医療用医薬品 : ファーストシン

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3. 組成・性状


3.1 組成

ファーストシン静注用0.5g

販売名ファーストシン静注用0.5g
有効成分1バイアル中:セフォゾプラン塩酸塩 0.5g(力価)
添加剤1バイアル中:無水炭酸ナトリウム(103mg)、塩化ナトリウム(60mg)

ファーストシン静注用1g

販売名ファーストシン静注用1g
有効成分1バイアル中:セフォゾプラン塩酸塩 1g(力価)
添加剤1バイアル中:無水炭酸ナトリウム(206mg)、塩化ナトリウム(120mg)

3.2 製剤の性状

ファーストシン静注用0.5g

販売名ファーストシン静注用0.5g
色・剤形白色〜淡黄色の粉末又は塊
pH7.5〜9.0
浸透圧比約2(生理食塩液に対する比)
※0.5g(力価)/注射用水10mL

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
塊/散剤/注射

ファーストシン静注用1g

販売名ファーストシン静注用1g
色・剤形白色〜淡黄色の粉末又は塊
pH7.5〜9.0※※
浸透圧比約2※※(生理食塩液に対する比)
※※1g(力価)/注射用水20mL

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
塊/散剤/注射


規格単位毎の明細 (ファーストシン静注用0.5g)

販売名和名 : ファーストシン静注用0.5g

規格単位 : 500mg1瓶

欧文商標名 : FIRSTCIN INTRAVENOUS

基準名 : 注射用セフォゾプラン塩酸塩

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876132

承認番号 : 20700AMZ00544

販売開始年月 : 1995年8月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 2年

3.組成・性状

3.1 組成

ファーストシン静注用0.5g

販売名ファーストシン静注用0.5g
有効成分1バイアル中:セフォゾプラン塩酸塩 0.5g(力価)
添加剤1バイアル中:無水炭酸ナトリウム(103mg)、塩化ナトリウム(60mg)

添加剤 : 無水炭酸ナトリウム

添加剤 : 塩化ナトリウム

3.2 製剤の性状

ファーストシン静注用0.5g

販売名ファーストシン静注用0.5g
色・剤形白色〜淡黄色の粉末又は塊
pH7.5〜9.0
浸透圧比約2(生理食塩液に対する比)
※0.5g(力価)/注射用水10mL

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
塊/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<適応菌種>

セフォゾプランに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属

<適応症>

敗血症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲膿瘍を含む)、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、複雑性膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、眼窩感染、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼内炎(全眼球炎を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎

6.用法及び用量

本剤の使用に際しては、投与開始後3日をめやすとしてさらに継続投与が必要か判定し、投与中止又はより適切な他剤に切り替えるべきか検討を行うこと。さらに、本剤の投与期間は、原則として14日以内とすること。

成人

通常、成人にはセフォゾプラン塩酸塩として1日1〜2g(力価)を2回に分けて静脈内注射又は点滴静脈内注射する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、難治性又は重症感染症には1日4g(力価)まで増量し、2〜4回に分けて投与する。

小児

通常、小児には1日40〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内注射又は点滴静脈内注射する。
なお、難治性又は重症感染症には1日160mg(力価)/kgまで増量し、3〜4回に分けて投与する。化膿性髄膜炎には1日200mg(力価)/kgまで増量できる。ただし、成人における1日最大用量4g(力価)を超えないこととする。

新生児(低出生体重児を含む)

通常、新生児(低出生体重児を含む)には1回20mg(力価)/kgを0日齢(生後24時間未満)は1日1〜2回、1(生後24時間以降)〜7日齢は1日2〜3回、8日齢以降は1日3〜4回静脈内注射又は点滴静脈内注射する。
なお、重症又は難治性感染症には1回40mg(力価)/kgまで増量できる。

<静脈内注射の場合>

日局「注射用水」、日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液」に溶解して、緩徐に静脈内に注射する。

<点滴静脈内注射の場合>

糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などの輸液に加えて、30分〜2時間かけて静脈内に点滴注射する。

5.効能又は効果に関連する注意

<効能共通>

5.1 本剤投与前に感受性の確認が行えなかった場合、本剤投与開始後3日をめやすとして本剤に対する感受性を確認し、本剤投与が適正であるか判断すること。なお、本剤に感受性が認められない場合、速やかに他の薬剤に変更すること。

<咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲膿瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎>

5.2 「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

7.用法及び用量に関連する注意

高度の腎機能障害(例えばクレアチニンクリアランス値:30mL/分以下等)のある高齢者では、投与回数を1日1回に減ずるなど投与間隔等に留意し、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。[9.8参照]

規格単位毎の明細 (ファーストシン静注用1g)

販売名和名 : ファーストシン静注用1g

規格単位 : 1g1瓶

欧文商標名 : FIRSTCIN INTRAVENOUS

基準名 : 注射用セフォゾプラン塩酸塩

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876132

承認番号 : 20700AMZ00545

販売開始年月 : 1995年8月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 2年

3.組成・性状

3.1 組成

ファーストシン静注用1g

販売名ファーストシン静注用1g
有効成分1バイアル中:セフォゾプラン塩酸塩 1g(力価)
添加剤1バイアル中:無水炭酸ナトリウム(206mg)、塩化ナトリウム(120mg)

添加剤 : 無水炭酸ナトリウム

添加剤 : 塩化ナトリウム

3.2 製剤の性状

ファーストシン静注用1g

販売名ファーストシン静注用1g
色・剤形白色〜淡黄色の粉末又は塊
pH7.5〜9.0※※
浸透圧比約2※※(生理食塩液に対する比)
※※1g(力価)/注射用水20mL

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
塊/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<適応菌種>

セフォゾプランに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属

<適応症>

敗血症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲膿瘍を含む)、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、複雑性膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、眼窩感染、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼内炎(全眼球炎を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎

6.用法及び用量

本剤の使用に際しては、投与開始後3日をめやすとしてさらに継続投与が必要か判定し、投与中止又はより適切な他剤に切り替えるべきか検討を行うこと。さらに、本剤の投与期間は、原則として14日以内とすること。

成人

通常、成人にはセフォゾプラン塩酸塩として1日1〜2g(力価)を2回に分けて静脈内注射又は点滴静脈内注射する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、難治性又は重症感染症には1日4g(力価)まで増量し、2〜4回に分けて投与する。

小児

通常、小児には1日40〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内注射又は点滴静脈内注射する。
なお、難治性又は重症感染症には1日160mg(力価)/kgまで増量し、3〜4回に分けて投与する。化膿性髄膜炎には1日200mg(力価)/kgまで増量できる。ただし、成人における1日最大用量4g(力価)を超えないこととする。

新生児(低出生体重児を含む)

通常、新生児(低出生体重児を含む)には1回20mg(力価)/kgを0日齢(生後24時間未満)は1日1〜2回、1(生後24時間以降)〜7日齢は1日2〜3回、8日齢以降は1日3〜4回静脈内注射又は点滴静脈内注射する。
なお、重症又は難治性感染症には1回40mg(力価)/kgまで増量できる。

<静脈内注射の場合>

日局「注射用水」、日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液」に溶解して、緩徐に静脈内に注射する。

<点滴静脈内注射の場合>

糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などの輸液に加えて、30分〜2時間かけて静脈内に点滴注射する。

5.効能又は効果に関連する注意

<効能共通>

5.1 本剤投与前に感受性の確認が行えなかった場合、本剤投与開始後3日をめやすとして本剤に対する感受性を確認し、本剤投与が適正であるか判断すること。なお、本剤に感受性が認められない場合、速やかに他の薬剤に変更すること。

<咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲膿瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎>

5.2 「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

7.用法及び用量に関連する注意

高度の腎機能障害(例えばクレアチニンクリアランス値:30mL/分以下等)のある高齢者では、投与回数を1日1回に減ずるなど投与間隔等に留意し、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。[9.8参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版