使用時には、以下の点に注意すること。
・感染に対する配慮をすること。
・シリンジが破損するおそれがあるので、シリンジを鉗子等で叩くなど、強い衝撃を与えないこと。
・液漏れする可能性があるので、外筒(バレル)を強く握らないこと。
・シリンジが破損するおそれがあるので、造影剤等の高圧注入には使用しないこと。
注射剤の溶解希釈剤として使用する場合は、生理食塩液が適切であることを確認するとともに、使用に際してはよく混合すること。
14.3.1 使用に際しては、外袋を切り口からゆっくり開け、取り出すこと。
14.3.2 押子(プランジャー)を時計回りに回転させ、ガスケットにしっかり接続すること。シリンジポンプ使用中に押子が外れた場合、サイフォニング(自然落下による急速注入)や逆流が起こるおそれがある。
14.3.3 押子が外れたり、ガスケットが変形し薬液が漏出したりするおそれがあるので押子のみを持たないこと。
14.3.4 押子を反時計回りに回転させると接続に緩みが生じ、ガスケットから押子が外れるおそれがあるので、押子を反時計回りに回転させないこと。
14.3.5 筒先のキャップをゆっくり回転させながら外して、注射針等に確実に接続すること。キャップを外した後は、筒先に触れないこと。
14.3.6 シリンジポンプを使用して投与する場合は、以下の点に注意すること。
・本シリンジが使用可能な設定であることを必ず確認するとともに、シリンジポンプの取扱説明書に従って投与すること。
・シリンジポンプの送り機構(スライダー)のフックに確実にセットすること。正しくセットされていない場合、サイフォニングや逆流が起こるおそれがある。
・本シリンジは、極端な陰圧が発生する回路には使用しないこと。また、本剤で溶解・希釈したヘパリンなどの抗凝固薬を血液透析時に投与する場合は、抗凝固薬注入ラインが血液ポンプの下流に設置された血液回路に用いること。血液回路の閉塞などにより極端な陰圧が発生した場合、ガスケットが押子から外れたり、シリンジポンプの送り機構のフックから押子が外れ、本剤が急速注入されるおそれがある。
14.3.7 注射針等を接続する場合は誤刺に注意し、しっかりと固定すること。
14.3.8 静脈内投与時は、ゆっくり静脈内に注射すること。
開封後の使用は1回限りとし、使用後の残液はシリンジとともに速やかに廃棄すること。