| 医療用医薬品 : ユナシン | List Top | 
| 総称名 | ユナシン | 
|---|---|
| 一般名 | スルタミシリントシル酸塩水和物 | 
| 欧文一般名 | Sultamicillin Tosilate Hydrate | 
| 製剤名 | スルタミシリントシル酸塩水和物散 | 
| 薬効分類名 | 合成ペニシリン製剤 | 
| 薬効分類番号 | 6131 | 
| ATCコード | J01CR04 | 
| KEGG DRUG | 
   D01668
   スルタミシリントシル酸水和物 
   | 
| KEGG DGROUP | 
   DG01480
   ペニシリン系抗生物質
   | 
| JAPIC | 添付文書(PDF) | 
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 | 
|---|---|---|---|---|---|
| ユナシン細粒小児用10% | Unasyn Fine Granules for Pediatric Use 10% | ファイザー | 6131008C1033 | 75.3円/g | 処方箋医薬品注) | 
| アロプリノール | アンピシリンとの併用により、発疹の発現が増加するとの報告がある4)。 | 機序不明だが薬剤性の発疹がアロプリノールとアンピシリンを併用していた67例の入院患者のうち22.4%に認められ、アンピシリン単独服用例の1,257例では7.5%に認められた。またアンピシリンを併用しないアロプリノール服用患者283例のうち2.1%が薬剤性発疹を経験したという報告がある。 | 
| 抗凝血剤 | ペニシリンが血小板の凝集・凝固に影響を与え、出血傾向を増強するおそれがある。 | 抗凝血作用とペニシリンの血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される可能性がある。 | 
| 経口避妊薬 | アンピシリンとの併用により避妊効果が減弱したとの報告がある。 | 本剤は腸内細菌叢を変化させる可能性があり、それにより経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられている。 | 
| メトトレキサート | ペニシリンとの併用により、メトトレキサートのクリアランスが減少するおそれがある。 | メトトレキサートの尿細管分泌が阻害され、体内からの消失が遅延し、メトトレキサートの毒性が増強する可能性がある。 | 
| プロベネシド | 併用により、本剤の血中濃度上昇、血中濃度半減期の延長、本剤の持つ毒性リスクの上昇のおそれがある。 | プロベネシドの尿細管分泌抑制作用により本剤の排泄が遅延するおそれがある。 | 
| 1%以上a) | 0.1〜1%未満a) | 0.1%未満a) | 頻度不明 | |
| 過敏症 | 発疹 | 蕁麻疹、そう痒 | 多形紅斑、血管浮腫、皮膚炎 | |
| 血液 | 好酸球増多 | 顆粒球減少、血小板減少、白血球減少、好中球減少 | 貧血 | |
| 代謝及び栄養障害 | 低カリウム血症 | |||
| 肝臓 | AST、ALT、Al-Pの上昇 | |||
| 消化器 | 下痢・軟便 | 悪心・嘔吐、胃部不快感、胃・腹部痛 | 食欲不振、舌炎 | 黒毛舌、消化不良、胸やけ | 
| 菌交代 | 口内炎 | |||
| 中枢神経 | めまい | 痙攣 | ||
| その他 | 発熱、頭痛、倦怠感、傾眠 | ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)、呼吸困難、疲労 | 
| Ccr(mL/min) | T1/2(hr)a) | 尿中回収率(%) 24時間までa) | 
| 80-144 | 1.3/0.9 | 66/55 | 
| 25-69 | 2.6/2.3 | 40/30 | 
| 6-12 | 8.5/8.1 | 25/19 | 
| <5 | 3.3/2.4b) | 未検討 | 
| 疾患群 | 有効例a)/症例 | 有効率(%) | 
| 呼吸器感染症(扁桃炎、肺炎など) | 261/271 | 96.3 | 
| 尿路感染症(腎盂腎炎、膀胱炎など) | 38/42 | 90.5 | 
| 浅在性化膿性疾患(伝染性膿痂疹など) | 70/76 | 92.1 | 
| 耳鼻科感染症(中耳炎など) | 12/12 | 100.0 | 
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |