一般用医薬品 : タケダ漢方便秘薬

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医薬品情報


製品名 タケダ漢方便秘薬
製造販売元 アリナミン製薬(株)
医薬品分類 第二類医薬品 リスク区分
小分類 大黄甘草湯
包装 65錠,120錠,180錠
成分
(4錠中)
大黄甘草湯エキス散(金匱要略,26.7%量) ( D06757 ) 800mg
    ダイオウ ( D06756 ) 1068mg
    カンゾウ ( D04365 ) 268mg
添加物 無水ケイ酸
セルロース
カルメロースカルシウム(CMC-Ca)
ステアリン酸マグネシウム
黄褐

本文情報


効果・効能

便秘。便秘に伴う腹部膨満・吹出物(にきび)・腸内異常醗酵・痔・頭重・のぼせ・湿疹・皮膚炎・食欲不振(食欲減退)などの症状の緩和

効能に関する注意

体力に関わらず,使用できる。

特徴

タケダ漢方便秘薬は,生薬の“大黄”と“甘草”を配合した漢方処方「大黄甘草湯」の便秘薬で,大腸がもともと持っているぜん動運動を促し,自然に近いお通じを実現します。
就寝前に服用すると,約8~10時間後※の翌朝には自然に近いおだやかなお通じが得られます。※個人差はあります。
主原料には,便通を良くする成分を安定的に含む「信州大黄」を用いています。当社が20年以上かけて研究開発し,国内で栽培している良質な品種です。
錠剤には半分に割れる「割線」が入っており,便秘の度合いに合わせて半錠ずつ量を調節して服用できます。
便秘に伴うお腹の張り(腹部膨満)・ふきでものなども緩和します。

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなる)

1.本剤を服用している間は,次の医薬品を服用しないこと
 他の瀉下薬(下剤)
2.授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けること

■相談すること

1.次の人は服用前に医師,薬剤師または登録販売者に相談すること
 (1)医師の治療を受けている人。
 (2)妊婦または妊娠していると思われる人。
 (3)体の虚弱な人(体力の衰えている人,体の弱い人)。
 (4)胃腸が弱く下痢しやすい人。
 (5)次の症状のある人。
  はげしい腹痛,吐き気・嘔吐
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師または登録販売者に相談すること

[関係部位:症状]
皮膚:発疹
消化器:はげしい腹痛を伴う下痢,腹痛,吐き気・嘔吐

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続または増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師または登録販売者に相談すること
 下痢
4.5~6日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師または登録販売者に相談すること
5.1ヵ月以上連続して服用する場合は,医師,薬剤師または登録販売者に相談すること

用法・用量

1日1回15才以上1~3錠(4日以上便通がないとき2~4錠),14~5才半錠~1錠半(1~2錠),就寝前。
かまずに服用
5才未満は服用しない

用法に関する注意

(1)用法・用量を厳守すること。
(2)初回は最少量を用いること。
(3)便通の改善がみられたら量を減らし,服用間隔をあけること。
(4)小児に服用させる場合には,保護者の指導監督のもとに服用させること。
(5)次の人は服用量を控えめにすること。
 体の衰弱している人,月経時の人

保管及び取り扱いに関する注意

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる)。
(4)ビンの中の詰め物は,フタをあけた後はすてること(詰め物を再びビンに入れると湿気を含み品質が変わるもとになる。詰め物は,輸送中に錠剤が破損するのを防止するためのものである)。
(5)服用のつどビンのフタをしっかりしめること(吸湿し品質が変わる)。
(6)使用期限を過ぎた製品は服用しないこと。
(7)箱とビンの「開封年月日」記入欄に,ビンを開封した日付を記入すること。
(8)一度開封した後は,品質保持の点から開封日より6ヵ月以内を目安になるべくすみやかに服用すること。

その他

■症状に合わせて用量を調節しましょう
割線を上にし,スプーンのふくらみを利用すると錠剤が半分に割れます。初回は最少量から試しましょう。
 ●スプーンの裏のふくらみの上で,割線を中心に錠剤の両側を押しつけて割る。
■便秘解消のアドバイス
排便の習慣をつけましょう
 1日1回きまった時間(朝食後が最適)にトイレへ行きましょう。便意は我慢しないことが大切です。
食事に注意しましょう
 豆類や野菜,果物等の食物繊維を含む食品を積極的に摂り,腸の運動を促しましょう。
 こまめに水分補給を行うことも心がけましょう。
適度に運動しましょう
 適度な運動で筋肉を動かすことは腸への刺激となります。ストレッチやジョギングなどを毎日の生活に取り入れましょう。ほどよい圧力をかけておなかのマッサージを行うことも効果的です。
便秘薬を長期にわたって使用すると,しだいに量を増やさないと効きにくくなる傾向があります。まずは,規則正しい排便習慣をとりもどすことが大切です。

会社情報


問い合わせ先

アリナミン製薬株式会社
「お客様相談室」
フリーダイヤル 0120-567-087
9:00~17:00(土,日,祝日を除く)
なお,健康サイトでは,多くの健康情報や症状・疾患の情報をわかりやすく紹介しています。 健康サイト https://alinamin-kenko.jp

製造販売元住所等

アリナミン製薬株式会社
〒541-0045 大阪市中央区道修町四丁目1番1号


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/10/22 版