医療用医薬品 : ケトプロフェン |
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総称名 | ケトプロフェン |
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一般名 | ケトプロフェン |
欧文一般名 | Ketoprofen |
製剤名 | ケトプロフェン坐剤 |
薬効分類名 | 抗炎症・鎮痛・解熱剤 |
薬効分類番号 | 1149 |
ATCコード | M01AE03 M02AA10 |
KEGG DRUG |
D00132
ケトプロフェン
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KEGG DGROUP |
DG01504
非ステロイド性抗炎症薬 (NSAID)
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ケトプロフェン坐剤50mg「JG」 (後発品) | Ketoprofen Suppositories | 長生堂製薬 | 1149700J1108 | 20.9円/個 | 劇薬 |
ケトプロフェン坐剤75mg「JG」 (後発品) | Ketoprofen Suppositories | 長生堂製薬 | 1149700J2104 | 22.2円/個 | 劇薬 |
シプロフロキサシン シプロキサン [2.8参照] | 痙攣を起こすことがある。 | シプロフロキサシンのGABA受容体結合阻害作用が併用により増強され、中枢神経系の興奮性を増大すると考えられる。 |
ニューキノロン系抗菌剤(シプロフロキサシンは併用禁忌) エノキサシン水和物等 | 痙攣を起こすおそれがある。 | ニューキノロン系抗菌剤のGABA受容体結合阻害作用が併用により増強され、中枢神経系の興奮性を増大すると考えられる。 |
メトトレキサート | メトトレキサートの作用が増強されることがあるので、必要があれば減量すること。 | プロスタグランジン生合成阻害作用により腎血流が減少し、メトトレキサートの腎排泄を減少させ、メトトレキサートの血中濃度を上昇させると考えられる。 |
リチウム製剤 炭酸リチウム | リチウム中毒を起こすおそれがあるので、必要があれば減量すること。 | プロスタグランジン生合成阻害作用によりリチウムの腎排泄を減少させ、リチウムの血中濃度を上昇させると考えられる。 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリン | 抗凝血作用を増強することがあるため、必要があれば減量すること。 | プロスタグランジン生合成阻害作用により血小板凝集が抑制されるため、また、ワルファリンの蛋白結合と競合し、遊離型ワルファリンが増加するためと考えられる。 |
血小板凝集抑制作用を有する薬剤 クロピドグレル | 出血傾向を助長するおそれがある。 | 相互に作用を増強すると考えられる。 |
選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI) フルボキサミン パロキセチン等 | 消化管出血のおそれがある。 | 相互に作用を増強すると考えられる。 |
チアジド系利尿剤 トリクロルメチアジド ヒドロクロロチアジド等 | 利尿・降圧作用を減弱させるおそれがある。 | プロスタグランジン生合成阻害作用により、水、ナトリウムの体内貯留が生じ、利尿剤の水、ナトリウム排泄作用に拮抗するためと考えられる。 |
カリウム保持性利尿剤 スピロノラクトン等 | 本剤との併用により、降圧作用の減弱、腎機能障害患者における重度の高カリウム血症が発現するおそれがある。 | 本剤の腎におけるプロスタグランジン生合成阻害によるためと考えられている。 |
エプレレノン | 本剤との併用により、降圧作用の減弱、腎機能障害患者における重度の高カリウム血症が発現するおそれがある。 | 本剤の腎におけるプロスタグランジン生合成阻害によるためと考えられている。 |
ACE阻害剤 A-II受容体拮抗剤 | 腎機能が悪化している患者では、さらに腎機能が悪化するおそれがある。 | 機序不明 |
0.1〜1%未満注1) | 0.1%未満注1) | 頻度不明注1) | |
過敏症 | 発疹、そう痒感 | ||
消化器 | 下痢、腹痛、直腸粘膜の刺激症状、悪心・嘔吐、便秘 | 消化性潰瘍、胃腸出血、食欲不振、口渇、消化不良、胃部不快感、口内炎 | |
肝臓 | AST、ALTの上昇 | ||
血液注2) | 貧血、顆粒球減少、白血球減少、血小板減少 | 血小板機能低下(出血時間の延長) | |
精神神経系 | めまい、頭痛、眠気、不眠 | ||
その他 | 浮腫、倦怠感 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | ||
AUC0-24(μg・hr/mL) | Cmax(μg/mL) | Tmax(hr) | |
ケトプロフェン坐剤50mg「JG」 | 9.89±0.55 | 3.66±0.18 | 1.2±0.1 |
メナミン坐剤50 | 9.58±0.50 | 3.57±0.17 | 1.1±0.1 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | ||
AUC0-24(μg・hr/mL) | Cmax(μg/mL) | Tmax(hr) | |
ケトプロフェン坐剤75mg「JG」 | 15.47±0.84 | 5.61±0.24 | 1.4±0.1 |
メナミン坐剤75 | 15.69±0.54 | 5.30±0.28 | 1.4±0.1 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/06/18 版 |