医療用医薬品 : スピロピタン |
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総称名 | スピロピタン |
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一般名 | スピペロン |
欧文一般名 | Spiperone |
製剤名 | スピペロン製剤 |
薬効分類名 | 統合失調症治療剤 |
薬効分類番号 | 1179 |
KEGG DRUG |
D01051
スピペロン
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 15.その他の注意 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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スピロピタン錠0.25mg | Spiropitan Tablets | アルフレッサファーマ | 1179015F1030 | 8.9円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
スピロピタン錠1mg | Spiropitan Tablets | アルフレッサファーマ | 1179015F2029 | 14.1円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
アドレナリン (アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く) (ボスミン) [2.5参照] | アドレナリンの作用を逆転させ、重篤な血圧降下を起こすことがある。 | アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強される。 |
アドレナリン含有歯科麻酔剤 リドカイン・アドレナリン | 重篤な血圧降下を起こすことがある。 | アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されるおそれがある。 |
中枢神経抑制剤 バルビツール酸誘導体等 | 中枢神経抑制作用が増強することがあるので、減量するなど注意すること。 | 本剤およびこれらの薬剤の中枢神経抑制作用による。 |
アルコール | 飲酒により相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。 | アルコールは中枢神経抑制作用を有する。 |
リチウム | 心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性の悪性症候群(Syndrome malin)、非可逆性の脳障害を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。 | 機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。 |
抗ドパミン作用を有する薬剤 ベンザミド系薬剤 メトクロプラミド スルピリド チアプリド等 ドンペリドン等 | 内分泌機能異常、錐体外路症状が発現することがある。 | 併用により抗ドパミン作用が強くあらわれる。 |
タンドスピロンクエン酸塩 | 錐体外路症状を増強するおそれがある。 | タンドスピロンクエン酸塩は弱い抗ドパミン作用を有する。 |
ドパミン作動薬 レボドパ製剤 ブロモクリプチン等 | これらの薬剤のドパミン作動薬としての作用が減弱することがある。 | ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。 |
5%以上注2) | 0.1〜5%未満注2) | 頻度不明 | |
循環器 | 頻脈 | 血圧降下 心電図変化(QT間隔の延長、T波の変化等) | |
肝臓 | 肝障害 | ||
錐体外路症状 | アカシジア(静坐不能)、パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎等) | ジスキネジア(痙攣性斜頸、顔面及び頸部の攣縮、後弓反張、眼球回転発作等) | 長期投与による口周部等の不随意運動注1) |
眼 | 眼の調節障害 | 長期又は大量投与による、角膜・水晶体の混濁、角膜の色素沈着 | |
過敏症 | そう痒 | 発疹 | |
消化器 | 食欲不振、悪心・嘔吐、便秘 | 下痢、腹痛 | |
内分泌 | 体重増加、月経異常、乳汁分泌、高プロラクチン血症、女性型乳房 | ||
精神神経系 | 不眠、眠気 | 眩暈、頭痛・頭重、興奮 | 焦躁感 |
その他 | 倦怠感 | 口渇、鼻閉、発汗、排尿障害 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |