医療用医薬品 : ソセゴン |
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総称名 | ソセゴン |
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一般名 | ペンタゾシン |
欧文一般名 | Pentazocine |
製剤名 | ペンタゾシン注射液 |
薬効分類番号 | 1149 |
ATCコード | N02AD01 |
KEGG DRUG |
D00498
ペンタゾシン
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KEGG DGROUP |
DG00819
ペンタゾシン
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ソセゴン注射液30mg | Sosegon Injection 30mg | 丸石製薬 | 1149401A2023 | 171円/管 | 劇薬, 向精神薬(第二種向精神薬), 習慣性医薬品注1), 処方箋医薬品注2) |
ナルメフェン塩酸塩水和物 セリンクロ [2.4参照] | 本剤の離脱症状を起こすおそれがある。また、本剤の鎮痛作用を減弱させるため、効果を得るために必要な用量が通常用量より多くなるおそれがある。緊急の手術等によりやむを得ず本剤を投与する場合、患者毎に用量を漸増し、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状を注意深く観察すること。また、手術等において本剤を投与することが事前にわかる場合には、少なくとも1週間前にナルメフェン塩酸塩水和物の投与を中断すること。 | μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。 |
モルヒネ製剤 | 本剤の作用が増強されることがある。 併用が必要な場合には、一方又は両方の投与量を必要に応じて減らすこと。 また、本剤は高用量において、モルヒネの作用に拮抗することがあるので、通常、モルヒネとの併用は避けること。 | ペンタゾシンの作用は、脳内オピオイドレセプターの飽和濃度に左右される。 |
中枢性鎮痛剤 ブプレノルフィン塩酸塩 エプタゾシン臭化水素酸塩等 ベンゾジアゼピン誘導体・その他の鎮静剤 ジアゼパム ニトラゼパム メダゼパム等 中枢性薬剤(睡眠剤等) バルビツール酸誘導体(フェノバルビタール等) アルコール | 本剤の作用が増強されることがある。 併用が必要な場合には、一方又は両方の投与量を必要に応じて減らすこと。 | 中枢神経系が抑制されることによると考えられる。 |
セロトニン神経系賦活作用を有する抗うつ剤 アミトリプチリン塩酸塩等 | 抗うつ剤の作用が増強され不安感、悪心、発汗、潮紅等が起こるおそれがある。 併用が必要な場合には、一方又は両方の投与量を必要に応じて減らすこと。 | 中枢のセロトニン作動活性を増強すると考えられる。 外国において、セロトニン神経系賦活を作用機序とする抗うつ剤(フルオキセチン)投与患者でセロトニン神経系賦活作用の増強に由来すると考えられる症状(不安感、悪心、発汗、潮紅等)が認められたとの報告がある。 |
メサドン塩酸塩 | メサドン塩酸塩の鎮痛作用を減弱させることがある。また、退薬症候を起こすおそれがある。 | 本剤はメサドン塩酸塩の作用するμ受容体の部分アゴニストである。 |
1%〜5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
精神神経系 | 傾眠、めまい、ふらつき、発汗 | 幻覚注)、しびれ感、多幸感、不安、頭痛、頭重、複視、振戦 | 錯乱注)、鎮静、意識障害、浮遊感、興奮、痙攣 |
循環器 | 血圧上昇、血圧低下、皮膚潮紅、熱感 | ||
消化器 | 悪心 | 嘔吐、口渇 | 便秘 |
過敏症 | 顔面浮腫、発赤、発疹、多形紅斑 | ||
血液 | 白血球減少、貧血 | ||
肝臓 | 肝機能異常 | ||
泌尿器 | 排尿障害、尿閉 | ||
その他 | 胸内苦悶、疲労感、不快感、悪寒 | 発熱、脱力感、倦怠感 |
投与経路 | 用量 (mg/kg) | Cmax※ (μg/mL) | Tmax (min) | t1/2※ (h) | AUC※ (μg・h/mL) |
筋肉内投与 | 0.5 | 0.15±0.04 | 約10 | 1.28±0.71 | 0.23±0.13 |
1.0 | 0.28±0.09 | 30 | 2.02±0.50 | 0.87±0.47 | |
静脈内投与 | 0.5 | 2.07±1.20 | 投与直後 | 0.73±0.60 | 0.28±0.16 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |