医療用医薬品 : 沈降炭酸カルシウム |
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| 総称名 | 沈降炭酸カルシウム |
|---|---|
| 一般名 | 沈降炭酸カルシウム |
| 欧文一般名 | Precipitated Calcium Carbonate |
| 薬効分類名 | 制酸剤 |
| 薬効分類番号 | 2344 |
| ATCコード | A02AC01 |
| KEGG DRUG |
D00932
沈降炭酸カルシウム
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| 沈降炭酸カルシウム「ヤマゼン」M | 山善製薬 | 2344007X1082 | 0.77円/g |
| テトラサイクリン系抗生物質 (テトラサイクリン、ミノサイクリン等) ニューキノロン系抗菌剤 (シプロフロキサシン、トスフロキサシン等) ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤 (エチドロン酸二ナトリウム等) | これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。 | これらの薬剤はカルシウムと難溶性のキレートを形成し、吸収が阻害される。 |
| 鉄剤 | これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。 | in vitro試験において、pHの上昇により難溶性の鉄重合体を形成することが報告されている。 |
| 高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤 (ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム) | これらの薬剤の効果が減弱するおそれがある。また、併用によりアルカローシスがあらわれたとの報告がある。 | カルシウムがこれらの薬剤の陽イオンと交換するためと考えられる。 |
| ジギタリス製剤 (ジゴキシン、ジギトキシン等) | これらの医薬品の作用が増強することがあるので、慎重に投与すること。 | 機序は不明である。 |
| 大量の牛乳、炭酸水素ナトリウム、マグネシウム剤 | milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。 | 機序は不明である。 |
| 活性型ビタミンD3製剤 (アルファカルシドール、カルシトリオール) ビタミンD チアジド系利尿剤 | 高カルシウム血症を起こすおそれがある。 | 併用薬剤が腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。 |
| ロキサデュスタット | ロキサデュスタットと併用した場合、ロキサデュスタットの作用が減弱するおそれがあるため、併用する場合は、前後1時間以上あけて本剤を服用すること。 | ロキサデュスタットを酢酸カルシウムと同時投与したところ、ロキサデュスタットのAUCinfが低下した。 |
| 頻度不明 | |
| 代謝異常 | 高カルシウム血症、アルカローシス等の電解質失調 |
| 長期・大量投与 | 腎結石、尿路結石 |
| 消化器 | 悪心、嘔吐、便秘、下痢、胃酸の反動性分泌等 |
| 過敏症 | そう痒感 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |