医療用医薬品 : カーミパック

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医薬品情報


総称名 カーミパック
薬効分類番号 3339
KEGG DRUG
D04978 クエン酸ナトリウム水和物・クエン酸水和物・ブドウ糖
JAPIC 添付文書(PDF)
この情報は KEGG データベースにより提供されています。
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添付文書情報2024年1月 改訂(第1版)


商品情報 3.組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
カーミパックACD−A液 Karmipack ACD-A SBカワスミ 333950AX1021 処方箋医薬品注)

4. 効能または効果

血液保存

6. 用法及び用量

生物学的製剤基準(保存血液)により血液量100mLにつき15mLの割合で用いる。

8. 重要な基本的注意

8.1 本品は可塑剤であるフタル酸ジ2-エチルヘキシルが溶出するおそれがあるので、注意すること。

11. 副作用

11.2 その他の副作用
次の副作用があらわれることがあるので観察を十分行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
 頻度不明
短時間大量投与クエン酸による血中カルシウムイオン濃度の低下1)2)

14. 適用上の注意

14.1 全般的な注意
14.1.1 輸液口に針を刺す際は、まっすぐ刺すこと。斜めに刺すと輸液口の側壁を貫通し、液漏れの原因となることがある。
14.2 血液製剤調製時の注意
14.2.1 カルシウム含有製剤と混和すると凝血をおこすおそれがあるため混合輸注はしないこと。

20. 取扱い上の注意

20.1 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。
20.2 使用期限内でも包装を開封したものは速やかに使用すること。
20.3 以下の場合には使用しないこと。
・外袋内や容器表面に水滴や結晶が認められた場合
・容器から薬液が漏れている場合
・性状その他薬液に異状が認められる場合
・輸液口カバーがはずれている場合
20.4 蒸気滅菌工程の水蒸気あるいはその後の熱処理のため、バッグが不透明になったり、輸液口内に微量の水分が残留することがあるが、使用上問題はない。ただし著しい水濡れや、内容液のリークが疑われる場合は使用しないこと。
20.5 直射日光や水濡れのおそれのある場所や湿度の高い場所での保存はさけること。

22. 包装

300mL 30袋 ソフトバッグ[ポリ塩化ビニル(可塑剤:フタル酸ジ2-エチルヘキシル)]
500mL 20袋 ソフトバッグ[ポリ塩化ビニル(可塑剤:フタル酸ジ2-エチルヘキシル)]

23. 主要文献

  1. 宮尾秀樹ほか, 医療, 36 (6), 566, (1982) »DOI
  2. 湯浅晋治ほか, 外科治療, 55 (2), 191, (1986)

24. 文献請求先及び問い合わせ先

文献請求先
SBカワスミ株式会社
〒210-8602 神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番4号
電話:044-589-8070
製品情報問い合わせ先
SBカワスミ株式会社
〒210-8602 神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番4号
電話:044-589-8070

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元
SBカワスミ株式会社
〒210-8602 神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番4号

[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2024/05/22 版