医療用医薬品 : ナトリックス |
List Top |
総称名 | ナトリックス |
---|---|
一般名 | インダパミド |
欧文一般名 | Indapamide |
薬効分類名 | 持続型非チアジド系降圧剤 |
薬効分類番号 | 2149 |
ATCコード | C03BA11 |
KEGG DRUG |
D00345
インダパミド
|
KEGG DGROUP |
DG02992
チアジド類似利尿薬
DG03231
血圧降下薬
|
JAPIC | 添付文書(PDF) |
![]() |
2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 12.臨床検査結果に及ぼす影響 13.過量投与 14.適用上の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
---|---|---|---|---|---|
ナトリックス錠1 | NATRIX Tablets | 京都薬品工業 | 2149012F1059 | 10.4円/錠 | 処方箋医薬品注) |
ナトリックス錠2 | NATRIX Tablets | 京都薬品工業 | 2149012F2020 | 13.5円/錠 | 処方箋医薬品注) |
デスモプレシン酢酸塩水和物 ミニリンメルト(男性における夜間多尿による夜間頻尿) [2.5参照] | 低ナトリウム血症が発現するおそれがある。 | いずれも低ナトリウム血症が発現するおそれがある。 |
バルビツール酸誘導体、あへんアルカロイド系麻薬 | 起立性低血圧を増強させるおそれがある。 | これらの薬剤の中枢抑制作用と本剤の降圧作用による。 |
アルコール | 起立性低血圧を増強させるおそれがある。 | アルコールは心血管系抑制作用があり、本剤の降圧作用を増強する。 |
昇圧アミン ノルアドレナリン等 | 昇圧アミンに対する血管壁の反応性が低下するおそれがあるので、手術前の患者に使用する場合には一時休薬等の処置を講ずること。 | 昇圧アミンに対する血管壁の反応性を低下させることが報告されている。 |
ツボクラリン及びその類似作用物質 | ツボクラリン及びその類似作用物質の麻痺作用が増強するおそれがあるので、手術前の患者に使用する場合には一時休薬等の処置を講ずること。 | 利尿剤による血清カリウム値の低下により、これらの薬剤の神経・筋遮断作用を増強すると考えられている。 |
降圧作用を有する薬剤 | 相互に作用を増強することがあるので、用量調節等に注意すること。 | 作用機序の異なる降圧作用を有する薬剤との併用により、降圧作用が増強される。 |
ジギタリス剤 | ジギタリスの心臓に対する作用が増強するおそれがある。 | 利尿剤による血清カリウム値の低下により、多量のジギタリスが心筋Na+-K+ATPaseに結合し、心収縮力増加と不整脈が起こる。 |
糖質副腎皮質ホルモン剤、ACTH | 過剰のカリウム放出が起きるおそれがある。 | ともにカリウム排泄作用を有する。 |
グリチルリチン製剤 | 血清カリウム値の低下があらわれやすくなる。 | グリチルリチン製剤は低カリウム血症を主徴とした偽アルドステロン症を引き起こすことがある。したがって両剤の併用により低カリウム血症を増強する可能性がある。 |
リチウム | リチウム中毒を増強させることがあるので、血清リチウム濃度の測定を行い、注意すること。 | リチウムの腎における再吸収を促進し、リチウムの血中濃度を上昇させる。 |
糖尿病用剤 | 糖尿病用剤の作用が減弱するおそれがある。 | 機序は明確ではないが、利尿剤によるカリウム消失により、膵臓のβ細胞のインスリン放出が低下すると考えられている。 |
非ステロイド性消炎鎮痛剤 インドメタシン等 | 利尿降圧作用が減弱されるおそれがある。 | 非ステロイド性消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成酵素阻害作用により、腎内プロスタグランジンが減少し、水・ナトリウムの体内貯留が生じて本剤の作用と拮抗する。 |
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | |
代謝異常 | 低クロール性アルカローシス、総コレステロールの上昇、高尿酸血症、高血糖症 | 中性脂肪の上昇、高カルシウム血症 |
肝臓 | AST、ALT、ALPの上昇 | |
腎臓 | BUN、クレアチニンの上昇 | |
過敏症 | 発疹 | そう痒、湿疹、紅斑、光線過敏症、顔面潮紅 |
血液 | 白血球減少、血小板減少 | |
消化器 | 食欲不振、悪心・嘔吐、口渇 | 便秘、胃部不快感、胃重感 |
精神神経系 | 眩暈、頭痛・頭重 | 眠気、いらいら感 |
その他 | 立ちくらみ、脱力・倦怠感 | 動悸、ふらつき感、疼痛、耳鳴、胸部不快感、顔のほてり、頻尿、夜間尿、下肢しびれ感、肩こり |
投与量(mg) | Tmax(hr) | Cmax(ng/mL) | T1/2(hr) | AUC0-24(ng・hr/mL) |
1 | 1.7±0.9 | 9.9±2.2 | 13.2±2.1 | 110.3±27.0 |
2 | 1.9±1.0 | 23.4±3.5 | 19.8±20.6 | 257.9±42.4 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |