医療用医薬品 : リスモダン |
List Top |
| 総称名 | リスモダン |
|---|---|
| 一般名 | ジソピラミドリン酸塩 |
| 欧文一般名 | Disopyramide Phosphate |
| 製剤名 | ジソピラミドリン酸塩製剤 |
| 薬効分類名 | 不整脈治療剤 |
| 薬効分類番号 | 2129 |
| ATCコード | C01BA03 |
| KEGG DRUG |
D00637
ジソピラミドリン酸塩
|
| KEGG DGROUP |
DG00194
ジソピラミド
DG01653
抗不整脈薬
|
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
|
2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| リスモダンP静注50mg | Rythmodan P 50mg for I.V.Injection | クリニジェン | 2129401A1070 | 369円/管 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| スパルフロキサシン スパラ モキシフロキサシン塩酸塩 アベロックス ラスクフロキサシン塩酸塩(注射剤) ラスビック点滴静注キット トレミフェンクエン酸塩 フェアストン [2.3参照] | 心室性頻拍(Torsades de pointesを含む)、QT延長を起こすことがある。 | 併用によりQT延長作用が相加的に増強すると考えられる。 |
| アミオダロン塩酸塩(注射剤) アンカロン注 [2.3参照] | Torsades de pointesを起こすことがある。 | 併用によりQT延長作用が相加的に増強すると考えられる。 |
| エリグルスタット酒石酸塩 サデルガ [2.3参照] | QT延長等を生じるおそれがある。 | 併用によりQT延長作用が相加的に増強すると考えられる。 |
| フィンゴリモド塩酸塩 イムセラ ジレニア [2.3参照] | Torsades de pointes等の重篤な不整脈を起こすおそれがある。 | フィンゴリモド塩酸塩の投与により心拍数が低下するため、併用により不整脈を増強するおそれがある。 |
| シポニモドフマル酸塩 メーゼント [2.3参照] | Torsades de pointes等の重篤な不整脈を起こすおそれがある。 | シポニモドフマル酸塩の投与により心拍数が減少するため、併用により不整脈を増強するおそれがある。 |
| エリスロマイシン クラリスロマイシン | 本剤の作用を増強させることがある。 | エリスロマイシン、クラリスロマイシンは肝ミクロソームCYP3Aを阻害することが知られている。本剤はCYP3Aで代謝されるため、併用により本剤の代謝が抑制される。 |
| β-遮断剤 アテノロール等 | 過度の心機能抑制作用があらわれることがある。 | 両剤の陰性変力作用と変伝導作用により相互に心機能抑制作用を増強するおそれがある。 アテノロールとの併用により本剤のクリアランスが減少すると考えられている。 |
| フェニトイン | 本剤の作用を減弱させ、代謝物による抗コリン作用が増強するおそれがある。 | フェニトインにより肝代謝酵素の産生が誘導され、本剤の代謝が促進すると考えられている。 |
| リファンピシン | 本剤の作用を減弱させ、代謝物による抗コリン作用が増強するおそれがある。 | リファンピシンにより肝代謝酵素の産生が誘導され、本剤の代謝が促進すると考えられている。 |
| 糖尿病用薬 インスリン スルホニル尿素系薬剤等 | 低血糖があらわれるおそれがある。 | 動物実験において本剤がインスリン分泌を促進するとの報告があり、併用によって血糖降下作用が増強される可能性がある。 |
| バルデナフィル塩酸塩水和物 | QT延長を起こすことがある。 | QT延長を起こすことがあり、併用によりQT延長作用が相加的に増強すると考えられる。 |
| セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 | 本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。 | セイヨウオトギリソウにより誘導された肝薬物代謝酵素が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。 |
| ラスクフロキサシン塩酸塩(錠剤) ラスビック | QT延長を起こすおそれがある。 | 併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。 |
| 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
| 循環器 | QRS幅増大 | ブロックを伴う発作性心房性頻拍、PQ延長、QT延長 | 脚ブロック |
| 消化器 | 口渇、嘔吐 | 口内異常感、便秘 | |
| 肝臓 | AST、ALT上昇等 | 黄疸 | |
| 泌尿器 | 尿閉、排尿障害 | 乏尿 | |
| 精神神経系 | 頭痛、しびれ感 | ||
| 過敏症 | 発疹等 | ||
| その他 | 灼熱感 | 頸部異和感、倦怠感、胸部不快感 |
| t1/2α(分) | t1/2β(時間) |
| 3.78±2.31 | 4.35±1.15 |
| 対象疾患 | 有効率 | |
| 期外収縮 | 心室性期外収縮 | 88.1%(215/244) |
| 上室性期外収縮 | 93.3%(70/75) | |
| 心室性・上室性期外収縮 | 66.7%(2/3) | |
| 頻拍 | 心室性頻拍 | 64.4%(56/87) |
| 発作性上室性頻拍 | 76.2%(179/235) | |
| 細・粗動 | 心房細動 | 66.7%(30/45) |
| 発作性心房細動 | 63.9%(117/183) | |
| 心房粗動 | 62.9%(22/35) | |
| 合計 | 76.2%(691/907) | |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |