9.1.1 重篤な頻脈性不整脈のある患者
9.1.2 著しく血圧の低い患者
9.1.3 血清カリウム低下のある患者
9.1.4 高度の大動脈弁狭窄・僧帽弁狭窄等がある患者
9.1.5 利尿剤を大量に投与されている患者
9.1.6 フロセミド等のループ利尿剤の投与を受けている患者
本剤と併用する際には注意すること。過度の利尿により低カリウム血症が生じやすいため、ジギタリスを併用している場合はジギタリスによる不整脈が生じやすくなる。
9.1.7 急性心不全患者
初期投与量を減量するなど注意すること。不整脈があらわれることがあり、本剤投与によりその可能性を高めるおそれがある。
9.1.8 ブドウ糖の投与が好ましくない患者
他の希釈剤で希釈したミルリノン注射液10mgを使用すること。本剤はブドウ糖を含んでいる。
9.1.9 水分摂取が制限されている患者
水分摂取量が過剰にならないよう注意して投与すること。また、必要に応じミルリノン注射液10mgの使用も考慮すること。
腎機能の低下している患者では血漿中濃度が高くなることがある。本剤は腎排泄型の薬剤である。[
7.2、
9.8、
11.1.2参照]
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット:静脈内)で乳汁中への移行が認められている。
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
過量投与にならないよう慎重に投与すること。腎機能が低下していることが多く、血漿中濃度が高くなるおそれがある。[
7.2、
9.2、
11.1.2参照]