医療用医薬品 : チザニジン |
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総称名 | チザニジン |
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一般名 | チザニジン塩酸塩 |
欧文一般名 | Tizanidine Hydrochloride |
製剤名 | チザニジン塩酸塩錠 |
薬効分類名 | 筋緊張緩和剤 |
薬効分類番号 | 1249 |
ATCコード | M03BX02 |
KEGG DRUG |
D00776
チザニジン塩酸塩
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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チザニジン錠1mg「ツルハラ」 (後発品) | Tizanidine Tablets 1mg「TSURUHARA」 | 鶴原製薬 | 1249010F1255 | 6.1円/錠 | 処方箋医薬品注) |
フルボキサミン (ルボックス、デプロメール) シプロフロキサシン (シプロキサン等) [2.2参照] | フルボキサミン又はシプロフロキサシンとの併用により、本剤の血中濃度が上昇し、AUCがそれぞれ33倍、10倍に上昇したとの報告がある。 臨床症状として、著しい血圧低下、傾眠、めまい及び精神運動能力の低下等があらわれることがあるので併用しないこと。 | これらの薬剤がCYP1A2を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させると考えられる。 |
降圧剤 降圧利尿剤等 [11.1.2参照] | 低血圧及び徐脈があらわれることがある。 | 本剤の中枢性α2刺激作用により降圧作用が増強されるため。 |
中枢神経抑制剤 アルコール | 眠気等の副作用が増強されるおそれがある。 | いずれも中枢神経抑制作用を有するため。 |
抗不整脈剤 アミオダロン メキシレチン プロパフェノン シメチジン ニューキノロン系抗菌剤 エノキサシン ノルフロキサシン 黄体・卵胞ホルモン剤 経口避妊薬 チクロピジン | 本剤の血中濃度が上昇し、副作用が増強されるおそれがある。 | これらの薬剤がCYP1A2を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。 |
CYP1A2を誘導する薬剤 リファンピシン 喫煙等 | 本剤の血中濃度が低下し、本剤の作用が減弱するおそれがある。 リファンピシンとの併用により本剤の血中濃度が50%低下することがあるため、併用投与の必要がある場合には、慎重に用量調節(増量)を行うこと。 また、男性喫煙者(>10本/日)に本剤を投与したことにより、本剤のAUCが約30%減少したとの報告がある。 | これらの薬剤がCYP1A2を誘導することにより、本剤の血中濃度が低下し、本剤の治療効果が減弱するおそれがある。 |
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
循環器 | 血圧低下 | 徐脈、動悸 | 失神 |
精神神経系 | 眠気、頭痛・頭重感、めまい(回転性めまい、浮動性めまい)・ふらつき | 知覚異常(しびれ感等)、構音障害(ろれつがまわらない等)、不眠 | 幻覚、錯乱 |
消化器 | 口渇、悪心、食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢 | 胃もたれ、便秘、口内炎、舌のあれ、口中苦味感、流涎 | − |
肝臓 | AST、ALTの上昇 | ALPの上昇 | − |
過敏症 | 発疹、皮膚そう痒感 | 蕁麻疹、紅斑 | 血管性浮腫 |
その他 | 脱力・倦怠感 | 浮腫、尿閉、霧視 | 眼瞼下垂 |
AUC0-8(ng・hr/mL) | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | T1/2(hr) | |
チザニジン錠1mg「ツルハラ」 | 15.2±0.6 | 6.3±0.2 | 0.9±0.04 | 1.8±0.2 |
テルネリン錠1mg | 15.4±0.6 | 6.2±0.2 | 0.9±0.03 | 1.7±0.2 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |