医療用医薬品 : セプーロチン

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3. 組成・性状


3.1 組成

本剤は、乾燥濃縮人プロテインCを含む凍結乾燥製剤で、1バイアル中に下記の成分を含有する。

販売名セプーロチン静注用1000単位
有効成分1バイアル中
人プロテインCを1000国際単位含有
添加剤ヒトアルブミン 80mg、塩化ナトリウム 88mg、クエン酸ナトリウム水和物 44mg、pH調節剤 適量
備考人プロテインC及びヒトアルブミンは、ヒト血漿に由来する。(採血国:米国、採血の区別:非献血)注)
本剤は製造工程において、ヒト血漿由来成分(ヒトアルブミン及びアンチトロンビンIII NF、採血国:米国、採血の区別:非献血)注)、ブタ腸粘膜由来成分(ヘパリンナトリウム)及びマウスハイブリドーマ細胞由来成分(モノクローナル抗体)を使用している。

添付溶解液注射用水 10mL

注)「献血又は非献血の区別の考え方」参照

3.2 製剤の性状

販売名セプーロチン静注用1000単位
剤形注射剤(バイアル)
性状本剤は白色〜黄白色の塊又は粉末の凍結乾燥製剤であり、添付の溶解液で溶解した場合、無色ないし微黄色の澄明又はわずかに混濁した液となる。
pH6.7〜7.3
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
白色〜黄白色
無色ないし微黄色澄明又は微混濁
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (セプーロチン静注用1000単位)

販売名和名 : セプーロチン静注用1000単位

規格単位 : 1,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Ceprotin for Intravenous Injection 1000IU

基準名 : 乾燥濃縮人プロテインC

規制区分

規制区分名称 : 特定生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876343

承認番号 : 30600AMX00118

販売開始年月 : 2024年9月

貯法及び期限等

貯法 : 凍結を避け2〜8℃で保存

有効期間 : 製造日から24ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

本剤は、乾燥濃縮人プロテインCを含む凍結乾燥製剤で、1バイアル中に下記の成分を含有する。

販売名セプーロチン静注用1000単位
有効成分1バイアル中
人プロテインCを1000国際単位含有
添加剤ヒトアルブミン 80mg、塩化ナトリウム 88mg、クエン酸ナトリウム水和物 44mg、pH調節剤 適量
備考人プロテインC及びヒトアルブミンは、ヒト血漿に由来する。(採血国:米国、採血の区別:非献血)注)
本剤は製造工程において、ヒト血漿由来成分(ヒトアルブミン及びアンチトロンビンIII NF、採血国:米国、採血の区別:非献血)注)、ブタ腸粘膜由来成分(ヘパリンナトリウム)及びマウスハイブリドーマ細胞由来成分(モノクローナル抗体)を使用している。

添付溶解液注射用水 10mL

注)「献血又は非献血の区別の考え方」参照

添加剤 : ヒトアルブミン

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

販売名セプーロチン静注用1000単位
剤形注射剤(バイアル)
性状本剤は白色〜黄白色の塊又は粉末の凍結乾燥製剤であり、添付の溶解液で溶解した場合、無色ないし微黄色の澄明又はわずかに混濁した液となる。
pH6.7〜7.3
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
白色〜黄白色
無色ないし微黄色澄明又は微混濁
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

先天性プロテインC欠乏症に起因する次の疾患の治療及び血栓形成傾向の抑制

○静脈血栓塞栓症

○電撃性紫斑病

6.用法及び用量

本剤を添付の注射用水全量で溶解し、緩徐に静脈内に投与する。

<急性期治療及び血栓形成傾向の抑制における短期補充(周術期、抗凝固療法開始時等)>

通常、初回は100〜120国際単位/kgを、次回以降3回は60〜80国際単位/kgを6時間毎に投与し、その後は45〜60国際単位/kgを6時間又は12時間毎に投与する。なお、患者の状態に応じて、投与量及び投与頻度を適宜増減する。

<血栓形成傾向の抑制における長期補充>

通常、45〜60国際単位/kgを12時間毎に投与するが、短期補充に用いる用法及び用量から開始することもできる。なお、患者の状態に応じて、投与量及び投与頻度を適宜増減する。

5.効能又は効果に関連する注意

活性化プロテインC抵抗性の第V因子変異を有する患者に対する本剤の効果は期待できない。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 本剤の投与量、投与頻度及び投与期間は、プロテインC活性を含む患者の状態に基づいて決定すること。

7.2 急性期治療又は短期補充を行う場合、初回投与後のピーク値のプロテインC活性の目標を100%とし、実際に測定された初回投与後のピーク値のプロテインC活性に基づき、以降の投与量を調整すること。また、望ましい抗凝固効果が得られるまでは、症状が消失した場合も含め、本剤の投与を継続すること。

7.3 原則として、本剤投与中はトラフ値のプロテインC活性を25%超に維持すること。急性血栓症、電撃性紫斑病、皮膚壊死等の急性血栓性疾患を発症している場合、本剤の半減期が通常よりも短くなるおそれがあるため、患者の状態が安定するまでトラフ値のプロテインC活性をモニタリングすること。

7.4 血栓症のリスクが増大する状況(感染症、外傷、外科的処置等)では、より高いプロテインC活性が必要となる可能性がある点に留意すること。

7.5 本剤を投与する際は最大2mL/分の速度で緩徐に投与すること。ただし、体重10kg未満の小児には、0.2mL/kg/分を超えない速度でより緩徐に投与すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/09/17 版