医療用医薬品 : イーシー・ドパール |
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総称名 | イーシー・ドパール |
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一般名 | レボドパ ベンセラジド塩酸塩 |
欧文一般名 | Levodopa Benserazide Hydrochloride |
製剤名 | レボドパ/ベンセラジド塩酸塩配合剤 |
薬効分類名 | パーキンソニズム治療剤 |
薬効分類番号 | 1169 |
ATCコード | N04BA02 |
KEGG DRUG |
D02135
レボドパ・ベンセラジド塩酸塩
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KEGG DGROUP |
DG01967
抗パーキンソン病薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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イーシー・ドパール配合錠 | EC・Doparl Combination Tablets | 大原薬品工業 | 1169100F1052 | 14.9円/錠 | 処方箋医薬品注) |
レセルピン製剤 テトラベナジン | 脳内ドパミンが減少し、本剤の作用が減弱するおそれがある。 | 脳内のドパミンを減少させてパーキンソン症状を悪化させる。 |
抗精神病薬 フェノチアジン系薬剤 クロルプロマジン等 ブチロフェノン系薬剤 ハロペリドール等 その他 ペロスピロン等 | 本剤の作用が減弱することがある。 | これらの薬剤によりドパミン受容体が遮断される。 |
パパベリン塩酸塩 | 本剤の作用が減弱するおそれがある。 | パパベリンが線条体でのドパミン受容体を遮断する可能性がある。 |
鉄剤 | 本剤の作用が減弱するおそれがある。 | キレートを形成し、本剤の吸収が減少するとの報告がある。 |
イソニアジド | 本剤の作用が減弱するおそれがある。 | 機序は不明であるが、イソニアジドによりドパ脱炭酸酵素が阻害されると考えられている。 |
血圧降下剤 メチルドパ水和物 レセルピン 節遮断剤等 | 本剤が血圧低下を増強することがある。 | レボドパに血圧降下作用があるためと考えられている。 |
他の抗パーキンソン剤 抗コリン剤 ブロモクリプチン アマンタジン等 | 精神神経系及び循環器系の副作用が増強することがある。 | 長期投与により大脳皮質におけるアセチルコリン系感受性が亢進する。 |
NMDA受容体拮抗剤 メマンチン塩酸塩等 | 本剤の作用を増強するおそれがある。 | これらの薬剤により、ドパミン遊離が促進する可能性がある。 |
全身麻酔剤 ハロタン等 | 不整脈を起こすおそれがある。 | 左記薬剤がカテコールアミンに対する心筋の感受性を増加させる。 |
5%以上 | 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
精神神経系 | 不随意運動(顔面、口、頸部、四肢等) | 焦燥感、精神高揚、せん妄、不安、不眠、頭痛、頭重、めまい、眠気、筋緊張低下 | 突発性硬直、構音障害 | 傾眠、病的賭博、病的性欲亢進、ドパミン調節障害症候群 |
消化器 | 嘔気、嘔吐、食欲不振、口渇、便秘、腹痛、胃部不快感、下痢、胸やけ、口内炎、腹部膨満感 | 唾液分泌過多 | ||
泌尿器 | 排尿異常 | |||
血液 | 白血球減少 | |||
皮膚 | 発疹 | じん麻疹様湿疹、四肢色素沈着、口唇の水ぶくれ、脱毛 | ||
循環器 | 動悸、立ちくらみ、血圧低下 | 不整脈 | ||
眼 | 視覚異常 | |||
肝臓 | AST,ALT,Al-P上昇 | |||
その他 | 発汗、胸痛、脱力・倦怠感、浮腫 | のぼせ感 | 唾液・痰・口腔内粘膜・汗・尿・便等の変色(黒色等) |
レボドパ/ベンセラジド配合剤が優る | 同等である | レボドパが優る | |
全般改善度 | 48例(53%) | 24例(27%) | 18例(20%) |
全般安全度 | 39例(43%) | 34例(38%) | 17例(19%) |
全般有用度 | 53例(59%) | 18例(20%) | 19例(21%) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |