医療用医薬品 : アンペック |
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総称名 | アンペック |
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一般名 | モルヒネ塩酸塩水和物 |
欧文一般名 | Morphine Hydrochloride Hydrate |
製剤名 | モルヒネ塩酸塩坐剤 |
薬効分類名 | がん疼痛治療剤 |
薬効分類番号 | 8114 |
ATCコード | N02AA01 |
KEGG DRUG |
D02271
モルヒネ塩酸塩水和物
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KEGG DGROUP |
DG00810
モルヒネ
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 25.保険給付上の注意 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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アンペック坐剤10mg | ANPEC Suppositories | 住友ファーマ | 8114700J1023 | 356円/個 | 劇薬, 麻薬, 処方箋医薬品注) |
アンペック坐剤20mg | ANPEC Suppositories | 住友ファーマ | 8114700J2020 | 612.9円/個 | 劇薬, 麻薬, 処方箋医薬品注) |
アンペック坐剤30mg | ANPEC Suppositories | 住友ファーマ | 8114700J3026 | 866.3円/個 | 劇薬, 麻薬, 処方箋医薬品注) |
ナルメフェン塩酸塩水和物 セリンクロ [2.8参照] | 本剤の離脱症状があらわれるおそれがある。また、本剤の効果が減弱するおそれがある。緊急の手術等によりやむを得ず本剤を投与する場合、患者毎に用量を漸増し、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状を注意深く観察すること。また、手術等において本剤を投与することが事前にわかる場合には、少なくとも1週間前にはナルメフェン塩酸塩水和物の投与を中断すること。 | μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。 |
中枢神経抑制剤 フェノチアジン系薬剤 バルビツール酸系薬剤 等 吸入麻酔剤 モノアミン酸化酵素阻害剤 三環系抗うつ剤 β-遮断剤 アルコール | 呼吸抑制、低血圧及び顕著な鎮静又は昏睡が起こることがある。 | 相加的に中枢神経抑制作用が増強される。 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリン | クマリン系抗凝血剤の作用が増強されることがある。 | 機序は不明である。 |
抗コリン作動性薬剤 | 麻痺性イレウスに至る重篤な便秘又は尿貯留が起こるおそれがある。 | 相加的に抗コリン作用が増強される。 |
ジドブジン(アジドチミジン) | ジドブジンの副作用(骨髄抑制等)を増強させるおそれがある。 | ジドブジンのグルクロン酸抱合が競合的に阻害され、ジドブジンの代謝が阻害される。 |
ブプレノルフィン | ブプレノルフィンの高用量(8mg連続皮下投与)において、本剤の作用に拮抗するとの報告がある。 | μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。 |
クロピドグレル チカグレロル プラスグレル | これらの薬剤の血漿中濃度が低下するとの報告がある。 | 本剤の消化管運動抑制により、これらの薬剤の吸収が遅延する可能性が考えられる。 |
水溶性基剤を用いた非ステロイド性消炎鎮痛剤の坐剤 インドメタシン等 | インドメタシン坐剤(水溶性基剤)との併用で、基剤の影響により本剤の吸収が低下するとの報告がある。 | 直腸内の水分が水溶性基剤の溶解に消費されるため、モルヒネの溶解が不十分になると考えられている。 |
油脂性基剤を用いた非ステロイド性消炎鎮痛剤の坐剤 ジクロフェナク等 | ジクロフェナク坐剤との併用で、主薬の影響により本剤の吸収が上昇するとの報告がある。 | 非ステロイド性消炎鎮痛剤が直腸粘膜の透過性を亢進することによると考えられている。 |
5%以上 | 5%未満 | 頻度不明 | |
循環器 | 血圧変動 | 不整脈、顔面潮紅 | |
精神神経系 | 眠気 | めまい、不安、不穏、意識障害、幻覚、発汗、不眠 | 興奮、視調節障害、痛覚過敏・異痛症(アロディニア) |
消化器 | 悪心・嘔吐(16.8%)、便秘(12.7%) | 食欲不振、腹部膨満、直腸粘膜の刺激(肛門痛、粘膜びらん等)、口渇 | |
過敏症 | そう痒感 | 発疹 | |
血液 | 白血球減少、血小板増多、血小板減少 | ||
肝臓 | AST、ALT、ALPの上昇 | ||
腎臓 | 尿蛋白 | ||
その他 | 排尿障害、全身倦怠感 | 頭蓋内圧の亢進 |
ED50(mg/kg) | ||
試験法\投与経路 | 直腸内投与 | 経口投与 |
tail pressure法 | 約17 | 34.3 |
酢酸writhing法 | 0.69 | 1.23 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |