医療用医薬品 : ベプリコール |
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| 総称名 | ベプリコール |
|---|---|
| 一般名 | ベプリジル塩酸塩水和物 |
| 欧文一般名 | Bepridil Hydrochloride Hydrate |
| 製剤名 | ベプリジル塩酸塩水和物錠 |
| 薬効分類名 | 頻脈性不整脈・狭心症治療剤 |
| 薬効分類番号 | 2129 |
| ATCコード | C08EA02 |
| KEGG DRUG |
D00631
ベプリジル塩酸塩水和物
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| KEGG DGROUP |
DG01653
抗不整脈薬
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| ベプリコール錠50mg | Bepricor Tablets 50mg | オルガノン | 2129011F1035 | 33.6円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品 |
| ベプリコール錠100mg | Bepricor Tablets 100mg | オルガノン | 2129011F2031 | 63.7円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品 |
| リトナビル (ノービア) サキナビルメシル酸塩 (インビラーゼ) アタザナビル硫酸塩 (レイアタッツ) ホスアンプレナビルカルシウム水和物 (レクシヴァ) [2.6参照] | 心室頻拍等の重篤な副作用を起こすおそれがある。 | これらの薬剤のチトクロームP450に対する競合的阻害作用により、併用した場合、本剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。 |
| イトラコナゾール (イトリゾール) [2.6参照] | 本剤の血中濃度上昇により、QT延長が発現する可能性がある。 | これらの薬剤のチトクロームP450に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される可能性がある。 |
| アミオダロン塩酸塩(注射) (アンカロン注) [2.6参照] | 併用によりTorsade de pointesを起こすことがある。 | 併用によりQT延長作用が相加的に増強すると考えられる。 |
| エリグルスタット酒石酸塩 (サデルガ) [2.6参照] | 併用によりQT延長等を生じるおそれがある。 | 併用によりQT延長作用が相加的に増強すると考えられる。 |
| シポニモドフマル酸 (メーゼント) [2.6参照] | 併用によりTorsade de pointes等の重篤な不整脈を生じるおそれがある。 | シポニモドフマル酸の投与により心拍数が減少するため、併用により不整脈を増強するおそれがある。 |
| 血清カリウム値を低下させる薬剤 利尿剤等 | 不整脈を誘発することがある(本剤投与前に血清カリウム濃度を測定し、低カリウム血症の場合はあらかじめ適切な処置を行った後、本剤を投与すること)。 | カリウム値が低下すると房室伝導が抑制され、本剤の投与により新たな不整脈を誘発することがある。 |
| QTを延長する薬剤 キニジン等 | 不整脈を誘発することがある。 | 本剤はQT延長作用があり、併用による過度のQT延長が考えられる。 |
| ジゴキシン | ジゴキシンの中毒症状(頭痛、嘔気、めまい等)があらわれることがあるので、必要があればジゴキシンを減量する。 | ジゴキシンの腎及び腎外クリアランスを減少させ、ジゴキシンの血中濃度を上昇させると考えられる。 |
| β遮断薬 プロプラノロール塩酸塩等 | 徐脈があらわれることがある。 | 本剤及びβ遮断薬は相互に房室伝導抑制作用を有する。 |
| Ca拮抗薬 ベラパミル塩酸塩等 | 徐脈があらわれることがある。 | 本剤及びCa拮抗薬は相互に房室伝導抑制作用を有する。 |
| 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | |
| 循環器 | 徐脈、T波異常、動悸 | 失神発作 |
| 肝臓 | AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、肝機能異常 | |
| 血液 | 白血球減少 | |
| 精神神経系 | 頭痛、めまい、ふらつき感 | |
| 消化器 | 嘔気、胃部不快感、腹部不快感、食欲不振、下痢、便秘、胸やけ、口渇 | |
| 過敏症 | 発疹 | |
| その他 | 倦怠感、排尿障害、発熱、胸部不快感、ほてり |
| 投与群 | 有効例数/効果判定例数 | 有効率(%) |
| プラセボ | 1/29 | 3.4 |
| 100mg/日 | 12/32 | 37.5a) |
| 200mg/日 | 20/29 | 69.0b) |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/12/17 版 |