アフロクアロンとして、通常成人1日量60mg(3錠)を3回に分けて経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
反射運動能力の低下、眠気等が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に高齢者では生理機能が低下している。
14.1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
18.1 作用機序
脊髄から上位の中枢にかけての広範囲の部位に作用して、筋緊張亢進状態を緩解させる。
18.2 筋弛緩作用
マウスに対する筋弛緩作用は、回転棒法、懸垂法及び傾斜板法により、トルペリゾン塩酸塩の約10倍の作用をもつことが認められている
2)。
(マウス、経口投与)
| 薬物\方法 | 筋弛緩作用ED50(mg/kg) |
| 回転棒法 | 懸垂法 | 傾斜板法 |
| アフロクアロン | 22.4 | 20.7 | 19.3 |
| トルペリゾン塩酸塩 | 200以上 | 200以上 | 200以上 |
18.3 脊髄反射電位に対する作用
脊髄切断ネコに対し、5mg/kg以上の静脈内投与において、多シナプス、単シナプス反射電位を用量依存的に抑制する。特に多シナプス反射経路に対する抑制が強い
3)。
18.4 実験的固縮緩解作用
ラット除脳固縮(γ-固縮)及び虚血性除脳固縮(α-固縮)に対する緩解作用ED
50(経口投与)は、それぞれ17.2及び25.7mg/kgである。特にγ-線維系に対する選択性が高い
3)。