医療用医薬品 : ブリカニール |
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総称名 | ブリカニール |
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一般名 | テルブタリン硫酸塩 |
欧文一般名 | Terbutaline Sulfate |
製剤名 | テルブタリン硫酸塩シロップ |
薬効分類名 | 気管支拡張剤 |
薬効分類番号 | 2252 |
ATCコード | R03AC03 R03CC03 |
KEGG DRUG |
D00688
テルブタリン硫酸塩
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ブリカニールシロップ0.5mg/mL | Bricanyl Syrup 0.5mg/mL | アストラゼネカ | 2252003Q1035 | 6.9円/mL |
0.5歳〜1歳未満 | 3〜4mL(1.5〜2mg) |
1歳〜3歳未満 | 4〜6mL(2〜3mg) |
3歳〜5歳未満 | 6〜8mL(3〜4mg) |
5歳〜7歳未満 | 8〜10mL(4〜5mg) |
カテコールアミン製剤 アドレナリン、 イソプロテレノール等 | 不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。 | 併用によりアドレナリン作動性神経刺激の増大が起きる。 |
キサンチン誘導体 テオフィリン、 アミノフィリン水和物、 ジプロフィリン等 [11.1.2参照] | 低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。 血清カリウム値のモニターを行う。 | キサンチン誘導体との併用によりc-AMP量が増加し、血清カリウム値の低下を増強することがある。 |
ステロイド剤 ベタメタゾン、 プレドニゾロン、 ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム等 カリウム排泄型利尿剤 フロセミド、 トリクロルメチアジド、 ヒドロクロロチアジド等 [11.1.2参照] | 低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。 血清カリウム値のモニターを行う。 | ステロイド剤及びカリウム排泄型利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下を増強することが考えられる。 |
β遮断剤(β1選択性)注) アテノロール、 塩酸セリプロロール、 ビソプロロールフマル酸塩等 | 本剤の作用を減弱させるおそれがある。 | β遮断剤は、β2刺激剤である本剤の作用と拮抗することがある。 |
頻度不明 | |
過敏症 | 発疹 |
循環器 | 動悸、頻脈、血圧変動、胸部圧迫感、不整脈 |
精神神経系 | 手指の振戦・こわばり・しびれ感、頭痛、めまい・ふらつき、痙直、不眠、傾眠、激越、運動過多、情緒不安 |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振 |
小児2mg経口 | 未変化体 | 総テルブタリン |
Tmax | 2.7時間 | 3時間 |
Cmax | 3.1ng/mL | 20.4ng/mL |
AUC0〜8hr | 14.6ng・hr/mL | 100.4ng・hr/mL |
試験番号 | 疾患名 | 有効以上/効果判定例数 有効率(%) | 副作用 |
一般臨床試験(1)4) | 気管支喘息 | 10/20(50.0) | なし |
気管支炎 | 13/20(65.0) | ||
喘息様気管支炎 | 13/20(65.0) | ||
一般臨床試験(2)5) | 気管支喘息 | 9/11(81.8) | なし |
気管支炎 | 1/4(25.0) | ||
喘息様気管支炎 | 8/9(88.9) | ||
一般臨床試験(3)6) | 気管支喘息 | 13/21(61.9) | なし |
気管支炎 | 9/12(75.0) | ||
喘息様気管支炎 | 1/1(100.0) | ||
一般臨床試験(4)7) | 気管支喘息 | 25/32(78.1) | 腹痛1例 (1.2%) |
気管支炎 | 29/35(82.9) | ||
喘息様気管支炎 | 10/16(62.5) | ||
一般臨床試験(5)8) | 気管支喘息 | 13/21(61.9) | なし |
気管支炎 | 12/16(75.0) | ||
喘息様気管支炎 | 8/10(80.0) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |