医療用医薬品 : クレオドン |
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総称名 | クレオドン |
一般名 | グアヤコール |
欧文一般名 | Guaiacol |
製剤名 | グアヤコール |
薬効分類名 | 根管消毒・鎮痛鎮静剤 |
薬効分類番号 | 2730 |
KEGG DRUG |
D00117
グアヤコール
商品一覧 |
JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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クレオドン | CREODON | ネオ製薬工業 | 2730808Q1025 | 劇薬 |
齲窩及び根管の消毒、歯髄炎の鎮痛鎮静、根端(尖)性歯周組織炎の鎮痛鎮静
適量を患部に貼付する。
歯髄処置の場合
齲窩の拡大、清掃後、適量を小綿球に浸潤させて窩内に挿入し、仮封する。
根管処置の場合
齲窩・根管(髄腔)の拡大、清掃後、適量を滅菌綿繊維又はペーパーポイントに浸潤させて根管内に挿入し、仮封する。
副作用
その他の副作用
過敏症(頻度不明)
過敏症状が現れた場合には、使用を中止し、適切な処置を行うこと。
適用上の注意
軟組織に対し局所作用を現すので、口腔粘膜等に付着させないよう配慮すること。
軟組織に付着した場合には、直ちに清拭し、消毒用エタノール、グリセリン、植物油等で清拭するか、又は多量の水で洗うなど適切な処置を行うこと。
また、手指等に付着した場合には、石けん等を用いて水又は温湯で洗浄すること。
万一眼に入った場合には、直ちに多量の水で洗浄する等の適切な処置を行うこと。
歯科用にのみ使用すること。
その他の注意
急性毒性(グアヤコール)5)
ラット 経口 LD50=725mg/kg
適用 | 症例数 | 成績 | ||
良好 | 概良 | 不良 | ||
歯髄処置 | 194 | 187 | 7 | 0 |
根管処置 | 108 | 101 | 5 | 2 |
<薬理作用>
<消毒作用>
一般名 | グアヤコール |
一般名(欧名) | Guaiacol |
化学名 | 2-Methoxyphenol |
分子式 | C7H8O2 |
分子量 | 124.14 |
物理学的性状 | 本品は無色〜淡紅色澄明の油状の液又は無色の結晶で、特異な芳香があり、液は強く光線を屈折する。本品はジメチルホルムアミド、エタノール(95)又はジエチルエーテルと混和する。本品は水にやや溶けにくい。(結晶の融点は約28℃である。) |
KEGG DRUG | ![]() |
10mL
1. | 森本 優,淺井康宏,寺門有二,渡辺 正,服部玄門,関根永滋, クレオドンの臨床成績について, 60 (8), 111-116, (1960) 歯科学報 |
2. | 社内資料:北里研究所:クレオドン(グアヤコール)及びクロラムフェニコールの抗菌力試験, (1963) |
3. | 淺井康宏, グアヤコール及び亜鉛華グアヤコールが歯髄に及ぼす影響に関する臨床病理学的研究, 64 (8), 1-74, (1964) 歯科学報 |
4. | 吉利 和,石川浩一,真下啓明, 臨床薬理学体系, (14), 113, (1966) |
5. | 米国国立職業安全衛生研究所, 4万2千種化学薬品毒性データ集成, (1975) |
6. | 社内資料:栄研環境科学研究所:キャンフェニック、クレオドン神経麻痺試験, (1975) |
7. | 鳥居栄一, グアヤコール及び亜鉛華グアヤコールが麻酔抜髄創に及ぼす影響に関する臨床病理学的研究, 76 (8), 91-135, (1976) 歯科学報 |
8. | 日本薬局方外医薬品規格, (2002) |
改訂履歴 |
2008年6月 改訂 |
文献請求先 |
主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。 |
業態及び業者名等 |
製造販売元 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2023/01/25 版 |