医療用医薬品 : エンレスト

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3. 組成・性状


3.1 組成

エンレスト錠50mg

販売名エンレスト錠50mg
有効成分1錠中サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物 56.551mg(サクビトリルバルサルタンとして 50mg:サクビトリル24.3mg及びバルサルタン25.7mgに相当)
添加剤セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスポビドン、ステアリン酸マグネシウム、タルク、無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポリエチレングリコール、酸化チタン、三二酸化鉄、酸化鉄

エンレスト錠100mg

販売名エンレスト錠100mg
有効成分1錠中サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物 113.103mg(サクビトリルバルサルタンとして 100mg:サクビトリル48.6mg及びバルサルタン51.4mgに相当)
添加剤セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスポビドン、ステアリン酸マグネシウム、タルク、無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポリエチレングリコール、酸化チタン、三二酸化鉄

エンレスト錠200mg

販売名エンレスト錠200mg
有効成分1錠中サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物 226.206mg(サクビトリルバルサルタンとして 200mg:サクビトリル97.2mg及びバルサルタン102.8mgに相当)
添加剤セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスポビドン、ステアリン酸マグネシウム、タルク、無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポリエチレングリコール、酸化チタン、三二酸化鉄、酸化鉄

エンレスト粒状錠小児用12.5mg

販売名エンレスト粒状錠小児用12.5mg
有効成分カプセル型容器1個中サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物14.136mg(サクビトリルバルサルタンとして12.5mg:サクビトリル6.1mg及びバルサルタン6.4mgに相当)
添加剤セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、タルク、無水ケイ酸、アミノアルキルメタクリレート共重合体E、ステアリン酸、ラウリル硫酸ナトリウム

エンレスト粒状錠小児用31.25mg

販売名エンレスト粒状錠小児用31.25mg
有効成分カプセル型容器1個中サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物35.340mg(サクビトリルバルサルタンとして31.25mg:サクビトリル15.18mg及びバルサルタン16.07mgに相当)
添加剤セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、タルク、無水ケイ酸、アミノアルキルメタクリレート共重合体E、ステアリン酸、ラウリル硫酸ナトリウム

3.2 製剤の性状

エンレスト錠50mg

販売名エンレスト錠50mg
性状青紫白色の楕円形のフィルムコーティング錠
識別コードNVR LZ
外形 
 
 
大きさ(約)長径:13.1mm
短径:5.2mm
厚さ:3.6mm
質量:0.208g

【色】
青紫白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

エンレスト錠100mg

販売名エンレスト錠100mg
性状微黄色の楕円形の割線入りのフィルムコーティング錠
識別コードL
外形 
 
 
大きさ(約)長径:13.1mm
短径:5.2mm
厚さ:3.7mm
質量:0.208g

【色】
微黄色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
//割線

エンレスト錠200mg

販売名エンレスト錠200mg
性状うすい赤白色の楕円形のフィルムコーティング錠
識別コードNVR L11
外形 
 
 
大きさ(約)長径:15.1mm
短径:6.0mm
厚さ:5.4mm
質量:0.412g

【色】
うすい赤白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

エンレスト粒状錠小児用12.5mg

販売名エンレスト粒状錠小児用12.5mg
性状白色〜微黄色の円形の小型フィルムコーティング錠
識別コード04(カプセル型容器の白色キャップ部に表示)
NVR(カプセル型容器の無色透明ボディ部に表示)
外形直径:2.0mm
厚さ:2.2mm

【色】
白色〜微黄色
白色
無色透明
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

エンレスト粒状錠小児用31.25mg

販売名エンレスト粒状錠小児用31.25mg
性状白色〜微黄色の円形の小型フィルムコーティング錠
識別コード10(カプセル型容器の黄色キャップ部に表示)
NVR(カプセル型容器の無色透明ボディ部に表示)
外形直径:2.0mm
厚さ:2.2mm

【色】
白色〜微黄色
黄色
無色透明
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (エンレスト錠50mg)

販売名和名 : エンレスト錠50mg

規格単位 : 50mg1錠

欧文商標名 : Entresto Tablets

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87219

承認番号 : 30200AMX00504000

販売開始年月 : 2020年8月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

エンレスト錠50mg

販売名エンレスト錠50mg
有効成分1錠中サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物 56.551mg(サクビトリルバルサルタンとして 50mg:サクビトリル24.3mg及びバルサルタン25.7mgに相当)
添加剤セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスポビドン、ステアリン酸マグネシウム、タルク、無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポリエチレングリコール、酸化チタン、三二酸化鉄、酸化鉄

添加剤 : セルロース

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : クロスポビドン

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : タルク

添加剤 : 無水ケイ酸

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : ポリエチレングリコール

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : 三二酸化鉄

添加剤 : 酸化鉄

3.2 製剤の性状

エンレスト錠50mg

販売名エンレスト錠50mg
性状青紫白色の楕円形のフィルムコーティング錠
識別コードNVR LZ
外形 
 
 
大きさ(約)長径:13.1mm
短径:5.2mm
厚さ:3.6mm
質量:0.208g

【色】
青紫白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : NVRLZ

識別コード : NVR

識別コード : LZ

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

エンレスト錠50mg

<錠50mg>

成人

慢性心不全
ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。

小児

慢性心不全

6.用法及び用量

エンレスト錠50mg

<慢性心不全>

通常、成人にはサクビトリルバルサルタンとして1回50mgを開始用量として1日2回経口投与する。忍容性が認められる場合は、2〜4週間の間隔で段階的に1回200mgまで増量する。1回投与量は50mg、100mg又は200mgとし、いずれの投与量においても1日2回経口投与する。なお、忍容性に応じて適宜減量する。

通常、1歳以上の小児には、サクビトリルバルサルタンとして下表のとおり体重に応じた開始用量を1日2回経口投与する。忍容性が認められる場合は、2〜4週間の間隔で段階的に目標用量まで増量する。なお、忍容性に応じて適宜減量する。

小児における用量表(1回投与量)

体重開始用量第1漸増用量第2漸増用量目標用量
40kg未満0.8mg/kg1.6mg/kg2.3mg/kg3.1mg/kg
40kg以上50kg未満0.8mg/kg50mg100mg150mg
50kg以上50mg100mg150mg200mg

(参考)

 錠50mg錠100mg錠200mg粒状錠小児用12.5mg粒状錠小児用31.25mg
慢性心不全(成人)○○○−−
慢性心不全(小児)○○○○○
高血圧症−○○−−
○:承認用法・用量あり、−:承認なし

5.効能又は効果に関連する注意

エンレスト錠50mg

<成人の慢性心不全>

5.1 本剤は、アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬から切り替えて投与すること。[2.2、8.1、17.1.1、17.1.2参照]

5.2 「臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(前治療、左室駆出率、収縮期血圧等)を十分に理解した上で、適応患者を選択すること。[17.1.1、17.1.2参照]

<小児の慢性心不全>

5.3 本剤投与開始前にアンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬を投与されている場合はそれらの薬剤から切り替え、投与されていない場合は患者の状態を観察しながら本剤を慎重に投与すること。[2.2、8.1、17.1.3参照]

5.4 小児の慢性心不全の治療に十分な知識及び経験を有し、「臨床成績」の項の内容及び臨床試験に組み入れられた患者の背景(基礎疾患や心不全の病態、前治療、収縮期血圧等)を十分に理解した医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者に対して適用を考慮すること。[17.1.3参照]

7.用法及び用量に関連する注意

エンレスト錠50mg

<慢性心不全>

7.1 次の患者では、患者の状態を注意深く観察し、増量の可否を慎重に判断すること。

・腎機能障害(eGFR 90mL/min/1.73m2未満)のある患者[7.2、7.3、9.2.1、9.2.2参照]

・中等度の肝機能障害(Child-Pugh分類B)のある患者[7.2、7.3、9.3.2参照]

・血圧が低い患者[7.2、7.3、8.2、9.1.4、11.1.3、17.1.1-17.1.3参照]

7.2 本剤の増量は、臨床試験で用いられた血圧、血清カリウム値及び腎機能に関する以下の基準も目安に検討すること。[7.1、8.2、17.1.2、17.1.3参照]

成人の臨床試験で用いられた増量時※の基準

血圧症候性低血圧がみられず、収縮期血圧が95mmHg以上
血清カリウム値5.4mEq/L以下
腎機能eGFR 30mL/min/1.73m2以上かつeGFRの低下率が35%以下
※1回50mgから1回100mgへの増量時の基準であり、臨床試験ではいずれの項目も満たす患者が増量可能とされた。

小児の臨床試験で用いられた増量時※の基準

血圧収縮期血圧が以下の値超
・1歳以上10歳未満:70mmHg+2×年齢
・10歳以上:90mmHg
血清カリウム値5.4mEq/L以下
腎機能eGFRが以下の値以上かつeGFRの低下率が35%未満
・12ヵ月以上19ヵ月未満:31mL/min/1.73m2
・19ヵ月以上18歳未満:38mL/min/1.73m2
※目標用量に到達するまでの各段階の増量時の基準であり、臨床試験ではいずれの項目も満たす患者が増量可能とされた。

7.3 小児のうち、アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬が投与されている患者では、これらの用量や忍容性、及び患者の状態を踏まえ、医師が適切と判断した場合には、第1漸増用量から投与を開始することもできる。[7.1、8.2参照]

規格単位毎の明細 (エンレスト錠100mg)

販売名和名 : エンレスト錠100mg

規格単位 : 100mg1錠

欧文商標名 : Entresto Tablets

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 872149

日本標準商品分類番号 : 87219

承認番号 : 30200AMX00502000

販売開始年月 : 2020年8月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

エンレスト錠100mg

販売名エンレスト錠100mg
有効成分1錠中サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物 113.103mg(サクビトリルバルサルタンとして 100mg:サクビトリル48.6mg及びバルサルタン51.4mgに相当)
添加剤セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスポビドン、ステアリン酸マグネシウム、タルク、無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポリエチレングリコール、酸化チタン、三二酸化鉄

添加剤 : セルロース

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : クロスポビドン

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : タルク

添加剤 : 無水ケイ酸

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : ポリエチレングリコール

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : 三二酸化鉄

3.2 製剤の性状

エンレスト錠100mg

販売名エンレスト錠100mg
性状微黄色の楕円形の割線入りのフィルムコーティング錠
識別コードL
外形 
 
 
大きさ(約)長径:13.1mm
短径:5.2mm
厚さ:3.7mm
質量:0.208g

【色】
微黄色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
//割線

識別コード : @L

識別コード : @

識別コード : L

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

エンレスト錠100mg

<錠100mg>

成人

慢性心不全
ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。

小児

慢性心不全

高血圧症

6.用法及び用量

エンレスト錠100mg

<慢性心不全>

通常、成人にはサクビトリルバルサルタンとして1回50mgを開始用量として1日2回経口投与する。忍容性が認められる場合は、2〜4週間の間隔で段階的に1回200mgまで増量する。1回投与量は50mg、100mg又は200mgとし、いずれの投与量においても1日2回経口投与する。なお、忍容性に応じて適宜減量する。

通常、1歳以上の小児には、サクビトリルバルサルタンとして下表のとおり体重に応じた開始用量を1日2回経口投与する。忍容性が認められる場合は、2〜4週間の間隔で段階的に目標用量まで増量する。なお、忍容性に応じて適宜減量する。

小児における用量表(1回投与量)

体重開始用量第1漸増用量第2漸増用量目標用量
40kg未満0.8mg/kg1.6mg/kg2.3mg/kg3.1mg/kg
40kg以上50kg未満0.8mg/kg50mg100mg150mg
50kg以上50mg100mg150mg200mg

<高血圧症>

通常、成人にはサクビトリルバルサルタンとして1回200mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、最大投与量は1回400mgを1日1回とする。

(参考)

 錠50mg錠100mg錠200mg粒状錠小児用12.5mg粒状錠小児用31.25mg
慢性心不全(成人)○○○−−
慢性心不全(小児)○○○○○
高血圧症−○○−−
○:承認用法・用量あり、−:承認なし

5.効能又は効果に関連する注意

エンレスト錠100mg

<成人の慢性心不全>

5.1 本剤は、アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬から切り替えて投与すること。[2.2、8.1、17.1.1、17.1.2参照]

5.2 「臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(前治療、左室駆出率、収縮期血圧等)を十分に理解した上で、適応患者を選択すること。[17.1.1、17.1.2参照]

<小児の慢性心不全>

5.3 本剤投与開始前にアンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬を投与されている場合はそれらの薬剤から切り替え、投与されていない場合は患者の状態を観察しながら本剤を慎重に投与すること。[2.2、8.1、17.1.3参照]

5.4 小児の慢性心不全の治療に十分な知識及び経験を有し、「臨床成績」の項の内容及び臨床試験に組み入れられた患者の背景(基礎疾患や心不全の病態、前治療、収縮期血圧等)を十分に理解した医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者に対して適用を考慮すること。[17.1.3参照]

<高血圧症>

5.5 過度な血圧低下のおそれ等があり、原則として本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

エンレスト錠100mg

<慢性心不全>

7.1 次の患者では、患者の状態を注意深く観察し、増量の可否を慎重に判断すること。

・腎機能障害(eGFR 90mL/min/1.73m2未満)のある患者[7.2、7.3、9.2.1、9.2.2参照]

・中等度の肝機能障害(Child-Pugh分類B)のある患者[7.2、7.3、9.3.2参照]

・血圧が低い患者[7.2、7.3、8.2、9.1.4、11.1.3、17.1.1-17.1.3参照]

7.2 本剤の増量は、臨床試験で用いられた血圧、血清カリウム値及び腎機能に関する以下の基準も目安に検討すること。[7.1、8.2、17.1.2、17.1.3参照]

成人の臨床試験で用いられた増量時※の基準

血圧症候性低血圧がみられず、収縮期血圧が95mmHg以上
血清カリウム値5.4mEq/L以下
腎機能eGFR 30mL/min/1.73m2以上かつeGFRの低下率が35%以下
※1回50mgから1回100mgへの増量時の基準であり、臨床試験ではいずれの項目も満たす患者が増量可能とされた。

小児の臨床試験で用いられた増量時※の基準

血圧収縮期血圧が以下の値超
・1歳以上10歳未満:70mmHg+2×年齢
・10歳以上:90mmHg
血清カリウム値5.4mEq/L以下
腎機能eGFRが以下の値以上かつeGFRの低下率が35%未満
・12ヵ月以上19ヵ月未満:31mL/min/1.73m2
・19ヵ月以上18歳未満:38mL/min/1.73m2
※目標用量に到達するまでの各段階の増量時の基準であり、臨床試験ではいずれの項目も満たす患者が増量可能とされた。

7.3 小児のうち、アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬が投与されている患者では、これらの用量や忍容性、及び患者の状態を踏まえ、医師が適切と判断した場合には、第1漸増用量から投与を開始することもできる。[7.1、8.2参照]

<高血圧症>

7.5 本剤はサクビトリル及びバルサルタンに解離して作用する薬剤であるため、本邦のバルサルタンの承認用法及び用量での降圧効果、本剤の降圧効果を理解した上で、患者の状態、他の降圧薬による治療状況等を考慮し、本剤適用の可否を慎重に判断するとともに、既存治療の有無によらず1回100mgを1日1回からの開始も考慮すること。[17.1.4参照]

7.6 慢性心不全を合併する高血圧症患者では、原則として慢性心不全の用法及び用量に従うこととするが、慢性心不全の発症に先んじて高血圧症の治療目的で本剤を使用している場合等は、患者の状態に応じて適切に用法及び用量を選択すること。

規格単位毎の明細 (エンレスト錠200mg)

販売名和名 : エンレスト錠200mg

規格単位 : 200mg1錠

欧文商標名 : Entresto Tablets

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 872149

日本標準商品分類番号 : 87219

承認番号 : 30200AMX00503000

販売開始年月 : 2020年8月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

エンレスト錠200mg

販売名エンレスト錠200mg
有効成分1錠中サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物 226.206mg(サクビトリルバルサルタンとして 200mg:サクビトリル97.2mg及びバルサルタン102.8mgに相当)
添加剤セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスポビドン、ステアリン酸マグネシウム、タルク、無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポリエチレングリコール、酸化チタン、三二酸化鉄、酸化鉄

添加剤 : セルロース

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : クロスポビドン

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : タルク

添加剤 : 無水ケイ酸

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : ポリエチレングリコール

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : 三二酸化鉄

添加剤 : 酸化鉄

3.2 製剤の性状

エンレスト錠200mg

販売名エンレスト錠200mg
性状うすい赤白色の楕円形のフィルムコーティング錠
識別コードNVR L11
外形 
 
 
大きさ(約)長径:15.1mm
短径:6.0mm
厚さ:5.4mm
質量:0.412g

【色】
うすい赤白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : NVRL11

識別コード : NVR

識別コード : L11

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

エンレスト錠200mg

<錠200mg>

成人

慢性心不全
ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。

小児

慢性心不全

高血圧症

6.用法及び用量

エンレスト錠200mg

<慢性心不全>

通常、成人にはサクビトリルバルサルタンとして1回50mgを開始用量として1日2回経口投与する。忍容性が認められる場合は、2〜4週間の間隔で段階的に1回200mgまで増量する。1回投与量は50mg、100mg又は200mgとし、いずれの投与量においても1日2回経口投与する。なお、忍容性に応じて適宜減量する。

通常、1歳以上の小児には、サクビトリルバルサルタンとして下表のとおり体重に応じた開始用量を1日2回経口投与する。忍容性が認められる場合は、2〜4週間の間隔で段階的に目標用量まで増量する。なお、忍容性に応じて適宜減量する。

小児における用量表(1回投与量)

体重開始用量第1漸増用量第2漸増用量目標用量
40kg未満0.8mg/kg1.6mg/kg2.3mg/kg3.1mg/kg
40kg以上50kg未満0.8mg/kg50mg100mg150mg
50kg以上50mg100mg150mg200mg

<高血圧症>

通常、成人にはサクビトリルバルサルタンとして1回200mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、最大投与量は1回400mgを1日1回とする。

(参考)

 錠50mg錠100mg錠200mg粒状錠小児用12.5mg粒状錠小児用31.25mg
慢性心不全(成人)○○○−−
慢性心不全(小児)○○○○○
高血圧症−○○−−
○:承認用法・用量あり、−:承認なし

5.効能又は効果に関連する注意

エンレスト錠200mg

<成人の慢性心不全>

5.1 本剤は、アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬から切り替えて投与すること。[2.2、8.1、17.1.1、17.1.2参照]

5.2 「臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(前治療、左室駆出率、収縮期血圧等)を十分に理解した上で、適応患者を選択すること。[17.1.1、17.1.2参照]

<小児の慢性心不全>

5.3 本剤投与開始前にアンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬を投与されている場合はそれらの薬剤から切り替え、投与されていない場合は患者の状態を観察しながら本剤を慎重に投与すること。[2.2、8.1、17.1.3参照]

5.4 小児の慢性心不全の治療に十分な知識及び経験を有し、「臨床成績」の項の内容及び臨床試験に組み入れられた患者の背景(基礎疾患や心不全の病態、前治療、収縮期血圧等)を十分に理解した医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者に対して適用を考慮すること。[17.1.3参照]

<高血圧症>

5.5 過度な血圧低下のおそれ等があり、原則として本剤を高血圧治療の第一選択薬としないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

エンレスト錠200mg

<慢性心不全>

7.1 次の患者では、患者の状態を注意深く観察し、増量の可否を慎重に判断すること。

・腎機能障害(eGFR 90mL/min/1.73m2未満)のある患者[7.2、7.3、9.2.1、9.2.2参照]

・中等度の肝機能障害(Child-Pugh分類B)のある患者[7.2、7.3、9.3.2参照]

・血圧が低い患者[7.2、7.3、8.2、9.1.4、11.1.3、17.1.1-17.1.3参照]

7.2 本剤の増量は、臨床試験で用いられた血圧、血清カリウム値及び腎機能に関する以下の基準も目安に検討すること。[7.1、8.2、17.1.2、17.1.3参照]

成人の臨床試験で用いられた増量時※の基準

血圧症候性低血圧がみられず、収縮期血圧が95mmHg以上
血清カリウム値5.4mEq/L以下
腎機能eGFR 30mL/min/1.73m2以上かつeGFRの低下率が35%以下
※1回50mgから1回100mgへの増量時の基準であり、臨床試験ではいずれの項目も満たす患者が増量可能とされた。

小児の臨床試験で用いられた増量時※の基準

血圧収縮期血圧が以下の値超
・1歳以上10歳未満:70mmHg+2×年齢
・10歳以上:90mmHg
血清カリウム値5.4mEq/L以下
腎機能eGFRが以下の値以上かつeGFRの低下率が35%未満
・12ヵ月以上19ヵ月未満:31mL/min/1.73m2
・19ヵ月以上18歳未満:38mL/min/1.73m2
※目標用量に到達するまでの各段階の増量時の基準であり、臨床試験ではいずれの項目も満たす患者が増量可能とされた。

7.3 小児のうち、アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬が投与されている患者では、これらの用量や忍容性、及び患者の状態を踏まえ、医師が適切と判断した場合には、第1漸増用量から投与を開始することもできる。[7.1、8.2参照]

<高血圧症>

7.5 本剤はサクビトリル及びバルサルタンに解離して作用する薬剤であるため、本邦のバルサルタンの承認用法及び用量での降圧効果、本剤の降圧効果を理解した上で、患者の状態、他の降圧薬による治療状況等を考慮し、本剤適用の可否を慎重に判断するとともに、既存治療の有無によらず1回100mgを1日1回からの開始も考慮すること。[17.1.4参照]

7.6 慢性心不全を合併する高血圧症患者では、原則として慢性心不全の用法及び用量に従うこととするが、慢性心不全の発症に先んじて高血圧症の治療目的で本剤を使用している場合等は、患者の状態に応じて適切に用法及び用量を選択すること。

規格単位毎の明細 (エンレスト粒状錠小児用12.5mg)

販売名和名 : エンレスト粒状錠小児用12.5mg

規格単位 : 12.5mg1個

欧文商標名 : Entresto Granules

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87219

承認番号 : 30600AMX00113000

販売開始年月 : 2024年5月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

エンレスト粒状錠小児用12.5mg

販売名エンレスト粒状錠小児用12.5mg
有効成分カプセル型容器1個中サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物14.136mg(サクビトリルバルサルタンとして12.5mg:サクビトリル6.1mg及びバルサルタン6.4mgに相当)
添加剤セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、タルク、無水ケイ酸、アミノアルキルメタクリレート共重合体E、ステアリン酸、ラウリル硫酸ナトリウム

添加剤 : セルロース

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : タルク

添加剤 : 無水ケイ酸

添加剤 : アミノアルキルメタクリレート共重合体E

添加剤 : ステアリン酸

添加剤 : ラウリル硫酸ナトリウム

3.2 製剤の性状

エンレスト粒状錠小児用12.5mg

販売名エンレスト粒状錠小児用12.5mg
性状白色〜微黄色の円形の小型フィルムコーティング錠
識別コード04(カプセル型容器の白色キャップ部に表示)
NVR(カプセル型容器の無色透明ボディ部に表示)
外形直径:2.0mm
厚さ:2.2mm

【色】
白色〜微黄色
白色
無色透明
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : 04

識別コード : NVR

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

エンレスト粒状錠小児用12.5mg

<粒状錠小児用12.5mg>

慢性心不全

6.用法及び用量

エンレスト粒状錠小児用12.5mg

<慢性心不全>

通常、1歳以上の小児には、サクビトリルバルサルタンとして下表のとおり体重に応じた開始用量を1日2回経口投与する。忍容性が認められる場合は、2〜4週間の間隔で段階的に目標用量まで増量する。なお、忍容性に応じて適宜減量する。

小児における用量表(1回投与量)

体重開始用量第1漸増用量第2漸増用量目標用量
40kg未満0.8mg/kg1.6mg/kg2.3mg/kg3.1mg/kg
40kg以上50kg未満0.8mg/kg50mg100mg150mg
50kg以上50mg100mg150mg200mg

(参考)

 錠50mg錠100mg錠200mg粒状錠小児用12.5mg粒状錠小児用31.25mg
慢性心不全(成人)○○○−−
慢性心不全(小児)○○○○○
高血圧症−○○−−
○:承認用法・用量あり、−:承認なし

5.効能又は効果に関連する注意

エンレスト粒状錠小児用12.5mg

<小児の慢性心不全>

5.3 本剤投与開始前にアンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬を投与されている場合はそれらの薬剤から切り替え、投与されていない場合は患者の状態を観察しながら本剤を慎重に投与すること。[2.2、8.1、17.1.3参照]

5.4 小児の慢性心不全の治療に十分な知識及び経験を有し、「臨床成績」の項の内容及び臨床試験に組み入れられた患者の背景(基礎疾患や心不全の病態、前治療、収縮期血圧等)を十分に理解した医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者に対して適用を考慮すること。[17.1.3参照]

7.用法及び用量に関連する注意

エンレスト粒状錠小児用12.5mg

<慢性心不全>

7.1 次の患者では、患者の状態を注意深く観察し、増量の可否を慎重に判断すること。

・腎機能障害(eGFR 90mL/min/1.73m2未満)のある患者[7.2、7.3、9.2.1、9.2.2参照]

・中等度の肝機能障害(Child-Pugh分類B)のある患者[7.2、7.3、9.3.2参照]

・血圧が低い患者[7.2、7.3、8.2、9.1.4、11.1.3、17.1.1-17.1.3参照]

7.2 本剤の増量は、臨床試験で用いられた血圧、血清カリウム値及び腎機能に関する以下の基準も目安に検討すること。[7.1、8.2、17.1.2、17.1.3参照]

成人の臨床試験で用いられた増量時※の基準

血圧症候性低血圧がみられず、収縮期血圧が95mmHg以上
血清カリウム値5.4mEq/L以下
腎機能eGFR 30mL/min/1.73m2以上かつeGFRの低下率が35%以下
※1回50mgから1回100mgへの増量時の基準であり、臨床試験ではいずれの項目も満たす患者が増量可能とされた。

小児の臨床試験で用いられた増量時※の基準

血圧収縮期血圧が以下の値超
・1歳以上10歳未満:70mmHg+2×年齢
・10歳以上:90mmHg
血清カリウム値5.4mEq/L以下
腎機能eGFRが以下の値以上かつeGFRの低下率が35%未満
・12ヵ月以上19ヵ月未満:31mL/min/1.73m2
・19ヵ月以上18歳未満:38mL/min/1.73m2
※目標用量に到達するまでの各段階の増量時の基準であり、臨床試験ではいずれの項目も満たす患者が増量可能とされた。

7.3 小児のうち、アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬が投与されている患者では、これらの用量や忍容性、及び患者の状態を踏まえ、医師が適切と判断した場合には、第1漸増用量から投与を開始することもできる。[7.1、8.2参照]

7.4 粒状錠小児用を用いて投与する場合は、以下の点に注意すること。

・最低用量は12.5mgとし、用法及び用量で規定した投与量に最も近い用量となるよう、粒状錠小児用12.5mgと31.25mgを組み合わせて投与すること。

・カプセルは容器であることから、カプセルごと投与せず、容器内の粒状錠のみを全量投与すること。[14.2.2参照]

規格単位毎の明細 (エンレスト粒状錠小児用31.25mg)

販売名和名 : エンレスト粒状錠小児用31.25mg

規格単位 : 31.25mg1個

欧文商標名 : Entresto Granules

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87219

承認番号 : 30600AMX00114000

販売開始年月 : 2024年5月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

エンレスト粒状錠小児用31.25mg

販売名エンレスト粒状錠小児用31.25mg
有効成分カプセル型容器1個中サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物35.340mg(サクビトリルバルサルタンとして31.25mg:サクビトリル15.18mg及びバルサルタン16.07mgに相当)
添加剤セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、タルク、無水ケイ酸、アミノアルキルメタクリレート共重合体E、ステアリン酸、ラウリル硫酸ナトリウム

添加剤 : セルロース

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : タルク

添加剤 : 無水ケイ酸

添加剤 : アミノアルキルメタクリレート共重合体E

添加剤 : ステアリン酸

添加剤 : ラウリル硫酸ナトリウム

3.2 製剤の性状

エンレスト粒状錠小児用31.25mg

販売名エンレスト粒状錠小児用31.25mg
性状白色〜微黄色の円形の小型フィルムコーティング錠
識別コード10(カプセル型容器の黄色キャップ部に表示)
NVR(カプセル型容器の無色透明ボディ部に表示)
外形直径:2.0mm
厚さ:2.2mm

【色】
白色〜微黄色
黄色
無色透明
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : 10

識別コード : NVR

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

エンレスト粒状錠小児用31.25mg

<粒状錠小児用31.25mg>

慢性心不全

6.用法及び用量

エンレスト粒状錠小児用31.25mg

<慢性心不全>

通常、1歳以上の小児には、サクビトリルバルサルタンとして下表のとおり体重に応じた開始用量を1日2回経口投与する。忍容性が認められる場合は、2〜4週間の間隔で段階的に目標用量まで増量する。なお、忍容性に応じて適宜減量する。

小児における用量表(1回投与量)

体重開始用量第1漸増用量第2漸増用量目標用量
40kg未満0.8mg/kg1.6mg/kg2.3mg/kg3.1mg/kg
40kg以上50kg未満0.8mg/kg50mg100mg150mg
50kg以上50mg100mg150mg200mg

(参考)

 錠50mg錠100mg錠200mg粒状錠小児用12.5mg粒状錠小児用31.25mg
慢性心不全(成人)○○○−−
慢性心不全(小児)○○○○○
高血圧症−○○−−
○:承認用法・用量あり、−:承認なし

5.効能又は効果に関連する注意

エンレスト粒状錠小児用31.25mg

<小児の慢性心不全>

5.3 本剤投与開始前にアンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬を投与されている場合はそれらの薬剤から切り替え、投与されていない場合は患者の状態を観察しながら本剤を慎重に投与すること。[2.2、8.1、17.1.3参照]

5.4 小児の慢性心不全の治療に十分な知識及び経験を有し、「臨床成績」の項の内容及び臨床試験に組み入れられた患者の背景(基礎疾患や心不全の病態、前治療、収縮期血圧等)を十分に理解した医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者に対して適用を考慮すること。[17.1.3参照]

7.用法及び用量に関連する注意

エンレスト粒状錠小児用31.25mg

<慢性心不全>

7.1 次の患者では、患者の状態を注意深く観察し、増量の可否を慎重に判断すること。

・腎機能障害(eGFR 90mL/min/1.73m2未満)のある患者[7.2、7.3、9.2.1、9.2.2参照]

・中等度の肝機能障害(Child-Pugh分類B)のある患者[7.2、7.3、9.3.2参照]

・血圧が低い患者[7.2、7.3、8.2、9.1.4、11.1.3、17.1.1-17.1.3参照]

7.2 本剤の増量は、臨床試験で用いられた血圧、血清カリウム値及び腎機能に関する以下の基準も目安に検討すること。[7.1、8.2、17.1.2、17.1.3参照]

成人の臨床試験で用いられた増量時※の基準

血圧症候性低血圧がみられず、収縮期血圧が95mmHg以上
血清カリウム値5.4mEq/L以下
腎機能eGFR 30mL/min/1.73m2以上かつeGFRの低下率が35%以下
※1回50mgから1回100mgへの増量時の基準であり、臨床試験ではいずれの項目も満たす患者が増量可能とされた。

小児の臨床試験で用いられた増量時※の基準

血圧収縮期血圧が以下の値超
・1歳以上10歳未満:70mmHg+2×年齢
・10歳以上:90mmHg
血清カリウム値5.4mEq/L以下
腎機能eGFRが以下の値以上かつeGFRの低下率が35%未満
・12ヵ月以上19ヵ月未満:31mL/min/1.73m2
・19ヵ月以上18歳未満:38mL/min/1.73m2
※目標用量に到達するまでの各段階の増量時の基準であり、臨床試験ではいずれの項目も満たす患者が増量可能とされた。

7.3 小児のうち、アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬が投与されている患者では、これらの用量や忍容性、及び患者の状態を踏まえ、医師が適切と判断した場合には、第1漸増用量から投与を開始することもできる。[7.1、8.2参照]

7.4 粒状錠小児用を用いて投与する場合は、以下の点に注意すること。

・最低用量は12.5mgとし、用法及び用量で規定した投与量に最も近い用量となるよう、粒状錠小児用12.5mgと31.25mgを組み合わせて投与すること。

・カプセルは容器であることから、カプセルごと投与せず、容器内の粒状錠のみを全量投与すること。[14.2.2参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2026/09/16 版