医療用医薬品 : インクレミン |
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| 総称名 | インクレミン |
|---|---|
| 一般名 | 溶性ピロリン酸第二鉄 |
| 欧文一般名 | Ferric Pyrophosphate,Soluble |
| 製剤名 | 溶性ピロリン酸第二鉄シロップ |
| 薬効分類名 | 鉄欠乏性貧血治療剤 |
| 薬効分類番号 | 3222 |
| KEGG DRUG |
D04946
溶性ピロリン酸第二鉄
|
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| インクレミンシロップ5% (後発品) | INCREMIN Syrup 5% | アルフレッサファーマ | 3222012Q1030 | 6.4円/mL |
| 年齢 | シロップとして(mL) |
| 1歳未満 | 2〜4 |
| 1〜5歳 | 3〜10 |
| 6〜15歳 | 10〜15 |
| 年齢 | 溶性ピロリン酸第二鉄として(mg) | 鉄として(mg) |
| 1歳未満 | 100〜200 | 12〜24 |
| 1〜5歳 | 150〜500 | 18〜60 |
| 6〜15歳 | 500〜750 | 60〜90 |
| テトラサイクリン系抗生物質 テトラサイクリン ミノサイクリン等 | 相互に吸収を阻害し、効果が減弱するおそれがある。 両剤の服用間隔を2〜4時間とすること。 | 本剤とテトラサイクリン系抗生物質が消化管内で難溶性のキレートを形成して、両剤の吸収を阻害し、血中濃度が低下する。 |
| 制酸剤 | 本剤の吸収が阻害され、効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をあけること。 | 消化管pH上昇により、鉄の溶解性が減少する。また、難溶性塩を形成し、鉄の消化管吸収が阻害されると考えられる。 |
| セフジニル ニューキノロン系抗菌剤 オフロキサシン シプロフロキサシン塩酸塩水和物 ノルフロキサシン等 | これらの薬剤の吸収を阻害し、効果を減弱させるおそれがあるので、投与間隔をあけること。 | キレートを形成し、吸収を阻害すると考えられる。 |
| 甲状腺ホルモン製剤 レボチロキシンナトリウム リオチロニンナトリウム等 | 甲状腺ホルモン製剤の吸収を阻害し、効果を減弱させるおそれがあるので、投与間隔をあけること。 | 難溶性の複合体を形成し、吸収を阻害すると考えられる。 |
| タンニン酸を含有する食品 | 本剤の吸収が阻害され、効果が減弱するおそれがある。 | 不溶性の塩を形成し、吸収が阻害されると考えられる。 |
| 頻度不明 | |
| 消化器 | 悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢、便秘、胃部不快感 |
| 皮膚 | 光線過敏症 |
| 過敏症 | 発疹、蕁麻疹、そう痒 |
| Cmax(μg/dL) | AUC(μg・hr/dL) | T1/2(hr) |
| 217.6±10.3 | 2031±139 | 6.5±1.1 |
| 一般的名称 | 溶性ピロリン酸第二鉄 |
|---|---|
| 一般的名称(欧名) | Ferric Pyrophosphate,Soluble |
| 分子式 | Fe4(P2O7)3・4Na3C6H5O7 |
| 分子量 | 1777.49 |
| 物理化学的性状 | 淡緑色透明な薄片又は顆粒状の砕片で、光により変化する。 水溶液(1→10)は弱酸性である。 水に溶けやすく、エタノールにほとんど溶けない。 |
| KEGG DRUG | D04946 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/12/17 版 |