医療用医薬品 : ヒマシ油 |
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| 総称名 | ヒマシ油 |
| 薬効分類名 | 下剤 |
| 薬効分類番号 | 2356 |
| ATCコード | A06AB05 |
| KEGG DRUG |
D06462
ヒマシ油
商品一覧 |
| KEGG DGROUP |
DG00071
ヒマシ油
商品一覧 DG01770 便秘薬 商品一覧 |
| JAPIC | 添付文書(PDF) |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヒマシ油「司生堂」 | 司生堂製薬 | 2356001X1086 | 1.19円/mL |
次の患者には投与しないこと
急性腹症が疑われる患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
痙れん性便秘の患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
重症の硬結便のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
ヘノポジ油、メンマ等の脂溶性駆虫剤を投与中の患者〔これらの薬剤の吸収を促進して中毒を起こすおそれがある。〕
リン、ナフタリンなどの脂溶性物質による中毒時〔これらの物質の吸収が促進されるおそれがある。〕
便秘症、食中毒における腸管内容物の排除、消化管検査時又は手術前後における腸管内容物の排除。
ヒマシ油として、通常、成人は15〜30mL(増量限度60mL)、小児は5〜15mL、乳幼児は1〜5mLを、それぞれそのまま又は水、牛乳などに浮かべて頓用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
重要な基本的注意
小腸の消化吸収を妨げ全身の栄養状態に影響を及ぼすことがあるので連用を避けること。
副作用
副作用発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない
その他の副作用
消化器(頻度不明)
悪心・嘔吐、腹痛等の症状があらわれることがある。
過敏症(頻度不明)
過敏症状があらわれた場合には投与を中止すること。
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
妊婦、授乳婦への投与
子宮収縮を誘発して流早産の危険性があるので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。
ヒト母乳中に移行し乳児の下痢を起こすことがあるので、授乳中の婦人には投与しないことが望ましい。
その他の注意
即効性であるので就寝前の服用を避けさせること。
本品はモルモットによる実験で小腸内で胆汁共存下リパーゼの作用によって加水分解されてリシノール酸ナトリウムを生成し、結腸には影響しないで小腸及び盲腸を収縮して瀉下作用を現すが、ラット又はヒトでは消化管内で加水分解されて吸収されるので、少量の適用では効果が現れない。
注意
空気中に放置すると酸敗しやすい。
火気注意
500mL
| 1. | 第14改正日本薬局方解説書 広川書店 |
| 改訂履歴 |
2009年4月 作成 (新様式第1版) |
| 文献請求先 |
司生堂製薬株式会社 |
| 業態及び業者名等 |
製造販売元 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/12/17 版 |