医療用医薬品 : レスカルミン

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医薬品情報


総称名 レスカルミン
一般名 ジフェンヒドラミン塩酸塩
臭化カルシウム
欧文一般名 Diphenhydramine Hydrochloride
Calcium Bromide
製剤名 ジフェンヒドラミン塩酸塩・臭化カルシウム配合注射液
薬効分類名 アレルギー性疾患治療剤
薬効分類番号 4419
KEGG DRUG
D08769 ジフェンヒドラミン塩酸塩・臭化カルシウム
JAPIC 添付文書(PDF)
この情報は KEGG データベースにより提供されています。
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添付文書情報2023年2月 改訂(第1版)


商品情報 3.組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
レスカルミン注 (後発品) Rescalmin Inj. 日新製薬-山形 4419500A1030 61円/管 処方箋医薬品注)

2. 禁忌

次の患者には投与しないこと
2.1 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
2.2 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用による膀胱平滑筋の弛緩、膀胱括約筋の緊張により、症状を悪化させるおそれがある。]
2.3 本剤又は臭素化合物に対し過敏症の患者
2.4 腎機能障害のある患者、脱水症の患者、全身に衰弱がみられる患者、低塩性食事を摂取している患者[ブロム中毒に陥りやすい。][9.2参照]
2.5 器質的脳障害のある患者、うつ病の患者[症状が悪化するおそれがある。]
2.6 ジギタリス製剤を使用している患者[10.1参照]

4. 効能または効果

アレルギー性鼻炎

6. 用法及び用量

通常成人1日1回5mLを静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

8. 重要な基本的注意

8.1 眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
8.2 本剤は蓄積傾向があり、中毒量と薬用量の比が小さいので、血中濃度、副作用等を観察しながら慎重に投与すること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 開放隅角緑内障の患者
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
9.2 腎機能障害患者
投与しないこと。ブロム中毒に陥りやすい。[2.4参照]
9.3 肝機能障害患者
症状が悪化するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

10.1 併用禁忌
ジギタリス製剤
ジゴキシン
(ジゴシン)

2.6参照]
ジギタリス中毒を起こしやすい。カルシウムがジギタリス製剤の作用を増強するおそれがある。
10.2 併用注意
アルコール中枢神経抑制作用が増強することがある。
このような場合には減量するなど慎重に投与すること。
相加的に中枢神経抑制作用を増強させる。
中枢神経抑制剤
バルビツール酸誘導体等
中枢神経抑制作用が増強することがある。
このような場合には減量するなど慎重に投与すること。
相加的に中枢神経抑制作用を増強させる。
MAO阻害剤中枢神経抑制作用が増強することがある。
このような場合には減量するなど慎重に投与すること。
相加的に中枢神経抑制作用を増強させる。
抗コリン作用を有する薬剤
フェノチアジン誘導体
三環系抗うつ剤等
抗コリン作用が増強することがある。
このような場合には減量するなど慎重に投与すること。
相加的に抗コリン作用を増強させる。

11. 副作用

11.1 重大な副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 アナフィラキシー(頻度不明)
呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫(顔面浮腫、喉頭浮腫等)、蕁麻疹等があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
 頻度不明
過敏症発疹、紅斑、そう痒感
循環器動悸
精神神経系頭痛、めまい、ふらつき、倦怠感、神経過敏、眠気、興奮、運動失調、抑うつ、構音障害、意識障害
消化器口渇、悪心・嘔吐、食欲減退、下痢
皮膚

14. 適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意
本剤の投与により一時的な血圧の低下がみられるので、できるだけ徐々に注射すること。

18. 薬効薬理

18.1 作用機序
レスカルミン注は、ジフェンヒドラミン塩酸塩及び臭化カルシウムの配合剤である。
18.1.1 ジフェンヒドラミン塩酸塩
ヒスタミンH1受容体遮断薬である。H1受容体を介するヒスタミンによるアレルギー性反応(毛細血管の拡張と透過性亢進、気管支平滑筋の収縮、知覚神経終末刺激によるそう痒など)を抑制する1)
18.1.2 臭化カルシウム
臭素イオンは大脳皮質に働き中枢の興奮を抑制し、また、そのほかの中枢神経領域の刺激感受性をも抑制する。カルシウムの作用でさらに消炎作用が加わる2)

19. 有効成分に関する理化学的知見

19.1. ジフェンヒドラミン塩酸塩

一般的名称 ジフェンヒドラミン塩酸塩
一般的名称(欧名) Diphenhydramine Hydrochloride
化学名 2-(Diphenylmethoxy)-N,N-dimethylethylamine monohydrochloride
分子式 C17H21NO・HCl
分子量 291.82
融点 166〜170℃
物理化学的性状 白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は苦く、舌を麻痺させる。メタノール又は酢酸(100)に極めて溶けやすく、水又はエタノール(95)に溶けやすく、無水酢酸にやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。光によって徐々に変化する。
理化学知見その他 19.1 ジフェンヒドラミン塩酸塩
KEGG DRUG D00669

19.2. 臭化カルシウム

一般的名称 臭化カルシウム
一般的名称(欧名) Calcium Bromide
分子式 CaBr2・2H2O
分子量 235.92
物理化学的性状 白色の塊又は粒状の結晶で、においはなく、味はわずかに苦い。水又はメタノールに極めて溶けやすく、エタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。極めて吸湿性である。
理化学知見その他 19.2 臭化カルシウム
KEGG DRUG D01723

22. 包装

5mL×50管(ガラスアンプル)

23. 主要文献

  1. 第十八改正日本薬局方解説書, C2313-2319, (2021), (東京:廣川書店)
  2. 第九改正日本薬局方解説書, C785-788, (1976), (東京:廣川書店)

24. 文献請求先及び問い合わせ先

文献請求先
日新製薬株式会社 安全管理部
〒994-0069 山形県天童市清池東二丁目3番1号
電話:023-655-2131
FAX:023-655-3419
Email:d-info@yg-nissin.co.jp
製品情報問い合わせ先
日新製薬株式会社 安全管理部
〒994-0069 山形県天童市清池東二丁目3番1号
電話:023-655-2131
FAX:023-655-3419
Email:d-info@yg-nissin.co.jp

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元
日新製薬株式会社
山形県天童市清池東二丁目3番1号

[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/12/17 版