医療用医薬品 : メキシチール |
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| 総称名 | メキシチール |
|---|---|
| 一般名 | メキシレチン塩酸塩 |
| 欧文一般名 | Mexiletine Hydrochloride Mexiletine |
| 製剤名 | メキシレチン塩酸塩製剤 |
| 薬効分類名 | 不整脈治療剤 |
| 薬効分類番号 | 2129 |
| ATCコード | C01BB02 |
| KEGG DRUG |
D00639
メキシレチン塩酸塩
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| KEGG DGROUP |
DG01653
抗不整脈薬
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| メキシチール点滴静注125mg | MEXITIL for I.V.Infusion | 太陽ファルマ | 2129403A1044 | 786円/管 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
| リドカイン プロカインアミド キニジン カルシウム拮抗剤 β受容体遮断剤 [9.1.12参照] | 本剤の作用が増強することがある。 | 両剤の陰性変力作用と変伝導作用が相加的又は相乗的に増強することがある。 |
| 肝薬物代謝酵素機能 (特にチトクロームP-450系のCYP1A2及び2D6)に影響を与える薬剤 | 本剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。 | チトクロームP-450(CYP1A2、2D6)による本剤の代謝が影響を受けるおそれがある。 |
| アミオダロン[9.1.12参照] | torsade de pointesを発現したとの報告がある。 | 機序不明。 |
| シメチジン | 本剤の血中濃度が上昇することがある。 | シメチジンによりチトクロームP-450の薬物代謝が阻害され本剤の血中濃度が上昇することがある。 |
| リファンピシン フェニトイン | 本剤の血中濃度が低下することがある。 | 本剤の代謝が促進されることがある。 |
| テオフィリン | テオフィリンの血中濃度が上昇することがある。 | 本剤はテオフィリンに比べ、チトクロームP-450への親和性が強く、テオフィリンの代謝が抑制される。 |
| 尿のpHをアルカリ化させる薬剤 炭酸水素ナトリウム 等 | 本剤の血中濃度が上昇することがある。 | アルカリ性尿は、本剤の腎排泄を抑制する。 |
| 尿のpHを酸性化させる薬剤 塩化アンモニウム 等 | 本剤の血中濃度が低下することがある。 | 酸性尿は、本剤の腎排泄を促進する。 |
| 1〜5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
| 循環器 | 血圧低下 | 動悸、胸部圧迫感、徐脈 | QRS延長、洞停止 |
| 消化器 | 悪心・嘔吐 | 口渇、胃重圧感 | 胸やけ、腹部膨満感、食欲不振、胃・腹部不快感 |
| 精神神経系 | 頭がボーとする(3.8%)、口・舌等のしびれ感(3.6%)、めまい(2.1%) | 頭痛、発汗、眠気、痙攣、耳鳴、顔面潮紅 | せん妄、運動失調 |
| 過敏症 | 手掌そう痒感 | ||
| 肝臓 | AST、ALT上昇 | γ-GTPの上昇、黄疸 | |
| 血液 | 血小板減少 | ||
| その他 | 熱感・灼熱感(3.0%) | 鼻閉、血管痛、倦怠感 |
| 投与対象 | 有効例数/効果判定例数 | 有効率(中等度改善以上) |
| 心室期外収縮 | 46/61 | 75.4% |
| 心室頻拍 | 4/6 | 66.7% |
| 投与対象 | 有効例数/効果判定例数 | 有効率(中等度改善以上) |
| 心室期外収縮 | 128/177 | 72.3% |
| 心室頻拍 | 29/38※ | 76.3% |
| 手術及び麻酔に伴う頻脈性不整脈(心室性) | 26/30 | 86.7% |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |