ヘパリン類似物質油性クリーム0.3%「ニプロ」とヒルドイドソフト軟膏0.3%を、健康成人男性8名の前腕部内側(適用面積2.54cm
2、適用量5mg)に4時間適用した時の角層中の薬物量を測定した。
適用後4時間におけるヘパリン類似物質油性クリーム0.3%「ニプロ」及びヒルドイドソフト軟膏0.3%の角層中の薬物量(平均値±標準偏差)は、ヘパリン類似物質油性クリーム0.3%「ニプロ」が1.093±0.107μg/2.54cm
2、ヒルドイドソフト軟膏0.3%が1.103±0.134μg/2.54cm
2であった。
得られた角層中の薬物量の平均値の差を90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.70)〜log(1.43)の範囲内であり、両製剤の生物学的同等性が確認された
1)。
ヘパリン類似物質ローション0.3%「ニプロ」とヒルドイドローション0.3%を、健康成人男性18名の前腕部内側(適用面積2.54cm
2、適用量5mg)に6時間適用した時の角層中の薬物量を測定した。
適用後6時間におけるヘパリン類似物質ローション0.3%「ニプロ」及びヒルドイドローション0.3%の角層中の薬物量(平均値±標準偏差)は、ヘパリン類似物質ローション0.3%「ニプロ」が0.787±0.272μg/2.54cm
2、ヒルドイドローション0.3%が0.783±0.265μg/2.54cm
2であった。
得られた角層中の薬物量の平均値の差を90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.70)〜log(1.43)の範囲内であり、両製剤の生物学的同等性が確認された
2)。