医療用医薬品 : スオード |
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総称名 | スオード |
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一般名 | プルリフロキサシン |
欧文一般名 | Prulifloxacin |
製剤名 | プルリフロキサシン錠 |
薬効分類名 | ニューキノロン系経口抗菌製剤 |
薬効分類番号 | 6241 |
ATCコード | J01MA17 |
KEGG DRUG |
D01144
プルリフロキサシン
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KEGG DGROUP |
DG01549
ニューキノロン系抗生物質
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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スオード錠100 | SWORD TABLETS | Meiji Seikaファルマ | 6241015F1023 | 66.3円/錠 | 処方箋医薬品注) |
フェンブフェン フルルビプロフェン アキセチル (ロピオン) フルルビプロフェン (フロベン等) [2.4参照] | 痙攣を起こすおそれがある。 | 本剤のGABAA受容体結合阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられる。 |
テオフィリン アミノフィリン水和物等 [9.2.1、9.8.2参照] | テオフィリンの血中濃度を上昇させ、その作用を増強させることがある。併用する場合にはテオフィリンを減量するなど適切な処置を行う。 | 軽度なCYP1A阻害作用によりテオフィリンの肝での代謝を抑制し、血中濃度を上昇させると考えられる。高齢者、腎障害のある患者では特に注意する。 |
フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤(ただしフェンブフェンは併用禁忌) ジクロフェナク等 プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤(ただしフルルビプロフェン アキセチル及びフルルビプロフェンは併用禁忌) ケトプロフェン等 [9.1.1、9.2.1、9.8.2、11.1.14参照] | 痙攣を起こすおそれがある。症状が認められた場合、両剤の投与を中止するなど適切な処置を行う。 | 本剤のGABAA受容体結合阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられる。 てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、高齢者、腎障害のある患者では特に注意する。 |
アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤 酸化マグネシウム等 鉄剤 クエン酸第一鉄ナトリウム等 カルシウム含有製剤 沈降炭酸カルシウム、L-アスパラギン酸カルシウム水和物等 | 本剤の効果が減弱されるおそれがある。これらの薬剤を投与する場合は、本剤投与後2時間以上あけるなど注意すること。 | これらの薬剤の金属イオンとキレートを形成し、吸収を阻害すると考えられる。 |
H2-受容体拮抗剤 シメチジン等 プロトンポンプ阻害剤 オメプラゾール等 | 本剤の効果が減弱されるおそれがある。 | これらの薬剤により胃内pHが上昇し、本剤の溶解性が低下した結果、吸収が低下すると考えられる。 |
副腎皮質ホルモン剤(経口剤及び注射剤) プレドニゾロン ヒドロコルチゾン等 [9.8.1、11.1.7参照] | 腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。 | 機序不明 |
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹 | 湿疹、そう痒感、蕁麻疹 | 浮腫、光線過敏症 |
腎臓 | BUN、クレアチニンの上昇、血尿 | ||
肝臓 | AST、ALT、Al-P、LDH、γ-GTP、LAP、ビリルビンの上昇 | ||
消化器 | 腹痛、下痢、嘔気、嘔吐、食欲不振、消化不良、口内炎 | 便秘、口角炎 | |
血液 | 白血球減少、血小板減少、好酸球増多 | ||
精神神経系 | 頭痛、めまい | 不眠、眠気 | |
その他 | 胸痛、脱力感、CK上昇 | 発熱、耳鳴、呼吸困難、動悸、筋肉痛、倦怠感、ほてり、結膜充血 |
投与量(mg) | 例数 | Tmax(hr) | Cmax(μg/mL) | T1/2(hr) | AUC0-∞(μg・hr/mL) |
132.1 | 6 | 1.3±0.9 | 0.68±0.33 | 7.7±2.0 | 3.99±1.51 |
264.2 | 6 | 0.7±0.3 | 1.09±0.41 | 8.9±1.6 | 6.41±1.75 |
528.4 | 6 | 0.7±0.3 | 1.88±0.60 | 7.9±1.6 | 9.72±3.55 |
患者条件[Ccr(mL/min)] | 例数 | T1/2(hr) | AUC0-∞(μg・hr/mL) | 24時間累積尿中排泄率(%) |
40≦Ccr<70 | 3 | 9.5±3.9 | 15.0±6.2 | 30.8±4.9 |
20≦Ccr<40 | 3 | 13.9±2.3 | 18.8±10.5 | 13.2±8.5 |
Ccr<20 | 1 | 33.7 | 42.8 | 2.6 |
疾患名 | 臨床効果 ( )内は有効率% | ||
皮膚科領域感染症 | 表在性皮膚感染症 | ||
急性表在性毛包炎 | 30/33(90.9) | ||
伝染性膿痂疹 | 8/8(100) | ||
深在性皮膚感染症 | |||
蜂巣炎 | 13/14(92.9) | ||
丹毒 | 2/2 | ||
せつ、せつ腫症、よう | 35/38(92.1) | ||
化膿性爪囲炎 | 16/16(100) | ||
ひょう疽 | 12/12(100) | ||
慢性膿皮症 | |||
感染性粉瘤 | 90/94(95.7) | ||
化膿性汗腺炎 | 1/1 | ||
皮下膿瘍 | 11/11(100) | ||
その他の慢性膿皮症 | 2/2 | ||
小計 | 220/231(95.2) | ||
外科領域感染症 | 肛門周囲膿瘍 | 22/22(100) | |
外傷・熱傷及び手術創等の二次感染 | 48/59(81.4) | ||
小計 | 70/81(86.4) | ||
呼吸器感染症 | 急性上気道感染症群 | ||
扁桃炎 | 74/85(87.1) | ||
咽頭・喉頭炎 | 43/46(93.5) | ||
急性気管支炎 | 91/100(91.0) | ||
慢性呼吸器病変の二次感染 | |||
慢性気管支炎 | 157/182(86.3) | ||
気管支拡張症 | 86/101(85.1) | ||
その他の慢性呼吸器疾患の二次感染 | 130/147(88.4) | ||
肺炎 | 226/245(92.2) | ||
小計 | 807/906(89.1) | ||
尿路感染症 | 腎盂腎炎 | 76/107(71.0) | |
膀胱炎 | 510/616(82.8) | ||
前立腺炎(急性症、慢性症) | 20/24(83.3) | ||
小計 | 606/747(81.1) | ||
胆道感染症 | 胆嚢炎 | 12/13(92.3) | |
胆管炎 | 15/17(88.2) | ||
小計 | 27/30(90.0) | ||
感染性腸炎 | 感染性腸炎 | 23/23(100) | |
細菌性赤痢 | 18/18(100) | ||
サルモネラ症 | 8/9(88.9) | ||
コレラ | 4/4 | ||
小計 | 53/54(98.1) | ||
産婦人科領域感染症 | 内性器感染症 | ||
子宮内感染 | 54/57(94.7) | ||
子宮付属器炎 | 26/26(100) | ||
小計 | 80/83(96.4) | ||
眼科領域感染症 | 麦粒腫 | 28/30(93.3) | |
耳鼻科領域感染症 | 中耳炎 | 42/60(70.0) | |
副鼻腔炎 | 70/81(86.4) | ||
小計 | 112/141(79.4) | ||
合計 | 2003/2303(87.0) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |