医療用医薬品 : ニコチン酸アミド

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医薬品情報


総称名 ニコチン酸アミド
一般名 ニコチン酸アミド
欧文一般名 Nicotinamide
製剤名 ニコチン酸アミド散10%
薬効分類名 ニコチン酸アミド製剤
薬効分類番号 3132
ATCコード A11HA01
KEGG DRUG D00036 ニコチン酸アミド
商品一覧
JAPIC 添付文書(PDF)

添付文書情報 2015年4月 改訂(販売元変更に伴う改訂) (第7版)


効能・効果及び用法・用量 使用上の注意 薬効薬理 理化学的知見 包装 主要文献

商品情報 組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
ニコチン酸アミド散10%「ゾンネ」 NICOTINAMIDE POWDER 10% ZONNE ゾンネボード製薬 3132002B1034 10.7円/g

効能・効果及び用法・用量

効能効果

ニコチン酸欠乏症の予防及び治療(ペラグラなど)、ニコチン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)

下記の疾患のうちニコチン酸の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合

口角炎、口内炎、舌炎、接触皮膚炎、急・慢性湿疹、光線過敏性皮膚炎、メニエル症候群、末梢循環障害(レイノー病、四肢冷感、凍瘡凍傷)、耳鳴、難聴

2.の適応(効能又は効果)に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法用量

ニコチン酸アミドとして通常成人1日25〜200mgを経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦、産婦、授乳婦等への投与に関する安全性は確立していない。

小児等への投与

小児等への投与に対する安全性は確立していない。

薬効薬理

ニコチン酸アミドはニコチン酸とともにNAD(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)、NADP(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド・リン酸エステル)に組み込まれ、脱水素酵素の補酵素として広く生体内の酸化還元反応にあずかる。1)2)3)基質となる化合物はアルコール、各種の有機酸、アミノ酸、糖、脂質等極めて広範囲にわたり4)細胞の酸化還元反応に不可欠である。
ニコチン酸アミドはペラグラと関係の深い多くの皮膚疾患(口角炎、口内炎、舌炎、急・慢性湿疹、接触皮膚炎、光線過敏性皮膚炎)の治療に用いられる。5)6)また細胞の酸化還元反応に不可欠であることから、末梢循環障害(レイノー病、四肢冷感、凍瘡、凍傷)に、更に内耳の迷路細胞の呼吸機能を賦活することから、耳鳴、難聴の治療に用いられる。7)8)

有効成分に関する理化学的知見

一般名ニコチン酸アミド
一般名(欧名)Nicotinamide
化学名Pyridine-3-carboxamide〔98-92-0〕
分子式C6H6N2O
分子量122.12
融点128〜131℃
性状本品は白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。本品は水又はエタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルに溶けにくい。
KEGG DRUGD00036

包装

500g

主要文献


1. Dietrich,L.S.et al.,  J.Vitaminol.,  14,  123,  (1968) »PubMed
2. Preiss,J.et al.,  J.Biol.Chem.,  233,  488,  (1958) »PubMed
3. Streffer,C.et al.,  Europ.J.Biochem.,  21,  357,  (1971) »PubMed
4. 大西 豊 ほか,  化学の領域,  28,  289,380,  (1974)
5. 平田欣一,  臨皮泌,  7,  593,  (1953)
6. 斉藤忠夫 ほか,  皮膚と泌尿,  19,  6,  (1957)
7. 原田好雄,  耳鼻と臨床,  10,  1,  (1964) »J-STAGE
8. 河村正三,  Ther.Res.,  4,  581,  (1986)

作業情報


改訂履歴

2008年6月 改訂
2015年4月 改訂(販売元変更に伴う改訂) (第7版)

文献請求先

ゾンネボード製薬株式会社
193-0832
東京都八王子市散田町5-7-14
0120-042-171

業態及び業者名等

製造販売元
ゾンネボード製薬株式会社
東京都八王子市散田町5-7-14


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2020/6/17 版