高度の肝機能障害を伴う患者[アミノ酸インバランスを助長し、肝性昏睡を起こすおそれがある。]
通常成人は、1回1包1日3回食後に経口投与する。
年齢、症状、体重により適宜増減する。
本剤の投与にあたっては、腎機能に応じた低蛋白食及び熱量を1,800Kcal以上与えること。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下していることが多い。
18.1 作用機序
体外より体蛋白合成に必要な必須アミノ酸8種と慢性腎不全時には必須であるL-ヒスチジンを十分な熱量とともに投与すれば、体内の尿素窒素から非必須アミノ酸が生合成され、体蛋白合成と同時に尿素などの老廃窒素代謝産物の蓄積が抑制される。このことにより、腎不全時の臨床症状の改善や病態の進行遅延が図られる。
18.2 慢性腎不全ラットにおける効果
慢性腎不全ラットを用い低蛋白餌下に本剤を4週間投与したところ、体重増加、窒素出納の改善、血清尿素窒素の低下、血清アミノグラム異常の是正が認められた
9)。