医療用医薬品 : アロフト

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医薬品情報


総称名 アロフト
一般名 アフロクアロン
欧文一般名 Afloqualone
製剤名 アフロクアロン錠
薬効分類名 筋緊張性疾患治療剤
薬効分類番号 1249
KEGG DRUG
D01638 アフロクアロン
JAPIC 添付文書(PDF)
この情報は KEGG データベースにより提供されています。
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添付文書情報2025年4月 作成(第1版)


商品情報 3.組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
アロフト錠20mg AROFUTO Tablets ニプロ 1249008F1215 10.2円/錠 処方箋医薬品注)

2. 禁忌

次の患者には投与しないこと
2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

4. 効能または効果

○下記疾患における筋緊張状態の改善
頸肩腕症候群、腰痛症
○下記疾患による痙性麻痺
脳血管障害、脳性麻痺、痙性脊髄麻痺、脊髄血管障害、頸部脊椎症、後縦靱帯骨化症多発性硬化症筋萎縮性側索硬化症脊髄小脳変性症、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、術後後遺症(脳・脊髄腫瘍を含む)、その他の脳脊髄疾患

6. 用法及び用量

アフロクアロンとして、通常成人1日量60mg(3錠)を3回に分けて経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。

8. 重要な基本的注意

反射運動能力の低下、眠気等が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に高齢者では生理機能が低下している。

11. 副作用

11.2 その他の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められる場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
 0.1〜5%未満0.1%未満
精神神経系ふらつき、めまい、眠気頭痛
消化器悪心、食欲不振、腹痛、胃部不快感嘔吐、下痢、口渇、便秘、腹部膨満感、胃炎
皮膚 光線過敏症
過敏症発疹、そう痒 
その他脱力感、倦怠感浮腫、耳鳴、頻尿、口内炎

14. 適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

16. 薬物動態

16.1 血中濃度
健康成人男子にアフロクアロンを20mg経口投与したとき、血漿中濃度は約1時間後に最高に達する。血漿中濃度の半減期は、約3.3時間である1)

17. 臨床成績

17.1 有効性及び安全性に関する試験
<頸肩腕症候群、腰痛症における筋緊張状態の改善>
17.1.1 国内臨床試験
全国72施設で、514例について実施された3種の二重盲検比較試験を含む臨床試験の結果、頸肩腕症候群及び腰痛症における筋緊張状態の改善に対し有用性が認められている。
<痙性麻痺>
17.1.2 国内臨床試験
全国70施設で、475例について実施された2種の二重盲検比較試験を含む臨床試験の結果、脳血管障害、頸部脊椎症等の神経疾患に伴う痙性麻痺に対し、有用性が認められている。

18. 薬効薬理

18.1 作用機序
脊髄から上位の中枢にかけての広範囲の部位に作用して、筋緊張亢進状態を緩解させる。
18.2 筋弛緩作用
マウスに対する筋弛緩作用は、回転棒法、懸垂法及び傾斜板法により、トルペリゾン塩酸塩の約10倍の作用をもつことが認められている2)
(マウス、経口投与)
薬物\方法筋弛緩作用ED50(mg/kg)
回転棒法懸垂法傾斜板法
アフロクアロン22.420.719.3
トルペリゾン塩酸塩200以上200以上200以上
18.3 脊髄反射電位に対する作用
脊髄切断ネコに対し、5mg/kg以上の静脈内投与において、多シナプス、単シナプス反射電位を用量依存的に抑制する。特に多シナプス反射経路に対する抑制が強い3)
18.4 実験的固縮緩解作用
ラット除脳固縮(γ-固縮)及び虚血性除脳固縮(α-固縮)に対する緩解作用ED50(経口投与)は、それぞれ17.2及び25.7mg/kgである。特にγ-線維系に対する選択性が高い3)

19. 有効成分に関する理化学的知見

19.1. アフロクアロン

一般的名称 アフロクアロン
一般的名称(欧名) Afloqualone
化学名 6-Amino-2-fluoromethyl-3-(2-tolyl)-3H-quinazolin-4-one
分子式 C16H14FN3O
分子量 283.30
融点 約197℃(分解)。
物理化学的性状 ・白色〜淡黄色の結晶又は結晶性の粉末である。
・アセトニトリルにやや溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。
・光によって徐々に着色する。
KEGG DRUG D01638

20. 取扱い上の注意

外箱開封後は光を避けて保存すること。

22. 包装

100錠[10錠(PTP)×10]

23. 主要文献

  1. Miura,Y.et al., 臨床薬理, 16 (4), 649-657, (1985) »DOI
  2. Ochiai,T.et al., Jpn.J.Pharmacol., 31, 491-501, (1981) »DOI
  3. Ochiai,T.et al., Jpn.J.Pharmacol., 32, 427-438, (1982) »PubMed »DOI

24. 文献請求先及び問い合わせ先

文献請求先
ニプロ株式会社 医薬品情報室
〒566-8510 大阪府摂津市千里丘新町3番26号
電話:0120-226-898
FAX:050-3535-8939
製品情報問い合わせ先
ニプロ株式会社 医薬品情報室
〒566-8510 大阪府摂津市千里丘新町3番26号
電話:0120-226-898
FAX:050-3535-8939

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元
ニプロ株式会社
大阪府摂津市千里丘新町3番26号

[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/12/17 版