医療用医薬品 : オルメサルタン |
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総称名 | オルメサルタン |
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一般名 | オルメサルタン メドキソミル |
欧文一般名 | Olmesartan Medoxomil |
薬効分類名 | 高親和性AT1レセプターブロッカー |
薬効分類番号 | 2149 |
ATCコード | C09CA08 |
KEGG DRUG |
D01204
オルメサルタンメドキソミル
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KEGG DGROUP |
DG01495
アンジオテンシンII受容体拮抗薬
DG03231
血圧降下薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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オルメサルタン錠5mg「JG」 (後発品) | Olmesartan Tablets | 日本ジェネリック | 2149044F3035 | 10.4円/錠 | 処方箋医薬品注) |
オルメサルタン錠10mg「JG」 (後発品) | Olmesartan Tablets | 日本ジェネリック | 2149044F1032 | 10.6円/錠 | 処方箋医薬品注) |
オルメサルタン錠20mg「JG」 (後発品) | Olmesartan Tablets | 日本ジェネリック | 2149044F2039 | 20.2円/錠 | 処方箋医薬品注) |
オルメサルタン錠40mg「JG」 (後発品) | Olmesartan Tablets | 日本ジェネリック | 2149044F4031 | 28.7円/錠 | 処方箋医薬品注) |
アリスキレンフマル酸塩 ラジレス (糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。) [2.3参照] | 非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。 | レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
カリウム保持性利尿剤 スピロノラクトン、 トリアムテレン等 カリウム補給剤 塩化カリウム等 | 血清カリウム値が上昇することがある。 | 本剤のアルドステロン分泌抑制作用によりカリウム貯留作用が増強するおそれがある。危険因子:腎機能障害のある患者 |
利尿降圧剤 フロセミド、 トリクロルメチアジド等 [11.1.4参照] | 一過性の急激な血圧低下を起こすおそれがある。低用量から投与を開始し、増量する場合は徐々に行うこと。 | 利尿降圧剤で治療を受けている患者にはレニン活性が亢進している患者が多く、本剤が奏効しやすい。 |
リチウム製剤 炭酸リチウム | リチウム中毒が起こるおそれがある。 | 明確な機序は不明であるが、ナトリウムイオン不足はリチウムイオンの貯留を促進するといわれているため、本剤がナトリウム排泄を促進することにより起こると考えられる。 |
アリスキレンフマル酸塩 | 腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。 | レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
アンジオテンシン変換酵素阻害剤 | 腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。 | レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
非ステロイド性消炎鎮痛剤 | 降圧作用が減弱するおそれがある。 | 非ステロイド性消炎鎮痛剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成阻害作用により、本剤の降圧作用を減弱させる可能性がある。 |
非ステロイド性消炎鎮痛剤 | 腎機能を悪化させるおそれがある。 | プロスタグランジンの合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。 |
1〜5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹 | そう痒 | |
血液 | 赤血球数減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少 | 白血球数増加、血小板数減少 | 貧血 |
精神神経系 | めまい、立ちくらみ、ふらつき感 | 頭痛、頭重感、眠気 | |
消化器 | 軟便 | 下痢、嘔気・嘔吐、口渇、口内炎、胃部不快感、便秘、腹痛 | |
循環器 | 心房細動、動悸、ほてり、胸痛 | ||
肝臓 | ALT上昇、AST上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇 | ALP上昇 | |
泌尿器 | BUN上昇 | 血清クレアチニン上昇、尿蛋白陽性、尿沈渣陽性 | 頻尿 |
その他 | CK上昇、CRP上昇、トリグリセリド上昇、血清カリウム上昇、尿酸上昇 | 全身倦怠感、咳嗽 | 浮腫、異常感(浮遊感、気分不良等)、胸部不快感、筋肉痛、脱力感、疲労、しびれ、味覚異常、脱毛 |
投与量 | 例数 | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | t1/2 (hr) | AUC (ng・hr/mL) |
5mg | 6 | 152±31 | 1.8±0.4 | 8.7±1.2 | 892±191 |
10mg | 6 | 277±46 | 1.7±0.5 | 10.2±1.8 | 1576±244 |
20mg | 6 | 481±117 | 2.2±0.4 | 11.0±3.8 | 2903±915 |
40mg | 6 | 1006±152 | 1.7±0.5 | 10.6±4.7 | 5807±1142 |
投与量 | 例数 | Cmax注3) (ng/mL) | Tmax (hr) | t1/2 (hr) | AUC注3) (ng・hr/mL) |
10mg注1) | 20 | 285.1(0.253) | 2.2±0.8 | 6.5±0.9 | 1981.2(0.234) |
20mg注1) | 19 | 496.0(0.300) | 2.5±1.1 | 6.3±0.8 | 3288.9(0.254) |
40mg注2) | 10 | 1008.5(0.267) | 2.6±1.0 | 6.0±1.0 | 7848.0(0.301) |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-32 (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | T1/2 (hr) | |
オルメサルタン錠10mg「JG」 | 2130.45±526.84 | 355.16±81.16 | 1.9±0.8 | 6.8±0.7 |
オルメテック錠10mg | 2263.97±459.57 | 385.41±87.26 | 1.8±0.9 | 6.9±0.7 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-32 (ng・hr/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (hr) | T1/2 (hr) | |
オルメサルタン錠40mg「JG」 | 6689.25±1704.70 | 1000.23±184.03 | 2.3±1.1 | 6.8±0.8 |
オルメテック錠40mg | 6992.15±1664.74 | 1112.64±239.70 | 2.2±1.2 | 6.7±1.1 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |