医療用医薬品 : トリアゾラム |
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| 総称名 | トリアゾラム |
|---|---|
| 一般名 | トリアゾラム |
| 欧文一般名 | Triazolam |
| 製剤名 | トリアゾラム錠 |
| 薬効分類名 | 睡眠導入剤 |
| 薬効分類番号 | 1124 |
| ATCコード | N05CD05 |
| KEGG DRUG |
D00387
トリアゾラム
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| KEGG DGROUP |
DG03202
睡眠薬
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
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1.警告 2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 25.保険給付上の注意 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| トリアゾラム錠0.125mg「日新」 (後発品) | Triazolam Tablets 0.125mg"NISSIN" | 日新製薬-山形 | 1124007F1160 | 5.9円/錠 | 向精神薬(第三種向精神薬), 習慣性医薬品注1), 処方箋医薬品注2) |
| トリアゾラム錠0.25mg「日新」 (後発品) | Triazolam Tablets 0.25mg"NISSIN" | 日新製薬-山形 | 1124007F2263 | 6.1円/錠 | 向精神薬(第三種向精神薬), 習慣性医薬品注1), 処方箋医薬品注2) |
| イトラコナゾール (イトリゾール) ポサコナゾール (ノクサフィル) フルコナゾール (ジフルカン) ホスフルコナゾール (プロジフ) ボリコナゾール (ブイフェンド) ミコナゾール (フロリード) [2.4参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
| HIVプロテアーゼ阻害剤 アタザナビル硫酸塩 (レイアタッツ) ダルナビル エタノール付加物 (プリジスタ) ホスアンプレナビルカルシウム水和物 (レクシヴァ) リトナビル (ノービア) ロピナビル・リトナビル (カレトラ) [2.4参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
| ニルマトレルビル・リトナビル (パキロビッド) [2.4参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
| エンシトレルビル フマル酸 (ゾコーバ) [2.4参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
| コビシスタット含有製剤 (ゲンボイヤ、シムツーザ、プレジコビックス) [2.4参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
| エファビレンツ (ストックリン) [2.4参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
| アルコール 中枢神経抑制剤 フェノチアジン誘導体 バルビツール酸誘導体等 | 精神神経系等の副作用があらわれるおそれがある。 なお、できるだけ飲酒は避けさせること。 | 中枢神経抑制作用が増強される。 |
| エリスロマイシン クラリスロマイシン ジョサマイシン シメチジン ジルチアゼム イマチニブメシル酸塩 | 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
| キヌプリスチン ダルホプリスチン | 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 | これらの薬剤が代謝酵素(CYP3A4)を阻害することにより、本剤の代謝が阻害される。 |
| 強いCYP3A誘導剤 カルバマゼピン、フェノバルビタール、リファンピシン等 | 本剤の作用が低下するおそれがある。 | 本剤の代謝が促進される。 |
| グレープフルーツジュース | 本剤の作用が増強するおそれがある。 | 本剤のバイオアベイラビリティが増加する。 |
| モノアミン酸化酵素阻害剤 | 多汗、起立性低血圧等の副作用があらわれるおそれがある。 | 機序不明 |
| セリチニブ | 治療上の有益性が危険性を上回る場合を除き、セリチニブとの併用は避け、代替の治療薬への変更を考慮すること。 | セリチニブが代謝酵素(CYP3A4)を阻害することにより、本剤の代謝が阻害される。 |
| 1%以上 | 1%未満 | 頻度不明 | |
| 精神神経系 | 眠気(14.3%)、ふらつき(9.0%)、頭重(5.1%)、頭痛(4.2%)、めまい(2.9%)、協調運動失調(1.1%) | 舌のもつれ、耳鳴、焦燥感、霧視 | 不安、不眠、不快感、言語障害、見当識障害、意識混濁、視覚異常(散瞳、羞明、眼精疲労)、多夢、魔夢、知覚減退、転倒、多幸症、鎮静 |
| 肝臓 | AST、ALT、γ-GTP、Al-Pの上昇 | ||
| 消化器 | 下痢 | 口渇、心窩部不快感、食欲不振、悪心・嘔吐、腹痛 | 便秘 |
| 循環器 | 動悸、胸部圧迫感 | 血圧上昇、血圧降下 | |
| 過敏症 | 発疹、そう痒 | ||
| 骨格筋 | 倦怠感(11.1%) | 脱力感等の筋緊張低下症状 | |
| その他 | 味覚変化 | 皮下出血、尿失禁、便失禁、尿閉、CK上昇 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |