医療用医薬品 : ピルシカイニド塩酸塩 |
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総称名 | ピルシカイニド塩酸塩 |
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一般名 | ピルシカイニド塩酸塩水和物 |
欧文一般名 | Pilsicainide Hydrochloride Hydrate |
薬効分類名 | 不整脈治療剤 |
薬効分類番号 | 2129 |
KEGG DRUG |
D01554
ピルシカイニド塩酸塩水和物
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KEGG DGROUP |
DG01653
抗不整脈薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ピルシカイニド塩酸塩カプセル25mg「TCK」 (後発品) | PILSICAINIDE HYDROCHLORIDE Capsules 「TCK」 | 辰巳化学 | 2129008M1148 | 11.9円/カプセル | 劇薬, 処方箋医薬品 |
ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「TCK」 (後発品) | PILSICAINIDE HYDROCHLORIDE Capsules 「TCK」 | 辰巳化学 | 2129008M2152 | 19.8円/カプセル | 劇薬, 処方箋医薬品 |
リファンピシン | 本剤の作用を減弱させることがある。 | リファンピシンによりチトクロームP450の産生が誘導され、本剤の代謝速度が促進し、血中濃度が低下する可能性が考えられている。 |
カルシウム拮抗薬 ベラパミル β-受容体遮断薬 プロプラノロール ジギタリス製剤 ジゴキシン 硝酸・亜硝酸エステル系薬剤 ニトログリセリン [9.1.6参照] | 動物実験(イヌ)において、本剤の作用が増強される可能性が報告されている。 | 機序は明らかではないが、作用増強の可能性が考えられている。 |
セチリジン | 両剤の血中濃度が上昇し、本剤の副作用が発現したとの報告がある。 | 腎でのトランスポーターを介した排泄が競合するためと考えられている。 |
0.1〜5%未満 | 頻度不明 | |
循環器 | QRS幅の増大、QT延長、房室ブロック、洞房ブロック、胸部不快感、動悸、心室性期外収縮、上室性期外収縮、心房細動、上室性頻拍 | 胸痛、徐脈、心房粗動、血圧低下 |
消化器 | 胃痛、悪心、嘔吐、口渇、下痢、腹部不快感 | 便秘、食欲不振 |
精神神経系 | めまい、頭痛、眠気 | 振戦、不眠、しびれ |
血液 | 好酸球増加、リンパ球減少 | 白血球数減少、血小板数減少 |
肝臓 | AST上昇、ALT上昇、LDH上昇 | − |
過敏症 | 発疹、蕁麻疹 | そう痒感 |
腎臓 | − | BUN上昇、クレアチニン上昇、尿蛋白陽性 |
泌尿器 | − | 排尿困難 |
その他 | 全身倦怠感、CK上昇、脱力感 | 熱感 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0→24hr (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | T1/2 (hr) | |
ピルシカイニド塩酸塩カプセル25mg「TCK」 | 1533.87±247.91 | 215.21±28.79 | 1.45±0.46 | 4.53±0.75 |
サンリズムカプセル25mg | 1531.83±308.37 | 214.29±31.47 | 1.38±0.43 | 4.63±0.82 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0→24hr (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | T1/2 (hr) | |
ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「TCK」 | 2908.48±527.23 | 435.18±126.07 | 1.43±0.37 | 5.39±0.52 |
サンリズムカプセル50mg | 3069.54±592.26 | 445.27±91.59 | 1.45±0.36 | 5.45±0.63 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |