一般用医薬品 : アシノンZ胃腸内服液

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医薬品情報


製品名 アシノンZ胃腸内服液
製造販売元 ゼリア新薬工業(株)
医薬品分類 第一類医薬品 リスク区分
小分類 ヒスタミンH2受容体拮抗剤含有薬
包装 30mL×3
KEGG DRUG D00440
成分
(1瓶(30mL)中)
ニザチジン ( D00440 ) 75mg
添加物 エリスリトール
還元麦芽糖水アメ
スクラロース
アセスルファムカリウム
トレハロース
ブチルパラベン
クエン酸ナトリウム
香料
エタノール
バニリン
pH調節剤2成分
無澄明

本文情報


効果・効能

胸やけ,むかつき,胃痛,もたれ
(本剤は,胃のヒスタミンH2受容体に拮抗する薬を含んでいる。)

効能に関する注意

効能・効果に記載以外の症状では,本剤を服用しないこと。

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなる)

1.次の人は服用しないこと
 (1)ニザチジン等のH2ブロッカー薬によりアレルギー症状(例えば,発疹・発赤,かゆみ,のど・まぶた・口唇等のはれ)を起こしたことがある人。
 (2)医療機関で次の病気の治療や医薬品の投与を受けている人。
  血液の病気,腎臓・肝臓の病気,胃・十二指腸の病気,ぜんそく・リウマチ等の免疫系の病気,ステロイド剤,抗生物質,抗がん剤,アゾール系抗真菌剤
  (白血球減少,血小板減少等を起こすことがある。)
  (腎臓・肝臓の病気を持っている場合には,薬の排泄が遅れて作用が強くあらわれることがある。)
  (胃・十二指腸の病気の治療を受けている人は,ニザチジンや類似の薬が処方されている可能性が高いので,重複服用に気をつける必要がある。)
 (3)医師から赤血球数が少ない(貧血),血小板数が少ない(血が止まりにくい,血が出やすい),白血球数が少ない等の血液異常を指摘されたことがある人。
  (本剤を服用するとさらに血球数等が減少する場合がある。)
 (4)小児(15才未満)及び高齢者(80才以上)。
 (5)妊婦又は妊娠していると思われる婦人並びに授乳婦。
2.本剤を服用している間は,次の医薬品を服用しないこと
 他の胃腸薬

■相談すること

1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること
 (1)医師の治療を受けている人又は他の医薬品を服用している人。
 (2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (3)高齢者(65才以上)。
  (一般に高齢者は,生理機能が低下していることがある。)
 (4)次の症状のある人。
  のどの痛み,咳及び高熱
  (これらの症状のある人は,重篤な感染症の疑いがあり,血球数減少等の血液異常が認められることがある。服用前にこのような症状があると,本剤の服用によって症状が増悪し,また本剤の副作用に気づくのが遅れることがある。)
  原因不明の体重減少,持続性の腹痛
  (他の病気が原因であることがある。)
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この製品を持って医師又は薬剤師に相談すること

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ,のど・まぶた・口唇等のはれ
精神神経系:頭痛,眠気,めまい,手足・口のしびれ,混乱感

 まれに本剤や他の同じ作用の薬の服用により,次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。

[症状の名称:症状]
ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに,皮膚のかゆみ,じんましん,声のかすれ,くしゃみ,のどのかゆみ,息苦しさ,動悸,意識の混濁等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群):高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり,急激に悪化する。
中毒性表皮壊死融解症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり,急激に悪化する。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
血液障害:のどの痛み,発熱,全身のだるさ,顔やまぶたの裏が白っぽくなる,出血しやすくなる(歯茎の出血,鼻血等),青あざができる(押しても色が消えない)等があらわれる。

3.誤って定められた用量を超えて服用してしまった場合は,直ちに服用を中止し,この製品を持って医師又は薬剤師に相談すること
4.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この製品を持って医師又は薬剤師に相談すること
 便秘,下痢,口のかわき,はきけ

用法・用量

(1)成人(15才以上,80才未満):胸やけ,むかつき,胃痛,もたれの症状が現れた時,1回1瓶
服用後8時間以上たっても症状が治まらない場合は,もう1瓶服用
1日2回まで
症状が治まった場合は,服用を止める
(2)15才未満及び80才以上:服用しない

用法に関する注意

(1)定められた用法・用量を厳守すること。
(2)本剤を服用の際は,アルコール飲料の摂取は控えること。

保管及び取り扱いに関する注意

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(2)小児の手のとどかない所に保管すること。
(3)他の容器に入れかえないこと。(誤用の原因になったり品質が変わることがある。)
(4)使用期限を過ぎた製品は服用しないこと。

その他

品名コード:3932
胃酸の逆流などによる胸やけ
ストレスなどによる胃酸の出過ぎでの胃痛
胃酸の出過ぎをコントロール
飲みきりタイプ

会社情報


問い合わせ先

ゼリア新薬工業株式会社
東京都中央区日本橋小舟町10-11
お客様相談室
03-3661-2080
9:00~17:50(土・日・祝日を除く)

製造販売元住所等

ゼリア新薬工業株式会社
東京都中央区日本橋小舟町10-11


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/08/20 版