医療用医薬品 : アデノシン |
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総称名 | アデノシン |
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一般名 | アデノシン |
欧文一般名 | Adenosine |
製剤名 | アデノシン注 |
薬効分類名 | 心臓疾患診断補助剤 |
薬効分類番号 | 7990 |
ATCコード | C01EB10 |
KEGG DRUG |
D00045
アデノシン
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KEGG DGROUP |
DG00243
アデノシン
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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アデノシン負荷用静注60mgシリンジ「FRI」 (後発品) | ADENOSINE Injection Syringe FRI | PDRファーマ | 7990402G1021 | 5127円/筒 | 処方箋医薬品注) |
ジピリダモール ペルサンチン [2.9参照] | 完全房室ブロック、心停止等が発現することがある。ジピリダモールの投与を受けた患者に本剤を投与する場合には少なくとも12時間の間隔をおくこと。もし完全房室ブロック、心停止等の症状が現れた場合は本剤の投与を中止すること。 | ジピリダモールは体内でのアデノシンの血球、血管内皮や各臓器での取り込みを抑制し、血中アデノシン濃度を増大させることによりアデノシンの作用を増強する。 |
メチルキサンチン類 無水カフェイン・カフェイン水和物 テオフィリン(テオドール) アミノフィリン水和物(ネオフィリン) カフェインを含む飲食物 コーヒー、紅茶、日本茶、コーラ、チョコレート等 [2.9,8.6参照] | メチルキサンチン類によりアデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制し、虚血診断に影響を及ぼすことがある。本剤を投与する場合は12時間以上の間隔をあけること。 | メチルキサンチン類はアデノシン受容体に拮抗するため、アデノシンの作用を減弱させる。 |
5%以上 | 0.5〜5%未満 | 0.5%未満 | 頻度不明 | |
循環器 | 胸痛・胸部不快感・心窩部不快感(36.9%)、血圧低下、ST-T変化、房室ブロック | 胸部・心窩部圧迫感、頻脈、心室性期外収縮、上室性期外収縮、動悸、血圧上昇、QT延長 | 洞停止、心房細動、洞房ブロック、脚ブロック、冠動脈攣縮、徐脈、QRS幅拡大 | |
呼吸器 | 息切れ・呼吸困難 | 頻呼吸 | 鼻炎、気管支痙攣、咳 | |
過敏症 | 皮疹 | 紅斑 | ||
精神神経系 | めまい、あくび | 不安・神経過敏、異常感覚、振戦、傾眠、意識消失 | ||
消化器 | 口渇、腹痛、腹部不快感、嘔気・嘔吐 | 歯痛 | 嚥下困難、胃腸不快感 | |
血液 | 赤血球減少、血小板減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値低下 | 白血球増加、白血球減少、血小板増加 | ||
肝臓 | ALT上昇 | ALP上昇、総ビリルビン上昇 | ||
腎臓 | BUN上昇、クレアチニン上昇 | |||
全身 | 熱感(16.7%)、頭痛・頭重感 | 潮紅、喉・首・顎の不快感、倦怠感、異常感 | 背部痛、発汗・冷汗 | 無力症、背部不快感、上肢不快感、下肢不快感、気分不良 |
その他 | 眼のかすみ、鼻腔・口内異常感覚、総コレステロール上昇、総コレステロール減少、CK上昇 | 弱視、眼痛、耳痛、味覚倒錯 |
体重(kg) | 投与速度(mL/min) |
40 | 1.6 |
50 | 2.0 |
60 | 2.4 |
70 | 2.8 |
80 | 3.2 |
アデノシン負荷\運動負荷 | 虚血あり | 虚血なし | 合計(例) |
虚血あり | 6 | 1 | 7 |
虚血なし | 0 | 30 | 30 |
合計(例) | 6 | 31 | 37 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/07/24 版 |