医療用医薬品 : アロプリノール |
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| 総称名 | アロプリノール |
|---|---|
| 一般名 | アロプリノール |
| 欧文一般名 | Allopurinol |
| 薬効分類名 | 高尿酸血症治療剤 |
| 薬効分類番号 | 3943 |
| ATCコード | M04AA01 |
| KEGG DRUG |
D00224
アロプリノール
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| アロプリノール錠100mg「杏林」 (後発品) | キョーリンリメディオ | 3943001F1551 | 8円/錠 | 処方箋医薬品注) |
| メルカプトプリン水和物 アザチオプリン | 骨髄抑制等の副作用を増強する。 これらの薬剤の用量を1/3〜1/4に減量すること。 | 本剤がアザチオプリンの代謝酵素であるキサンチンオキシダーゼを阻害する。その結果6-メルカプトプリンの血中濃度が上昇する。 |
| ビダラビン | ビダラビンの作用を増強し、幻覚、振戦、神経障害等が発現したとの報告がある。 副作用の発現に注意すること。 | 本剤がビダラビンの代謝を抑制し、ビダラビンの作用を増強すると報告されている。 |
| クマリン系抗凝血剤 ワルファリンカリウム | クマリン系抗凝血剤の作用を増強するとの報告がある。 凝固能の変動に注意し、クマリン系抗凝血剤の投与量の減量あるいは投与間隔の延長を考慮すること。 | 本剤による肝代謝酵素活性の低下作用により、クマリン系抗凝血剤の代謝を阻害するためクマリン系抗凝血剤の半減期が延長すると報告されている。 |
| クロルプロパミド | クロルプロパミドの作用を増強する。 血糖値の変動に注意し、クロルプロパミドの投与量の減量あるいは投与間隔の延長を考慮すること。 | 尿細管分泌の競合によりクロルプロパミドの半減期が延長すると報告されている。 |
| シクロホスファミド水和物 | 骨髄抑制が発現したとの報告がある。 定期的に血液検査を行い、白血球減少等の副作用の発現に注意すること。 | 本剤又は本剤の代謝物がシクロホスファミドの肝代謝を阻害する、又は、シクロホスファミド腎排泄を競合阻害すると報告されている。 |
| シクロスポリン | シクロスポリンの血中濃度が上昇し、腎機能低下が発現したとの報告がある。 シクロスポリンの投与量に注意すること。 | 本剤がシクロスポリンの肝代謝を阻害するためシクロスポリンの血中濃度が上昇すると報告されている。 |
| フェニトイン | フェニトインの血中濃度が上昇し、嗜眠が発現したとの報告がある。 フェニトインの投与量に注意すること。 | 本剤がフェニトインの肝代謝を阻害するためフェニトインの血中濃度が上昇すると報告されている。 |
| キサンチン系薬剤 テオフィリン等 | キサンチン系薬剤(テオフィリン等)の血中濃度が上昇する。 キサンチン系薬剤の投与量に注意すること。 | 本剤がテオフィリンの代謝酵素であるキサンチンオキシダーゼを阻害するためテオフィリンの血中濃度が上昇すると報告されている。 |
| ジダノシン | 健康成人及びHIV患者において、ジダノシンのCmax及びAUCが2倍に上昇したとの報告がある。 ジダノシンの投与量に注意すること。 なお、ジダノシンの半減期には影響は見られていない。 | 本剤がジダノシンの代謝酵素であるキサンチンオキシダーゼを阻害するため、ジダノシンの血中濃度が上昇すると考えられる。 |
| ペントスタチン | 重症の過敏反応(過敏性血管炎)が発現したとの報告がある。 | 機序は不明である。 |
| カプトプリル | 過敏症状(Stevens-Johnson症候群、関節痛等)が発現したとの報告がある。 | 機序は不明である。 特に腎障害のある患者では注意すること。 |
| ヒドロクロロチアジド | 重症の過敏反応(悪寒、全身性の皮疹等)が発現したとの報告がある。 | 機序は不明である。 |
| アンピシリン | 発疹の発現が増加するとの報告がある。 | 機序は不明であるが、本剤又は高尿酸血症によりアンピシリンの過敏反応が増強される可能性が報告されている。 |
| 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
| 過敏症 | 発疹 | そう痒、関節痛 | |
| 血液 | 貧血 | 白血球減少、紫斑、好酸球増多、リンパ節症 | |
| 腎臓 | 腎機能異常 | ||
| 消化器 | 食欲不振、胃部不快感、軟便、下痢 | 口内炎 | |
| 全身症状 | 全身倦怠感 | 浮腫 | 脱力感 |
| その他 | 脱毛 | CK上昇、味覚障害、女性化乳房、末梢神経障害 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |