医療用医薬品 : ノイロビタン

List   Top

医薬品情報


総称名 ノイロビタン
一般名 オクトチアミン, リボフラビン, ピリドキシン塩酸塩, シアノコバラミン
欧文一般名 Octotiamine, Riboflavin, Pyridoxine Hydrochloride, Cyanocobalamin
薬効分類番号 3179
KEGG DRUG D04917 オクトチアミン・リボフラビン・ピリドキシン塩酸塩・シアノコバラミン
商品一覧 相互作用情報
JAPIC 添付文書(PDF)

添付文書情報 2020年4月 改訂 (第11版)


効能・効果及び用法・用量 使用上の注意 薬効薬理 理化学的知見 取扱い上の注意 包装 主要文献

商品情報 組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
ノイロビタン配合錠 Neurovitan Tablets LTLファーマ 3179106F1039 5.8円/錠

効能・効果及び用法・用量

効能効果

本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦等)

下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合

神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺

効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法用量

通常成人1日1〜3錠を経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

相互作用

併用注意

レボドパパーキンソン症状が悪化することがある。本剤中に含まれるビタミンB6はレボドパの作用を減弱することがある。

副作用

副作用発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないが、ノイロビタン錠の臨床文献36報から集計したところ、副作用は18例に21件みられ、このうち18件が消化管障害であった。(再評価結果通知:1985年7月)

その他の副作用

 頻度不明
消化器腹部膨満、便秘、嘔気、下痢
その他めまい

臨床検査結果に及ぼす影響

尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある。[ビタミンB2による。]

適用上の注意

薬剤交付時

PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]

薬効薬理

オクトチアミン、ビタミンB6、ビタミンB12配合について

ビタミンB1、ビタミンB6欠乏状態で培養したマウスのNeuroblastoma cell増殖に対するオクトチアミン、ビタミンB6、ビタミンB12合剤及び各々の単独添加時の作用を検討した実験において、合剤添加は各々の単独添加時に比し有意に高い増殖を示した1)

家兎の顔面神経切断後の神経再生に及ぼす影響を調べた実験において、オクトチアミン、ビタミンB6、ビタミンB12合剤投与群は各々の単独投与群に比し神経再生を促進した2)

ラットのアクリルアミド投与による実験的神経炎に対するオクトチアミン、ビタミンB6、ビタミンB12の三者併用投与群、各々の単独投与群、二者併用投与群の効果を比較検討した実験では、三者併用投与群において最もその回復が促進された3)

ビタミンB2添加について

種々の基礎的実験において、ビタミンB1類大量投与により血中ビタミンB2量が減少し、一過性に尿中ビタミンB2排泄量が増加するとの多くの報告があり、またビタミンB1類大量投与により臓器内ビタミンB2濃度が減少するとの報告からみて、病的状態にある諸種疾患患者に対してビタミンB1類を大量あるいは連続投与する際に、ビタミンB2を併用することは意味がある4)5)6)7)

有効成分に関する理化学的知見

一般名オクトチアミン
一般名(欧名)Octotiamine
化学名8-[[2-[N-[(4-Amino-2-methyl-5-pyrimidinyl)methyl]formamido]-1-(2-hydroxy)propenyl]dithio]-6-mercaptooctanoic acid,methyl ester acetate
分子式C23H36N4O5S3
分子量544.74
融点約120℃(分解)
性状オクトチアミンは白色〜帯微黄白色の粉末で、においはなく、味はないか、又はわずかに苦味がある。クロロホルムに溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、水又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
KEGG DRUGD01184

有効成分に関する理化学的知見

一般名リボフラビン
一般名(欧名)Riboflavin
化学名7,8-Dimethyl-10-[(2S,3S,4R)-2,3,4,5-tetrahydroxypentyl]benzo[g]pteridine-2,4(3H,10H)-dione
分子式C17H20N4O6
分子量376.36
融点約290℃(分解)
性状リボフラビンは黄色〜だいだい黄色の結晶で、わずかににおいがある。水に極めて溶けにくく、エタノール(95)、酢酸(100)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。水酸化ナトリウム試液に溶ける。飽和水溶液は中性である。光によって分解する。
KEGG DRUGD00050

有効成分に関する理化学的知見

一般名ピリドキシン塩酸塩
一般名(欧名)Pyridoxine Hydrochloride
化学名4,5-Bis(hydroxymethyl)-2-methylpyridin-3-ol monohydrochloride
分子式C8H11NO3・HCl
分子量205.64
融点約206℃(分解)
性状ピリドキシン塩酸塩は白色〜微黄色の結晶性の粉末である。水に溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくく、無水酢酸、酢酸(100)にほとんど溶けない。光によって徐々に変化する。
KEGG DRUGD02179

有効成分に関する理化学的知見

一般名シアノコバラミン
一般名(欧名)Cyanocobalamin
化学名Coα-[α-(5,6-Dimethyl-1H-benzoimidazol-1-yl)]-Coβ-cyanocobamide
分子式C63H88CoN14O14P
分子量1355.37
性状シアノコバラミンは暗赤色の結晶又は粉末である。水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくい。吸湿性である。
KEGG DRUGD00166

取扱い上の注意

注意

本品は高防湿性の内袋により品質保持をはかっている。

包装

500錠(10錠×50)、1,000錠(10錠×100)、1,000錠(バラ)

主要文献


1. 本多文夫 他,  社内報告書(マウス神経芽細胞腫・薬理作用)
2. 内藤 儁 他,  日本耳鼻咽喉科学会会報,  70 (2),  178,  (1967)
3. 本多文夫 他,  社内報告書(神経炎発現ラット・薬理作用)
4. 品川利郎 他,  ビタミン,  11,  175,  (1956) »DOI
5. 西尾雅七 他,  ビタミン,  13,  664,  (1957)
6. 村井文彦,  ビタミン,  16 (396),  (1959)
7. 村田希久 他,  ビタミン,  12,  186,  (1957)

作業情報


改訂履歴

2018年4月 改訂
2020年4月 改訂 (第11版)

文献請求先

主要文献に記載の社内報告書につきましても下記にご請求下さい。
LTLファーマ株式会社
160-0023
東京都新宿区西新宿6丁目10番1号
0120-303-711

お問い合わせ先

主要文献に記載の社内報告書につきましても下記にご請求下さい。
LTLファーマ株式会社
160-0023
東京都新宿区西新宿6丁目10番1号
0120-303-711

業態及び業者名等

製造販売
LTLファーマ株式会社
東京都新宿区西新宿6丁目10番1号


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2022/6/22 版