医療用医薬品 : セレクトール |
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総称名 | セレクトール |
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一般名 | セリプロロール塩酸塩 |
欧文一般名 | Celiprolol Hydrochloride |
製剤名 | セリプロロール塩酸塩錠 |
薬効分類名 | 血管拡張性β1遮断薬 |
薬効分類番号 | 2149 |
ATCコード | C07AB08 |
KEGG DRUG |
D01741
セリプロロール塩酸塩
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KEGG DGROUP |
DG03231
血圧降下薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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セレクトール錠100mg | Selectol Tablets | 日本新薬 | 2149029F1020 | 14.5円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
セレクトール錠200mg | Selectol Tablets | 日本新薬 | 2149029F2026 | 29円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
カルシウム拮抗剤 ベラパミル塩酸塩 ジルチアゼム塩酸塩等 | 徐脈、房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全があらわれるおそれがある。併用する場合には用量に注意する。 | 相加的に作用(陰性変力作用、心刺激伝導抑制作用、降圧作用)を増強させる。 |
交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤 レセルピン等 | 過剰の交感神経抑制を来すおそれがあるので、減量するなど注意する。 | 相加的に作用(交感神経抑制作用)を増強させる。 |
血糖降下剤 インスリン トルブタミド アセトヘキサミド等 | 血糖降下作用の増強、また、低血糖症状(頻脈、発汗等)をマスクするおそれがあるので、血糖値に注意する。 | β2遮断作用により、肝臓でのグリコーゲン分解が抑制される。また、低血糖時に分泌されるアドレナリンによって生じる低血糖症状をマスクする。 |
クロニジン塩酸塩 グアナベンズ酢酸塩 | クロニジン塩酸塩又はグアナベンズ酢酸塩の投与中止後のリバウンド現象を増強するおそれがある。β遮断剤を先に中止し、これらの薬剤を徐々に減量する。 | クロニジン塩酸塩の中止により血中ノルアドレナリンが上昇する。 β遮断剤と併用している場合、ノルアドレナリンの作用のうち、α刺激作用が優位となり、急激な血圧上昇を起こす。 グアナベンズ酢酸塩も作用機序から同様な反応が予測される。 |
クラスI抗不整脈剤 リン酸ジソピラミド プロカインアミド塩酸塩 アジマリン等 アミオダロン塩酸塩 | 過度の心機能抑制があらわれるおそれがあるので、減量するなど注意する。 | 相加的に作用(心機能抑制作用)を増強させる。 |
β遮断剤 | 血圧が上昇するおそれがある。 | 本剤の血管拡張作用が抑制される。 |
麻酔剤 エーテル等 | 過剰の交感神経抑制を来すおそれがあるので、減量するなど注意する。 | 相加的に作用(交感神経抑制作用)を増強させる。 |
ジギタリス製剤 ジゴキシン メチルジゴキシン等 | 心刺激伝導障害(徐脈、房室ブロック等)があらわれるおそれがあるので、心機能に注意する。 | 相加的に作用(心刺激伝導抑制作用)を増強させる。 |
非ステロイド性抗炎症剤 インドメタシン等 | 本剤の降圧作用が減弱するおそれがある。 | 非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害する。 |
降圧作用を有する他の薬剤 降圧剤 硝酸剤等 | 降圧作用を増強するおそれがある。併用する場合には用量に注意する。 | 相加的に作用(降圧作用)を増強させる。 |
1〜5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
皮膚 | 発疹 | そう痒感 | |
循環器 | 動悸、胸痛、顔面潮紅 | 徐脈、血圧低下、心胸郭比の増大 | |
呼吸器 | 咳、喘息、息切れ、鼻汁・鼻閉感 | 喘鳴 | |
精神神経系 | 頭痛、めまい | しびれ、ふるえ、不眠、眠気 | 抑うつ症状 |
消化器 | 嘔気、口渇、腹痛、下痢 | 消化不良 | |
眼 | 涙液分泌減少、霧視 | ||
肝臓 | AST、ALT、Al-P、LDH上昇等の肝機能異常 | ||
腎臓 | クレアチニンの上昇、蛋白尿、BUNの上昇等の腎機能異常 | ||
その他 | 倦怠感 | 浮腫、関節痛、腓腹筋痙攣(こむらがえり) | 中性脂肪の上昇、総コレステロールの上昇、尿酸の上昇、CK(CPK)上昇、白血球減少、高血糖の悪化、筋肉痛、脱力感、味覚異常 |
Dose(mg/body) | Tmax(hr) | Cmax(ng/mL) | AUC0-24hr(ng・hr/mL) | t1/2(hr) |
50 | 2.2±0.8 | 13.1±2.5 | 47.6±12.4 | 3.94±1.68 |
100 | 3.0±0.0 | 116±9 | 304±73 | 1.45±0.35注2) |
200 | 4.4±2.1 | 295±105 | 1830±403 | 4.81±2.27 |
400 | 5.4±1.9 | 855±479 | 6810±3560 | 5.89±0.86 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |