通常成人1回2〜3滴を1日数回点鼻するか、又は1日数回噴霧する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
連用又は頻回使用により反応性の低下や局所粘膜の二次充血を起こすことがあるので、急性充血期に限って使用するか又は適切な休薬期間をおいて使用すること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 冠動脈疾患のある患者
9.1.2 高血圧症の患者
9.1.3 甲状腺機能亢進症の患者
9.1.4 糖尿病の患者
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
9.7.1 乳児及び2歳未満の幼児
9.7.2 2歳以上の幼児、小児
・過量投与により、発汗、徐脈等の全身症状があらわれやすいので使用しないことが望ましい。[
13.1参照]
・やむを得ず使用する場合には、精製水あるいは生食水にて倍量に希釈して使用することが望ましい。使用法を正しく指導し、経過の観察を十分に行うこと。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
13.1 症状
交感神経α受容体刺激作用により疲労、不眠、めまい、嘔気、血圧の上昇や頻脈等の症状の発現が予測される。また、小児において体温低下、ショック及び反射性徐脈の報告がある。[
2.2、
9.7.2参照]
13.2 処置
直ちに鼻を水で洗い、症状に応じて対症療法を行うこと。
16.1 血中濃度
点鼻投与した場合、5分で血中にあらわれ、24時間後までほぼ一定した濃度が継続した(サル)。
16.3 分布
投与後1時間で肝に投与量の4%が分布したが、その他の臓器への分布はわずかであった(サル)。
16.4 代謝
尿中から回収された代謝産物は、アミン型のものであり、フェノール性およびカルボキシル性の代謝物は存在しない(サル)。
16.5 排泄
経口投与した場合、24時間で約49%が尿中に、25%が糞中に排泄された(ラット)。
17.1 有効性及び安全性に関する試験
国内で実施された臨床試験の結果、承認された効能・効果に対する本剤の臨床効果が認められた(再評価結果)。