テトラサイクリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
<適応菌種>
<適応症>
歯周組織炎、抜歯創・口腔手術創の二次感染、感染性口内炎
8.1 感作されるおそれがあるので、観察を十分に行い、感作されたことを示す徴候(そう痒、発赤等)があらわれた場合には使用を中止すること。
8.2 耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめること。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。また、長期使用を避けること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
長期連用により歯の着色・形成障害をきたすおそれがある
1)2)3)。
9.8 高齢者
大量又は長期にわたる使用に際しては特に注意すること。一般に副作用があらわれやすい。
14.1 薬剤使用前の注意
使用の際は、患部の唾液等を脱脂綿等で拭き取り、患部をなるべく乾燥させること。
14.2 薬剤使用後の注意
塗布後はしばらく(1時間程度)うがいや食事を控えること。
アルミピロー包装開封後は、湿気を避けて遮光して保存すること。