医療用医薬品 : レナリドミド

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3. 組成・性状


3.1 組成

レナリドミドカプセル2.5mg「トーワ」

販売名レナリドミドカプセル2.5mg「トーワ」
1カプセル中の有効成分レナリドミド 2.5mg
添加剤結晶セルロース、無水乳糖、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム
カプセル本体:ゼラチン、酸化チタン、黄色三二酸化鉄、青色2号、酢酸、ラウリル硫酸ナトリウム

レナリドミドカプセル5mg「トーワ」

販売名レナリドミドカプセル5mg「トーワ」
1カプセル中の有効成分レナリドミド 5mg
添加剤結晶セルロース、無水乳糖、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム
カプセル本体:ゼラチン、酸化チタン、酢酸、ラウリル硫酸ナトリウム

3.2 製剤の性状

レナリドミドカプセル2.5mg「トーワ」

販売名レナリドミドカプセル2.5mg「トーワ」
性状・剤形キャップが青緑色、ボディが白色不透明の硬カプセルで、内容物は白色の粉末。
本体表示レナリドミド
2.5 トーワ
外形
全長
号数


約14.2mm
(4号カプセル)
質量(mg)約115

【色】
青緑色
白色不透明
白色
【剤形】
硬カプセル剤/カプセル剤/内用
粉末/散剤/内用

レナリドミドカプセル5mg「トーワ」

販売名レナリドミドカプセル5mg「トーワ」
性状・剤形白色不透明の硬カプセルで、内容物は白色の粉末。
本体表示レナリドミド
5 トーワ
外形
全長
号数


約15.8mm
(3号カプセル)
質量(mg)約199

【色】
白色不透明
白色
【剤形】
硬カプセル剤/カプセル剤/内用
粉末/散剤/内用


規格単位毎の明細 (レナリドミドカプセル2.5mg「トーワ」)

販売名和名 : レナリドミドカプセル2.5mg「トーワ」

規格単位 : 2.5mg1カプセル

欧文商標名 : LENALIDOMIDE CAPSULES 2.5mg"TOWA"

規制区分

規制区分名称 : 毒薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 30600AMX00177

販売開始年月 : 2024年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

レナリドミドカプセル2.5mg「トーワ」

販売名レナリドミドカプセル2.5mg「トーワ」
1カプセル中の有効成分レナリドミド 2.5mg
添加剤結晶セルロース、無水乳糖、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム
カプセル本体:ゼラチン、酸化チタン、黄色三二酸化鉄、青色2号、酢酸、ラウリル硫酸ナトリウム

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : 無水乳糖

添加剤 : クロスカルメロースナトリウム

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ゼラチン

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : 黄色三二酸化鉄

添加剤 : 青色2号

添加剤 : 酢酸

添加剤 : ラウリル硫酸ナトリウム

3.2 製剤の性状

レナリドミドカプセル2.5mg「トーワ」

販売名レナリドミドカプセル2.5mg「トーワ」
性状・剤形キャップが青緑色、ボディが白色不透明の硬カプセルで、内容物は白色の粉末。
本体表示レナリドミド
2.5 トーワ
外形
全長
号数


約14.2mm
(4号カプセル)
質量(mg)約115

【色】
青緑色
白色不透明
白色
【剤形】
硬カプセル剤/カプセル剤/内用
粉末/散剤/内用

識別コード : レナリドミド2.5トーワ

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○多発性骨髄腫

○5番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群

6.用法及び用量

<多発性骨髄腫>

デキサメタゾンとの併用において、通常、成人にはレナリドミドとして1日1回25mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

<5番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群>

通常、成人にはレナリドミドとして1日1回10mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

5.効能又は効果に関連する注意

<効能共通>

5.1 「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。

<5番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群>

5.2 国際予後判定システム(International prognostic scoring system:IPSS)によるリスク分類の中間-2リスク及び高リスクに対する有効性及び安全性は確立していない。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 腎機能障害患者では、本剤の血中濃度が上昇することが報告されているため、投与量及び投与間隔の調節を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意すること。[9.2、16.6.1参照]

7.2 高脂肪食摂取後の投与によってAUC及びCmaxの低下が認められることから、本剤は高脂肪食摂取前後を避けて投与することが望ましい。[16.2.1参照]

7.3 血小板減少又は好中球減少を除くGrade3又は4の副作用(GradeはCTCAEに基づく)が発現した場合には、本剤の休薬か中止を考慮すること。投与の再開は、患者の状態に応じて判断すること。

<多発性骨髄腫>

7.4 本剤を含むがん化学療法は、「17.臨床成績」の項の内容、特に、用法・用量を十分に理解した上で行うこと。

7.5 本剤単独投与での有効性及び安全性は確立していない。

7.6 血小板減少又は好中球減少が発現した場合には、下表を参照し本剤の休薬等を考慮すること。[8.2、9.1.2、11.1.3参照]

未治療の多発性骨髄腫での血小板減少/好中球減少発現時の休薬等の目安

 血小板数/好中球数治療中の処置及び再開時の減量の目安
血小板減少25,000/μL未満に減少本剤を休薬する。
その後50,000/μL以上に回復した場合には、本剤を休薬前の投与量から5mg減量して再開。
なお、休薬前の投与量が5mgの1日1回投与の場合は、本剤2.5mgを1日1回投与で再開。
好中球減少500/μL未満に減少又は発熱性好中球減少症(1,000/μL未満に減少及び体温38.5℃以上の場合)本剤を休薬する。
その後1,000/μL以上に回復した場合には、本剤を休薬前の投与量から5mg減量して再開。
なお、休薬前の投与量が5mgの1日1回投与の場合は、本剤2.5mgを1日1回投与で再開。

本剤を減量した後、医師により骨髄機能が回復したと判断される場合には用量を5mgずつ増量(2.5mg投与の場合は5mgへ増量)することができる。ただし、開始用量を超えないこと。

再発又は難治性の多発性骨髄腫での血小板減少/好中球減少発現時の休薬等の目安

 血小板数/好中球数治療中の処置及び再開時の減量の目安
血小板減少30,000/μL未満に減少本剤を休薬する。
その後30,000/μL以上に回復した場合には、本剤15mgを1日1回投与で再開。
休薬2回目以降、再度30,000/μL未満に減少本剤を休薬する。
その後30,000/μL以上に回復した場合には、本剤を前回投与量から5mg減量して1日1回で再開。
好中球減少1,000/μL未満に減少本剤を休薬する。
・その後1,000/μL以上に回復(ただし、副作用は好中球減少のみ)した場合には、本剤25mgを1日1回投与で再開。
・その後1,000/μL以上に回復(ただし、好中球減少以外の副作用を認める)した場合には、本剤15mgを1日1回投与で再開。
休薬2回目以降、再度1,000/μL未満に減少本剤を休薬する。
その後1,000/μL以上に回復した場合には、本剤を前回投与量から5mg減量して1日1回で再開。

<5番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群>

7.7 血小板減少又は好中球減少が発現した場合には、下表を参照し本剤の休薬等を考慮すること。[8.2、9.1.2、11.1.3参照]

血小板減少/好中球減少発現時の休薬等の目安

 血小板数/好中球数治療中の処置及び再開時の減量の目安
血小板減少25,000/μL未満に減少本剤を休薬する。
次のいずれかの場合には、本剤を休薬前の用量から1用量レベル注)下げた用量で再開。
・測定値が50,000/μL以上に回復した場合。
・7日以上の間隔をあけて測定値が2回以上25,000/μLから50,000/μLであった場合。
好中球減少500/μL未満に減少本剤を休薬する。
測定値が500/μL以上に回復した場合には、本剤を休薬前の用量から1用量レベル注)下げた用量で再開。

注)再開時の用量レベル

用量レベル本剤の用法・用量
開始用量1日1回10mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。
用量レベル11日1回5mgを連日経口投与する。
用量レベル22日に1回5mgを経口投与する。
用量レベル31週間に2回5mgを経口投与する。

規格単位毎の明細 (レナリドミドカプセル5mg「トーワ」)

販売名和名 : レナリドミドカプセル5mg「トーワ」

規格単位 : 5mg1カプセル

欧文商標名 : LENALIDOMIDE CAPSULES 5mg"TOWA"

規制区分

規制区分名称 : 毒薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 30600AMX00178

販売開始年月 : 2024年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

レナリドミドカプセル5mg「トーワ」

販売名レナリドミドカプセル5mg「トーワ」
1カプセル中の有効成分レナリドミド 5mg
添加剤結晶セルロース、無水乳糖、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム
カプセル本体:ゼラチン、酸化チタン、酢酸、ラウリル硫酸ナトリウム

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : 無水乳糖

添加剤 : クロスカルメロースナトリウム

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ゼラチン

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : 酢酸

添加剤 : ラウリル硫酸ナトリウム

3.2 製剤の性状

レナリドミドカプセル5mg「トーワ」

販売名レナリドミドカプセル5mg「トーワ」
性状・剤形白色不透明の硬カプセルで、内容物は白色の粉末。
本体表示レナリドミド
5 トーワ
外形
全長
号数


約15.8mm
(3号カプセル)
質量(mg)約199

【色】
白色不透明
白色
【剤形】
硬カプセル剤/カプセル剤/内用
粉末/散剤/内用

識別コード : レナリドミド5トーワ

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○多発性骨髄腫

○5番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群

6.用法及び用量

<多発性骨髄腫>

デキサメタゾンとの併用において、通常、成人にはレナリドミドとして1日1回25mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

<5番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群>

通常、成人にはレナリドミドとして1日1回10mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

5.効能又は効果に関連する注意

<効能共通>

5.1 「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。

<5番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群>

5.2 国際予後判定システム(International prognostic scoring system:IPSS)によるリスク分類の中間-2リスク及び高リスクに対する有効性及び安全性は確立していない。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 腎機能障害患者では、本剤の血中濃度が上昇することが報告されているため、投与量及び投与間隔の調節を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意すること。[9.2、16.6.1参照]

7.2 高脂肪食摂取後の投与によってAUC及びCmaxの低下が認められることから、本剤は高脂肪食摂取前後を避けて投与することが望ましい。[16.2.1参照]

7.3 血小板減少又は好中球減少を除くGrade3又は4の副作用(GradeはCTCAEに基づく)が発現した場合には、本剤の休薬か中止を考慮すること。投与の再開は、患者の状態に応じて判断すること。

<多発性骨髄腫>

7.4 本剤を含むがん化学療法は、「17.臨床成績」の項の内容、特に、用法・用量を十分に理解した上で行うこと。

7.5 本剤単独投与での有効性及び安全性は確立していない。

7.6 血小板減少又は好中球減少が発現した場合には、下表を参照し本剤の休薬等を考慮すること。[8.2、9.1.2、11.1.3参照]

未治療の多発性骨髄腫での血小板減少/好中球減少発現時の休薬等の目安

 血小板数/好中球数治療中の処置及び再開時の減量の目安
血小板減少25,000/μL未満に減少本剤を休薬する。
その後50,000/μL以上に回復した場合には、本剤を休薬前の投与量から5mg減量して再開。
なお、休薬前の投与量が5mgの1日1回投与の場合は、本剤2.5mgを1日1回投与で再開。
好中球減少500/μL未満に減少又は発熱性好中球減少症(1,000/μL未満に減少及び体温38.5℃以上の場合)本剤を休薬する。
その後1,000/μL以上に回復した場合には、本剤を休薬前の投与量から5mg減量して再開。
なお、休薬前の投与量が5mgの1日1回投与の場合は、本剤2.5mgを1日1回投与で再開。

本剤を減量した後、医師により骨髄機能が回復したと判断される場合には用量を5mgずつ増量(2.5mg投与の場合は5mgへ増量)することができる。ただし、開始用量を超えないこと。

再発又は難治性の多発性骨髄腫での血小板減少/好中球減少発現時の休薬等の目安

 血小板数/好中球数治療中の処置及び再開時の減量の目安
血小板減少30,000/μL未満に減少本剤を休薬する。
その後30,000/μL以上に回復した場合には、本剤15mgを1日1回投与で再開。
休薬2回目以降、再度30,000/μL未満に減少本剤を休薬する。
その後30,000/μL以上に回復した場合には、本剤を前回投与量から5mg減量して1日1回で再開。
好中球減少1,000/μL未満に減少本剤を休薬する。
・その後1,000/μL以上に回復(ただし、副作用は好中球減少のみ)した場合には、本剤25mgを1日1回投与で再開。
・その後1,000/μL以上に回復(ただし、好中球減少以外の副作用を認める)した場合には、本剤15mgを1日1回投与で再開。
休薬2回目以降、再度1,000/μL未満に減少本剤を休薬する。
その後1,000/μL以上に回復した場合には、本剤を前回投与量から5mg減量して1日1回で再開。

<5番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群>

7.7 血小板減少又は好中球減少が発現した場合には、下表を参照し本剤の休薬等を考慮すること。[8.2、9.1.2、11.1.3参照]

血小板減少/好中球減少発現時の休薬等の目安

 血小板数/好中球数治療中の処置及び再開時の減量の目安
血小板減少25,000/μL未満に減少本剤を休薬する。
次のいずれかの場合には、本剤を休薬前の用量から1用量レベル注)下げた用量で再開。
・測定値が50,000/μL以上に回復した場合。
・7日以上の間隔をあけて測定値が2回以上25,000/μLから50,000/μLであった場合。
好中球減少500/μL未満に減少本剤を休薬する。
測定値が500/μL以上に回復した場合には、本剤を休薬前の用量から1用量レベル注)下げた用量で再開。

注)再開時の用量レベル

用量レベル本剤の用法・用量
開始用量1日1回10mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。
用量レベル11日1回5mgを連日経口投与する。
用量レベル22日に1回5mgを経口投与する。
用量レベル31週間に2回5mgを経口投与する。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版