医療用医薬品 : ベザフィブラート |
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総称名 | ベザフィブラート |
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一般名 | ベザフィブラート |
欧文一般名 | Bezafibrate |
薬効分類名 | 高脂血症治療剤 |
薬効分類番号 | 2183 |
ATCコード | C10AB02 |
KEGG DRUG |
D01366
ベザフィブラート
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KEGG DGROUP |
DG01946
脂質低下薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ベザフィブラート徐放錠100mg「JG」 (後発品) | Bezafibrate Sustained-release Tablets | 長生堂製薬 | 2183005G2150 | 10.4円/錠 | 処方箋医薬品注) |
ベザフィブラート徐放錠200mg「JG」 (後発品) | Bezafibrate Sustained-release Tablets | 長生堂製薬 | 2183005G1293 | 10.4円/錠 | 処方箋医薬品注) |
血清クレアチニン値 | クレアチニンクリアランス | 投与量 |
Scr≦1.5mg/dL | 60mL/分≦Ccr | 400mg/日 (200mg×2) |
1.5mg/dL<Scr<2.0mg/dL | 50mL/分<Ccr<60mL/分 | 200mg/日 (200mg×1) |
HMG-CoA還元酵素阻害薬 プラバスタチンナトリウム シンバスタチン フルバスタチンナトリウム 等 [9.2.2、11.1.1参照] | 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。 | 危険因子:腎機能検査値異常のある患者 |
フルバスタチンナトリウム | フルバスタチンナトリウムの血中濃度が上昇することがある。 | フルバスタチンナトリウムの肝代謝が阻害され、初回通過効果が低下したものと考えられる。 |
抗凝血薬 ワルファリンカリウム | プロトロンビン時間を測定して抗凝血薬の量を調節すること。出血又はその傾向が認められた場合には、抗凝血薬あるいは全ての該当薬剤を減量又は中止すること。 | 本剤による抗凝血薬の作用部位の親和性の増加による抗凝血薬の作用増強が考えられる。 |
スルホニル尿素系血糖降下薬 グリベンクラミド グリクラジド グリメピリド 等 [9.8.3参照] | 冷汗、強い空腹感、動悸等の低血糖症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には血糖降下薬の量を調節すること。 | 本剤とこれらの薬剤との血清アルブミン結合部位における競合により、これらの薬剤の血中遊離型濃度が上昇し血糖降下作用が増強されると考えられる。 危険因子:高齢者 |
ナテグリニド | 冷汗、強い空腹感、動悸等の低血糖症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には血糖降下薬の量を調節すること。 | 本剤とこれらの薬剤との血清アルブミン結合部位における競合により、これらの薬剤の血中遊離型濃度が上昇し血糖降下作用が増強されると考えられる。 危険因子:高齢者 |
インスリン | 低血糖症状があらわれることがある。併用する場合には血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | インスリン感受性増強等の作用により、血糖降下作用を増強すると考えられる。 |
シクロスポリン | 腎障害があらわれることがあるので、腎機能検査値(クレアチニン、BUN等)の変動に十分注意すること。 | 腎障害の副作用が相互に増強されると考えられる。 |
陰イオン交換樹脂剤 コレスチラミン | 本剤の吸収が遅延又は減少する可能性があるため、併用する場合には、少なくとも2時間以上の間隔をあけて投与すること。 | 陰イオン交換樹脂剤の吸着作用によると考えられる。 |
1〜5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
精神神経系 | 頭痛、めまい、傾眠、不眠、しびれ感 | ||
筋肉注1) | CK上昇 | 筋肉痛、筋痙攣 | |
消化器 | 腹痛、嘔気、食欲不振、腹部膨満感、下痢、口内炎 | 嘔吐、便秘、胃潰瘍、胸やけ、口渇 | |
皮膚 | 発疹、そう痒 | 蕁麻疹、光線過敏症 | |
肝臓 | AST上昇、ALT上昇、LDH上昇 | ||
腎臓注2) | BUN上昇、クレアチニン上昇 | ||
血液 | 貧血、白血球減少、血小板増加、血小板減少 | ||
その他 | 尿酸の上昇 | 低血糖、全身倦怠感、脱毛、胆石、勃起不全、味覚異常、発熱、浮腫、頻尿 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-24(μg・hr/mL) | Cmax(μg/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) | |
ベザフィブラート徐放錠100mg「JG」 | 9.6±2.4 | 2.4±0.6 | 4.1±0.7 | 1.6±0.5 |
ベザトールSR錠100mg | 9.4±1.6 | 2.3±0.6 | 3.8±0.8 | 1.6±0.6 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-24(μg・hr/mL) | Cmax(μg/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) | |
ベザフィブラート徐放錠100mg「JG」 | 9.4±1.2 | 2.2±0.5 | 4.5±0.7 | 1.7±0.6 |
ベザトールSR錠100mg | 9.2±2.1 | 2.3±0.4 | 4.3±0.9 | 1.6±0.4 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-24(μg・hr/mL) | Cmax(μg/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) | |
ベザフィブラート徐放錠200mg「JG」 | 17.1±2.3 | 3.2±0.6 | 4.3±0.7 | 2.8±1.2 |
ベザトールSR錠200mg | 16.5±2.6 | 3.4±0.5 | 4.4±0.9 | 3.0±1.5 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-24(μg・hr/mL) | Cmax(μg/mL) | Tmax(hr) | t1/2(hr) | |
ベザフィブラート徐放錠200mg「JG」 | 19.8±2.4 | 3.6±0.6 | 4.5±0.9 | 3.3±1.4 |
ベザトールSR錠200mg | 20.5±3.5 | 3.4±0.5 | 4.5±1 | 2.7±0.9 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |