医療用医薬品 : ポリカルボフィルCa |
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| 総称名 | ポリカルボフィルCa |
|---|---|
| 一般名 | ポリカルボフィルカルシウム |
| 欧文一般名 | Polycarbophil Calcium |
| 製剤名 | ポリカルボフィルカルシウム細粒 |
| 薬効分類名 | 過敏性腸症候群治療剤 |
| 薬効分類番号 | 2399 |
| ATCコード | A06AC08 |
| KEGG DRUG |
D03306
ポリカルボフィルカルシウム
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 5.効能又は効果に関連する注意 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| ポリカルボフィルCa細粒83.3%「日医工」 | Polycarbophil Ca Fine Granules | 富士化学工業 | 2399011C1069 | 26.7円/g |
| 1日投与量 | |
| 細粒 | 1.8〜3.6g |
| 活性型ビタミンD製剤 アルファカルシドール カルシトリオール 等 | 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 | これらの薬剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。 |
| カルシウム剤 L-アスパラギン酸カルシウム 乳酸カルシウム水和物 等 | (1)高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 (2)本剤の作用が減弱するおそれがある。 | (1)本剤はカルシウムを含有(ポリカルボフィルカルシウム1.0g中にカルシウムとして約200mg含有)するため、これらの薬剤と併用するとカルシウムの過剰摂取となる。 (2)本剤はカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、カルシウムとの共存下では再結合により薬効が減弱する。 |
| 強心配糖体 ジゴキシン 等 | これらの薬剤の作用を増強し、不整脈等を誘発するおそれがある。 | カルシウムは強心配糖体の心筋収縮力増強作用を強める。 |
| テトラサイクリン系抗生物質 テトラサイクリン ミノサイクリン 等 ニューキノロン系抗菌剤 ノルフロキサシン シプロフロキサシン塩酸塩水和物 トスフロキサシントシル酸塩水和物 等 | これらの薬剤の作用を減弱するおそれがある。 | カルシウムイオンはこれらの薬剤とキレートを形成し、吸収を阻害する。 |
| プロトンポンプ阻害剤 オメプラゾール ランソプラゾール 等 H2受容体拮抗剤 ファモチジン ラニチジン 等 制酸剤 水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム 乾燥水酸化アルミニウムゲル 等 | 本剤の作用が減弱するおそれがある。 | 本剤は酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、これらの薬剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される。 |
| 0.1〜2%未満 | 頻度不明 | |
| 過敏症 | 発疹、そう痒感 | |
| 血液 | 白血球減少 | |
| 消化器 | 嘔気・嘔吐、口渇、腹部膨満感、下痢、便秘、腹痛、腹鳴 | |
| 肝臓 | AST上昇、ALT上昇 | γ-GTP上昇、ALP上昇、総ビリルビン上昇、LDH上昇 |
| その他 | 浮腫、頭痛、尿潜血陽性、尿蛋白陽性 |
| 一般的名称 | ポリカルボフィルカルシウム |
|---|---|
| 一般的名称(欧名) | Polycarbophil Calcium |
| 分子式 | (C6H6CaO4)a・(C6H10O2)b |
| 物理化学的性状 | 白色〜微黄白色の粉末である。 水又はエタノール(95)にほとんど溶けない。 吸湿性である。 |
| 理化学知見その他 | 3,4-ジヒドロキシ-1,5-ヘキサジエンにより架橋したポリアクリル酸のカルシウム塩 Calcium salt of polyacrylic acid cross-linked with 3,4-dihydroxy-1,5-hexadiene |
| KEGG DRUG | D03306 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |