医療用医薬品 : SP

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医薬品情報


総称名 SP
一般名 デカリニウム塩化物
欧文一般名 Dequalinium Chloride
製剤名 デカリニウム塩化物トローチ
薬効分類名 口腔用剤
薬効分類番号 2399
ATCコード R02AA02
KEGG DRUG
D01575 デカリニウム塩化物
JAPIC 添付文書(PDF)
この情報は KEGG データベースにより提供されています。
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添付文書情報2020年4月 改訂(第1版)


商品情報 3.組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
SPトローチ0.25mg「明治」 (後発品) SP TROCHES「MEIJI」 Meiji Seikaファルマ 2399710E1046 5.9円/錠

4. 効能または効果

咽頭炎、扁桃炎、口内炎、抜歯創を含む口腔創傷の感染予防

6. 用法及び用量

デカリニウム塩化物として、通常1回0.25mgを1日6回投与し、口中で徐々に溶解させる。なお、症状により適宜増減する。

11. 副作用

11.2 その他の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
 頻度不明
過敏症過敏症状

14. 適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
14.2 薬剤投与時の注意
本剤は口腔内で唾液により徐々に溶かしながら用いるもので、噛み砕いたり、呑み込んだりせずにできるだけ長く口中に含んで有効成分が口腔内に長時間保たれるようにすること。

18. 薬効薬理

18.1 作用機序
デカリニウム塩化物の作用機序を検討するため、Staphylococcus aureus CN491及びBacillus megaterium KMにデカリニウム塩化物を作用させ、電子顕微鏡で形態的観察を行った。いずれの菌も変化は主に細胞内に限定され、原形質は明らかに無秩序化されていた。また、14C標識デカリニウム塩化物を作用させたときのB.megaterium KMの細胞壁及び原形質への分布は、本剤の原形質内への浸透を示した1)
デカリニウム塩化物の蛋白凝固作用と抗菌力を検討した実験より、デカリニウム塩化物の作用機序には蛋白に及ぼす影響が関連することが推察された2)
18.2 in vitro抗菌作用
デカリニウム塩化物は、グラム陽性菌、真菌などに抗菌作用を示した3)
表1 in vitro抗菌作用
被験菌最小発育阻止濃度(μg/mL)
S.aureus3.12
Beta hemolytic Streptococcus6.25
Klebsiella sp.>100.0
C.albicans1.56
18.3 ヒトの唾液、血清による影響
唾液による抗菌力の低下はわずかに認められたが、血清による抗菌力の低下はほとんど認められなかった4)5)
表2 ヒト唾液の影響
培地中の唾液濃度(%)最小発育阻止濃度(μg/mL)
5日目
00.221
50.625
100.878
表3 ヒト血清による影響
薬剤培地中の血清濃度(%)最小発育阻止濃度(μg/mL)
24時間5日
デカリニウム塩化物None0.310.31
human 100.310.63
human 500.630.63

19. 有効成分に関する理化学的知見

19.1. デカリニウム塩化物

一般的名称 デカリニウム塩化物
一般的名称(欧名) Dequalinium Chloride
分子式 C30H40Cl2N4
分子量 527.57
融点 310〜318℃(分解)
物理化学的性状 デカリニウム塩化物は白色〜帯黄白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。
本品は水、メタノール又はエタノールに溶けにくく、氷酢酸又は無水酢酸にほとんど溶けない。
KEGG DRUG D01575

20. 取扱い上の注意

アルミピロー開封後は、光を避けて保存すること。

22. 包装

PTP包装
1200錠(12錠×100)
3000錠(12錠×250)

23. 主要文献

  1. Cox,W.A., Appl.Microbiol., 13 (6), 956-966, (1965) »PubMed
  2. Caldwell,D.,et al., J.Pharm.Pharmacol., 13, 554-564, (1961) »PubMed
  3. Metzger,W.I.,et al., Antibiot.Chemother., 11 (5), 335-339, (1961)
  4. Collier,H.O.J.,et al., J.Pharm.Pharmacol., 11, 671-680, (1959) »PubMed
  5. Babbs,M.,et al., J.Pharm.Pharmacol., 8, 110-119, (1956) »PubMed

24. 文献請求先及び問い合わせ先

文献請求先
Meiji Seikaファルマ株式会社 くすり相談室
〒104-8002 東京都中央区京橋2-4-16
電話:フリーダイヤル0120-093-396
03-3273-3539
FAX:03-3272-2438
製品情報問い合わせ先
Meiji Seikaファルマ株式会社 くすり相談室
〒104-8002 東京都中央区京橋2-4-16
電話:フリーダイヤル0120-093-396
03-3273-3539
FAX:03-3272-2438

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元
Meiji Seikaファルマ株式会社
東京都中央区京橋2-4-16

[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/12/17 版