医療用医薬品 : フェノフィブラート |
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総称名 | フェノフィブラート |
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一般名 | フェノフィブラート |
欧文一般名 | Fenofibrate |
薬効分類名 | 高脂血症治療剤 |
薬効分類番号 | 2183 |
ATCコード | C10AB05 |
KEGG DRUG |
D00565
フェノフィブラート
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KEGG DGROUP |
DG01946
脂質低下薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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フェノフィブラート錠53.3mg「武田テバ」 (後発品) | Fenofibrate Tablets “TAKEDA TEVA” | 武田テバファーマ | 2183006F3040 | 8.5円/錠 | 処方箋医薬品注) |
フェノフィブラート錠80mg「武田テバ」 (後発品) | Fenofibrate Tablets “TAKEDA TEVA” | 武田テバファーマ | 2183006F4046 | 10.1円/錠 | 処方箋医薬品注) |
抗凝血剤 ワルファリン | プロトロンビン時間を測定して抗凝血剤の用量を調節し、慎重に投与すること。 | 抗凝血剤の作用を増強する。 |
HMG-CoA還元酵素阻害薬 プラバスタチンナトリウム シンバスタチン フルバスタチンナトリウム 等 [9.2.3参照] | 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。 | 危険因子:腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者 |
スルホニル尿素系血糖降下薬 グリベンクラミド グリメピリド 等 [9.8.2参照] | 低血糖症(冷汗、強い空腹感、動悸等)があらわれるとの報告があるので、併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 | 血糖降下作用が増強される。 |
陰イオン交換樹脂剤 コレスチラミン | 陰イオン交換樹脂剤投与前1時間あるいは投与後4〜6時間以上間隔をあけて投与すること。 | 吸収が遅延あるいは減少する可能性がある。 |
シクロスポリン | 外国において重症な腎機能障害が報告されているので、腎機能検査等に注意し、慎重に投与すること。 | 併用により腎機能への影響を増大させる。 |
5%以上 | 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
肝臓 | 肝機能検査値異常(AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇等) | 肝腫大 | ||
皮膚 | 発疹、そう痒感、蕁麻疹 | 脱毛、光線過敏症 | 多形紅斑 | |
消化器 | 嘔気、嘔吐、便秘、下痢、食欲不振、心窩部痛、胃部不快感 | 腹痛、口渇、腹部膨満感 | 口内炎、鼓腸、胸やけ | |
腎臓 | 腎機能検査値異常(BUN上昇、クレアチニン上昇等) | |||
筋肉 | CK上昇 | 脱力感 | 筋肉痛、筋痙攣、こわばり感 | |
血液 | 貧血(赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値減少)、白血球増多、白血球減少、好酸球増多、血小板増加 | 血小板減少 | ||
精神神経系 | 頭痛、めまい | ふらつき | ||
胆管系 | 胆石症、胆のう炎 | |||
その他 | 抗核抗体陽性 | 全身倦怠感、動悸 | 腫脹、下肢痛、味覚異常 | 浮腫、発熱、勃起障害、頻尿、血中ホモシステイン増加、しびれ感、ほてり |
\投与量 | フェノフィブラート錠106.6mg (53.3mg×2錠) | 微粉化フェノフィブラートカプセル製剤134mg (67mg×2カプセル) |
Cmax(μg/mL) | 8.993±1.017 | 9.186±1.930 |
AUC0-t(μg・hr/mL) | 152.24±33.42 | 155.21±38.18 |
\投与量 | フェノフィブラート錠160mg (80mg×2錠) | 微粉化フェノフィブラートカプセル製剤200mg (100mg×2カプセル) |
Cmax(μg/mL) | 11.796±1.550 | 12.256±3.074 |
AUC0-t(μg・hr/mL) | 207.12±42.11 | 216.68±54.09 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-96 (ng・h/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (h) | T1/2 (h) | |
フェノフィブラート錠53.3mg「武田テバ」 | 62268.03±18592.85 | 2319.22±775.03 | 4.45±1.23 | 21.09±4.57 |
リピディル錠53.3mg | 61892.14±15732.97 | 2491.54±636.45 | 3.75±1.33 | 20.57±4.37 |
判定パラメータ | 参考パラメータ | |||
AUC0-96 (ng・h/mL) | Cmax (ng/mL) | Tmax (h) | T1/2 (h) | |
フェノフィブラート錠80mg「武田テバ」 | 86419.08±25337.91 | 3285.18±1069.83 | 4.26±1.06 | 22.22±6.16 |
リピディル錠80mg | 88438.51±24963.66 | 3647.65±1032.77 | 3.96±1.58 | 21.47±5.51 |
腎障害患者の障害度 | AUC0-∞ (μg・hr/mL) | Cmax (μg/mL) | Tmax (hr) | T1/2 (hr) |
軽度 | 202.7±82.3 | 8.2±4.2 | 6.0±1.2 | 25.5±2.2 |
中等度 | 266.9±71.2 | 6.5±1.7 | 6.7±0.7 | 35.1±5.7 |
総コレステロール | トリグリセライド | LDLコレステロール | HDLコレステロール | |
フェノフィブラートカプセル製剤群 | -17.1±1.4(n=78) | -46.8±4.3(n=50) | -24.8±2.2(n=50) | 26.1±5.1(n=20) |
クリノフィブラート錠群 | -5.0±1.2(n=82) | -12.3±5.5(n=52) | -8.5±1.5(n=54) | 9.8±2.8(n=31) |
総コレステロール | トリグリセライド | LDLコレステロール | HDLコレステロール | |
フェノフィブラートカプセル製剤群 | -15.2±1.6(n=71) | -41.8±4.5(n=57) | -24.5±2.3(n=47) | 25.7±4.8(n=36) |
ベザフィブラート徐放錠群 | -10.3±1.3(n=69) | -34.6±4.7(n=47) | -17.6±2.4(n=43) | 21.5±4.1(n=28) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/08/21 版 |