医療用医薬品 : 炭酸水素ナトリウム

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医薬品情報


総称名 炭酸水素ナトリウム
薬効分類番号 2344
ATCコード B05CB04 B05XA02
KEGG DRUG D01203 炭酸水素ナトリウム
商品一覧 米国の商品
JAPIC 添付文書(PDF)

添付文書情報 1986年11月


禁忌 効能・効果及び用法・用量 使用上の注意 包装

商品情報 組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
炭酸水素ナトリウム「司生堂」 司生堂製薬 2344004X1127 0.77円/g

禁忌

次の患者には投与しないこと

(経口)

ナトリウム摂取制限を必要とする患者(高ナトリウム血症、浮腫、妊娠中毒症等)

効能・効果及び用法・用量

効能効果

(経口)

下記疾患における制酸作用と症状の改善

胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む)

アシドーシスの改善、尿酸排泄の促進と痛風発作の予防

(含嗽・吸入)

上気道炎の補助療法(粘液溶解)

用法用量

炭酸水素ナトリウムとして、通常成人1日3〜5gを数回に分割経口投与する。

含嗽、吸入には1回量1〜2%液100mLを1日数回用いる。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

(経口)

重篤な消化管潰瘍のある患者

腎障害のある患者

心機能障害、肺機能障害のある患者

低クロル性アルカローシス等の電解質失調のある患者

相互作用

併用注意

(経口)

消化管内・体液のpH上昇により、併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、慎重に投与すること。

大量の牛乳、カルシウム製剤との併用によりmilk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。

副作用

その他の副作用

(経口)

代謝異常

アルカローシス、ナトリウム蓄積による浮腫等の症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は休薬等の適切な処置を行うこと。

消化器

ときに胃部膨満、また、まれに胃酸の反動性分泌等の症状があらわれることがある。

包装

500g

作業情報


改訂履歴

1986年11月

業態及び業者名等

司生堂製薬株式会社
東京都新宿区下落合2-12-10


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版