医療用医薬品 : バルサルタン |
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総称名 | バルサルタン |
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一般名 | バルサルタン |
欧文一般名 | Valsartan |
製剤名 | バルサルタン口腔内崩壊錠 |
薬効分類名 | 選択的AT1受容体ブロッカー |
薬効分類番号 | 2149 |
ATCコード | C09CA03 |
KEGG DRUG |
D00400
バルサルタン
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KEGG DGROUP |
DG01495
アンジオテンシンII受容体拮抗薬
DG03231
血圧降下薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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バルサルタンOD錠20mg「トーワ」 (後発品) | VALSARTAN OD TABLETS 20mg"TOWA" | 東和薬品 | 2149041F5034 | 10.1円/錠 | 処方箋医薬品注) |
バルサルタンOD錠40mg「トーワ」 (後発品) | VALSARTAN OD TABLETS 40mg"TOWA" | 東和薬品 | 2149041F6030 | 10.1円/錠 | 処方箋医薬品注) |
バルサルタンOD錠80mg「トーワ」 (後発品) | VALSARTAN OD TABLETS 80mg"TOWA" | 東和薬品 | 2149041F7037 | 14.6円/錠 | 処方箋医薬品注) |
バルサルタンOD錠160mg「トーワ」 (後発品) | VALSARTAN OD TABLETS 160mg"TOWA" | 東和薬品 | 2149041F8033 | 20.9円/錠 | 処方箋医薬品注) |
アリスキレンフマル酸塩 ラジレス (糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。) [2.3参照] | 非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。 | レニン−アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
アリスキレンフマル酸塩 [9.7.3参照] | 腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。 なお、eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。 | レニン−アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
アンジオテンシン変換酵素阻害剤 [9.7.3参照] | 腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。 | レニン−アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
利尿降圧剤 フロセミド トリクロルメチアジド等 [11.1.5参照] | 初回投与後、一過性の急激な血圧低下(失神及び意識消失等を伴う)を起こすおそれがある。低用量から本剤の投与を開始し、増量する場合は徐々に行うこと。 | 利尿降圧剤で治療を受けている患者にはレニン活性が亢進している患者が多く、本剤が奏効しやすい。 重度のナトリウムないし体液量の減少した患者では、まれに症候性の低血圧が生じることがある。 |
カリウム保持性利尿剤 スピロノラクトン トリアムテレン等 カリウム補給製剤 塩化カリウム [9.7.3参照] | 血清カリウム値が上昇することがある。 | 本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。 危険因子:腎機能障害 |
ドロスピレノン・エチニルエストラジオール [9.7.3参照] | 血清カリウム値が上昇することがある。 | 本剤による血清カリウム値の上昇とドロスピレノンの抗ミネラルコルチコイド作用によると考えられる。 危険因子:腎障害患者、血清カリウム値の高い患者 |
シクロスポリン [9.7.3参照] | 血清カリウム値が上昇することがある。 | 高カリウム血症の副作用が相互に増強されると考えられる。 |
トリメトプリム含有製剤 スルファメトキサゾール・トリメトプリム [9.7.3参照] | 血清カリウム値が上昇することがある。 | 血清カリウム値の上昇が増強されるおそれがある。 |
非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs) インドメタシン等 | 本剤の降圧作用が減弱することがある。 | NSAIDsの腎プロスタグランジン合成阻害作用により、本剤の降圧作用が減弱することがある。 |
非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs) インドメタシン等 | 腎機能を悪化させるおそれがある。 | NSAIDsの腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。 危険因子:高齢者 |
ビキサロマー | 本剤の血中濃度が約30〜40%に低下したとの報告がある。本剤の作用が減弱するおそれがある。 | リン酸結合性ポリマーにより、同時に服用した場合、本剤の吸収を遅延あるいは減少させる可能性がある。 |
リチウム | リチウム中毒を起こすことが報告されている。 | 本剤のナトリウム排泄作用により、リチウムの蓄積が起こると考えられている。 |
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹、そう痒 | 蕁麻疹、紅斑 | 光線過敏症 |
精神神経系 | めまい、頭痛 | 眠気、不眠 | − |
血液 | 白血球減少、好酸球増多、貧血 | − | − |
循環器 | 低血圧、動悸 | 頻脈、心房細動 | − |
消化器 | 嘔気、腹痛 | 嘔吐、下痢、便秘、口渇、食欲不振 | − |
肝臓 | AST、ALT、LDH、ALP、ビリルビン値の上昇 | − | − |
呼吸器 | 咳嗽 | 咽頭炎 | − |
腎臓 | 血中尿酸値上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇 | − | − |
電解質 | 血清カリウム値上昇 | 低ナトリウム血症 | − |
その他 | けん怠感、浮腫、CK上昇 | 胸痛、疲労感、しびれ、味覚異常、ほてり、血糖値上昇、血清コレステロール上昇、血清総蛋白減少、腰背部痛、脱力感、耳鳴 | 筋肉痛、関節痛、発熱 |
投与量 | Tmax(h※) | Cmax(μg/mL) | AUC(μg・h/mL) | T1/2(h) |
20mg | 2 | 0.86±0.53 | 5.2±3.1 | 3.7±0.8 |
40mg | 3 | 1.37±0.53 | 8.9±4.0 | 4.0±1.3 |
80mg | 3 | 2.83±0.92 | 18.0±5.8 | 3.9±0.6 |
160mg | 3 | 5.26±2.30 | 33.9±18.9 | 5.7±1.8 |
投与量 | 体重(kg※) | Cmax(μg/mL) | AUC(μg・h/mL) |
20mg | 20.2〜31.3 | 2.45±0.86 | 12.0±3.9 |
40mg | 38.8〜61.5 | 2.11±0.84 | 11.3±6.1 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-24(μg・h/mL) | Cmax(μg/mL) | Tmax(h) | T1/2(h) | |
バルサルタンOD錠160mg「トーワ」 | 33.57±8.44 | 5.677±1.948 | 2.91±1.08 | 5.35±0.68 |
ディオバン錠160mg | 35.52±9.63 | 5.813±2.241 | 2.96±1.07 | 5.52±0.74 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-24(μg・h/mL) | Cmax(μg/mL) | Tmax(h) | T1/2(h) | |
バルサルタンOD錠160mg「トーワ」 | 34.77±11.99 | 5.861±2.161 | 2.88±0.80 | 5.30±0.51 |
ディオバン錠160mg | 35.39±8.11 | 5.611±1.410 | 2.92±1.06 | 5.37±1.00 |
糞中 | 尿中 | |
総排泄率 | 86%(168時間値) | 13%(168時間値) |
未変化体 | 71%(12〜72時間値) | 10%(48時間値) |
4-ヒドロキシ体 | 8%(12〜72時間値) | 1%(48時間値) |
下降(降圧率) | ||
「判定不能」を含む | 「判定不能」を除く | |
単独療法 | 64.3%(45/70) | 78.9%(45/57) |
利尿降圧薬併用 | 77.3%(17/22) | 77.3%(17/22) |
Ca拮抗薬併用 | 66.7%(8/12) | 66.7%(8/12) |
合計 | 67.3%(70/104) | 76.9%(70/91) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/04/17 版 |