチジン6.20mg
精製白糖40mg
ポリソルベート800.20mg
塩化ナトリウム9.36mg
D-マンニトール100mg
水酸化ナトリウム適量
塩酸適量
専用溶解用液(1シリンジ中)L-ヒスチジン6.20mg
注射用水適量
全量4mL
IU:国際単位

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程のアフィニティークロマトグラフィーでチャイニーズハムスター卵巣細胞由来のモノクローナル抗体を使用している。

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : ポリソルベート80

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 水酸化ナトリウム

添加剤 : 塩酸

3.2 製剤の性状

レフィキシア静注用3000

性状・剤形本剤は凍結乾燥した白色の塊である。本剤は用時溶解して用いる注射剤である。
pH(専用溶解用液で溶解時)6.4
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約1

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第IX因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の専用溶解用液全量で溶解し、下記のとおり、4mL/分を超えない速度で緩徐に静脈内に注射する。

 用法・用量
出血時の投与軽度から中等度40IU/kgを投与する。患者の状態に応じて、1回40IU/kgの追加投与ができる。
重度又は生命を脅かす出血80IU/kgを投与する。
手術時の投与小手術術前に40IU/kgを投与する。
大手術術前に80IU/kgを投与するが、手術中の血中の血液凝固第IX因子活性が約100%(1IU/mL)に維持されるように必要に応じて調整する。
術後は、血中の血液凝固第IX因子活性の目標値に応じて、術前投与の24〜48時間後に40IU/kgを投与する。術後最初の7日間は、血中の血液凝固第IX因子活性が約50%(0.5IU/mL)を維持するように投与する。
定期的な投与40IU/kgを週1回投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 出血の程度は以下の例を指標として判断すること。

・軽度から中等度の出血

合併症を伴わない関節内出血、筋肉内出血、口腔内出血又は血腫

・重度又は生命を脅かす出血

腸腰筋内出血、多量の筋肉内出血、咽頭内出血、後腹膜出血、咽後出血、中枢神経系出血

7.2 重度又は生命を脅かす出血に対する追加投与を行う場合は、患者の状態に応じて、医師の判断により行うこと。

7.3 24時間の最大投与量は200IU/kgとし、1時間以上の間隔をあけて投与すること。出血時又は手術時の投与においては、1回当たりの最大投与量は80IU/kgとすること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版