医療用医薬品 : ランダ |
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総称名 | ランダ |
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一般名 | シスプラチン |
欧文一般名 | Cisplatin |
製剤名 | シスプラチン製剤 |
薬効分類名 | 抗悪性腫瘍剤 |
薬効分類番号 | 4291 |
ATCコード | L01XA01 |
KEGG DRUG |
D00275
シスプラチン
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ランダ注10mg/20mL | Randa Injection 10mg/20mL | 日本化薬 | 4291401A1097 | 958円/瓶 | 毒薬, 処方箋医薬品注) |
ランダ注25mg/50mL | Randa Injection 25mg/50mL | 日本化薬 | 4291401A2093 | 2111円/瓶 | 毒薬, 処方箋医薬品注) |
ランダ注50mg/100mL | Randa Injection 50mg/100mL | 日本化薬 | 4291401A3090 | 3082円/瓶 | 毒薬, 処方箋医薬品注) |
抗悪性腫瘍剤 | 骨髄抑制を増強することがある。患者の状態を観察しながら、減量するなど用量に注意すること。 | 骨髄抑制作用を有する。 |
放射線照射 | 骨髄抑制を増強することがある。患者の状態を観察しながら、減量するなど用量に注意すること。 | 骨髄抑制作用を有する。 |
放射線照射 | 胸部への放射線照射の併用療法を行った場合に、重篤な皮膚炎、食道炎、嚥下障害又は肺臓炎が発現したとの報告がある。患者の状態を観察しながら、肺陰影等が出現した場合には、本剤の投与及び放射線照射を直ちに中止すること。 | 機序不明 動物試験(マウス)で本剤による放射線感受性増加が認められている。 |
パクリタキセル | 本剤をパクリタキセルの前に投与した場合、逆の順序で投与した場合より骨髄抑制が増強するおそれがある。本剤をパクリタキセルの後に投与すること。 | 本剤をパクリタキセルの前に投与した場合、パクリタキセルのクリアランスが低下し、パクリタキセルの血中濃度が上昇する。 |
パクリタキセル | 末梢神経障害が増強するおそれがある。患者の状態を観察しながら、減量するか又は投与間隔を延長すること。 | 末梢神経障害を有する。 |
アミノグリコシド系抗生物質 ストレプトマイシン ゲンタマイシン アミカシン 等 バンコマイシン フロセミド | 腎障害及び聴器障害が増強されることがある。 | 腎障害及び聴覚障害を有する。 |
アムホテリシンB(注射剤) | 腎障害が増強されることがある。 | 腎障害を有する。 |
頭蓋内放射線照射 | 聴器障害が増強することがある。 | 機序不明 |
ピレタニド | 聴器障害が増強することがある。 | 聴覚障害を有する。 |
フェニトイン | フェニトインの血漿中濃度が低下したとの報告がある。 | 機序不明 |
10%以上 | 1〜10%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
消化器 | 悪心・嘔吐注)(85.3%)、食欲不振(74.6%) | 下痢、口内炎 | イレウス、腹痛 | 便秘、腹部膨満感、口角炎 |
過敏症 | 発疹 | ほてり | ||
精神神経系 | 末梢神経障害(しびれ、麻痺等)、頭痛 | 痙攣 | 言語障害、味覚異常、意識障害、見当識障害、レールミッテ徴候 | |
肝臓 | AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇 | ビリルビン上昇、γ‐GTP上昇 | ||
循環器 | 動悸、頻脈、心電図異常、レイノー様症状 | |||
電解質 | 血清ナトリウム、カリウム、クロール、カルシウム、マグネシウム等の異常 | テタニー様症状、血清リン異常 | ||
皮膚 | 脱毛(24.4%) | そう痒、色素沈着 | 紅斑 | |
その他 | 全身倦怠感(42.0%) | 発熱、吃逆 | 眩暈、疼痛、全身浮腫、血圧低下、胸痛 | 注射部位反応(発赤、腫脹、疼痛、壊死、硬結等)、血圧上昇、高尿酸血症、脱水 |
腫瘍別 | 奏効率注) |
睾丸腫瘍 | 68.9%(31/45) |
膀胱癌 | 52.9%(27/51) |
腎盂・尿管腫瘍 | 36.4%(4/11) |
前立腺癌 | 19.0%(11/58) |
卵巣癌 | 57.6%(49/85) |
頭頸部癌 | 25.8%(17/66) |
非小細胞肺癌 | 19.4%(21/108) |
食道癌 | 21.3%(10/47) |
子宮頸癌 | 35.9%(14/39) |
神経芽細胞腫 | 37.5%(3/8) |
胃癌 | 17.2%(16/93) |
腫瘍別 | 奏効率注) |
小細胞肺癌 | 21.9%(14/64) |
骨肉腫 | 20.4%(34/167) |
ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)とCCRTとの併用注2) (529例) | プラセボとCCRTとの併用注3) (531例) | ||
OS† | 中央値[月] (95%信頼区間) | NE (NE,NE) | NE (NE,NE) |
ハザード比†† (95%信頼区間) P値§ | 0.67 (0.50,0.90) 0.0040 | − | |
PFS‖¶ | 中央値[月] (95%信頼区間) | NE (NE,NE) | NE (NE,NE) |
ハザード比†† (95%信頼区間) P値§ | 0.70 (0.55,0.89) 0.0020 | − |
投与群 | 例数 | 中央値 [95%信頼区間] (ヵ月) | ハザード比 | |
OS | N+C併用群 | 304 | 21.72 [18.63-26.38] | 0.78 [95.59%信頼区間:0.63-0.96] |
化学療法群 | 304 | 18.86 [14.72-22.44] | ||
PFS | N+C併用群 | 304 | 7.92 [7.62-9.49] | 0.72 [99%信頼区間:0.55-0.94] |
化学療法群 | 304 | 7.56 [6.05-7.75] |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |